カナダの大学への留学情報は多くありますが、高校に留学する人はそこまで多くないため、
カナダの高校生活についての情報はあまりないかもしれません。
あるいは、カナダの高校を舞台にした映画やドラマを見て、純粋に「カナダ人の高校生活について知りたい!」と思ったかもしれません。
そんなあなたに、カナダの高校生活とはどういったものか
- 時間割と1日の流れ
- 数学などの科目
- 服装やファッション
- 恋愛事情
- バイト事情
といった5つの観点からご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
目次
カナダの高校生活その1:時間割と1日の流れ
カナダの高校には1年間で8科目の授業を学ぶリニア制と、1学期と2学期にそれぞれ4科目の授業を学ぶセメスター制という二つのタイプがあります。
高校によって違うかもしれませんが、リニア制だと1クラス50分、セメスター制だと1クラス70分であることが多いです。
日本の高校と違うのは、カナダの高校にはホームルームがないということです。
自分の教室、自分の机というのがないのです。
教科書やノートなどの持ち物は、自分の机の引き出しに入れるのではなく、代わりに一人一人与えられたロッカーに収納します。
ホームルームはありませんが、代わりに学年混合のホームフォームというものがあります。
日本でいう縦割り班てきなイメージと考えると良いのではないでしょうか。
リニア制度の高校に通っていた私の1日の流れと時間割はというと、8:15にホームフォームが始まり、10分後に最初の授業、2クラスあったのちにRecessという15分の休憩、
また2授業あった後に1時間のランチタイム、それから2授業あって帰宅。(帰りはホームフォームの時間はありません)
このような1日の流れでした。
自分の時間割に選択する授業ですが、日本の大学と同じように、必須科目とは別に、選択科目の中から自分である程度決めることができます。
自分の興味に基づいて取れる授業を決められたり、いろいろな授業を取ることでいろいろな生徒と関わることができるのは良いですよね。
詳しくはこちらの記事でどうぞです:カナダの高校の時間割と1日の流れってどんな感じ?留学前に必見!
カナダの高校生活その2:数学などの科目
カナダの高校では必須科目と選択科目があり、4学年あるうちの一番下の学年(Grade9)で英語、数学、理科、社会、体育、アートなどの必修科目を取り、その後進級するごとに選択科目から自分の興味に基づいて科目を選択できるようになります。
必修科目の中でも重要な数学に関しては、
やはりイメージ通りカナダの高校の数学は日本の高校の数学より遅れており(というより、日本のほうが進んでいる?)、日本人留学生の多くは入学試験の結果から1学年上の数学のクラスに配置されることが多いです。
英語が多少苦手でも、数学であれば数字ベースなので(文章問題であれば別ですが・・・)、日本人留学生はカナダの高校生に比べて有利ですね!
さらに、授業とは別に、カナダの高校にはStudy Hallという自習時間が存在します。
私が韓国で通っていたインターナショナルスクールでもありましたが、このStudy Hallって結構有意義に過ごせる貴重な時間で、先生や他の生徒もいるので、自宅で自習するよりもよっぽど効率的に勉強ができます。
家で勉強すると、どうしてもネットサーフィンやテレビなど、いろいろな誘惑に負けちゃいがちですからね・・・笑
詳しくはこちらの記事でどうぞです:カナダの高校の科目って?数学はどんな感じ?
カナダの高校生活その3:服装やファッション
カナダの高校のほとんどは公立学校で、私立高校は数少ないです。
公立高校では私服ですが、オシャレよりも楽で機能的な服装を求める高校生が多いです。
例えばタイトなシルエットのLuLulemonやTNAのアイテム、あとはムートンブーツですね。
私立高校では基本的に制服、ブレザータイプで男女共通してネクタイです。
高校以外での服装はと言うと、基本的に男女共通してスキニージーンズのファッションはよく見られます。
確かに、カナダ限らずですが西洋の国の人って、ジーンズをカッコ良く着こなしているイメージですよね。
ジーンズにシンプルなTシャツ、それだけでも様になっちゃうから不思議です。(日本人がこれやっても、普通なだけ・・・)
日本と違ってちょっと驚いちゃうのが、カナダ人女性のトップスとレギンスのみのファッションですね。
日本の男性陣、カナダに行った際、こう言う服装を着ている女性のことをジロジロ見ないように(笑)
詳しくはこちらの記事でどうぞです:カナダの高校生の服装やファッション!学内や学外・私服や制服は?
カナダの高校生活その4:恋愛事情
カナダの高校生の恋愛として主な出会いは、やはり同じ高校内です。
日本の恋愛と違う点としては、カナダ人の恋愛では、告白という文化がありません。
つまり、正式に「今日から付き合うようになった」というよりは、最初はグループで付き合い、
その後何度か二人だけでどこかに行ったりするようになり、気づいたらいつの間にかカップルになっていることが多いです。
そしてやはり、海外のイメージといいますか、スキンシップが多いイメージがありますよね。
それは、カナダ人の恋愛でも同じことが言えます。
また、意外にも「I love you」という言葉は重く捉えられているので、そんなに気軽に使えるセリフではありません。
定番のデートスポットは、お互いの家です。
じゃあカナダでは日本人も人気があるのかというと、日本に関心を持っている人は多いので、仲良くなりやすいかもしれません。
ただ、日本だと「女子力高めないと」「見た目に力をいれないと」と思ってしまいがちですが、カナダ人はどちらかというと、自分の好きなことや夢をしっかり持っていて、自立した人(男性・女性問わず)に魅力を感じますね。
詳しくは、こちらの記事でどうぞです:カナダの高校生の恋愛事情は?日本人と恋愛するときのポイントも
カナダの高校生活その5:バイト事情
カナダに留学中の高校生でも、ビザの条件を守っていればバイトをすることができます。
ただし週20時間以内など、制限はありますし留学の目的はあくまでも語学や学業なので、アルバイトをしすぎて
学業がおろそかにならないように気をつけてください!
詳しくは、こちらの記事をどうぞです:カナダ留学中の高校生はバイトできる?条件や時給など日本と比較!
カナダの高校生活:まとめ
以上、カナダの高校生活についてでした。
同じ高校生とは言っても、日本の高校生とだいぶ違って、面白い世界を知ることができて楽しいですよね!
あなたがこれからカナダの高校に留学すると言うことであれば、以上のことを念頭に留学生活を楽しんでくださいね♪
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