朝ドラ『べっぴんさん』のヒロインで、広く全国に知れ渡ることとなった女優の芳根京子(よしね きょうこ)さん。
業界の中では、“オーディション荒らし” の異名を持ち、“彼女がこのオーディションを受けるなら彼女で決まったようなもの” とライバルに思わせてしまう程の実力の持ち主。
今回はそんな芳根京子さんの朝ドラ秘話やプライベートな部分、高校や北海道との関わり、昔患っていた難病のことについてご紹介していきましょう。
目次
芳根京子が朝ドラで崩壊?!
芳根京子さんは2016年の朝ドラ、『べっぴんさん』にてヒロインの座を勝ち取りました。
それまでにも『花子とアン』で主人公の女学校時代の友人、蓮子の娘・富士子を演じていますが、はやりヒロインとその他のキャラクターでは重圧が違ったのでしょう……。
のちに出演した『ダウンタウンなう』で当時の崩壊ぶりを告白していました。
朝ドラヒロインには「7月に体調を壊して、8月にマネージャーと喧嘩をして、9月に精神が崩壊する」というジンクスがあるそうです。
芳根京子さんは、その3ヶ月間には特に何もなかったようですが、クランクアップの約1ヶ月前から急に変化が……。
「撮影が終わる3週間前に崩壊しました。爆発しました」
「『あと1カ月で終わるね』って言われすぎたんです。でも、あと1カ月がどれだけつらいか知ってるかって……。演出のチーフの方(梛さん)が優しくて、ブワーって泣いちゃって」
「役の話をしてたんですけど、ふと我に返ったときに泣き出して、『どうした?』『わかんないです。帰りたい。家族に会いたい。寂しい。苦しい。眠たい』って」
当時の様子を『ダウンタウンなう』で共演した夏菜さん(『純と愛』主演)と共に分かち合い、振り返っていました。
もともとは東京出身の芳根京子さんですから、大阪に生活の拠点を移し、9ヶ月間撮影し続けるというのは並大抵のことではなかったと思います。
でも、朝ドラの重圧から解放されたクランクアップでは「明日から前を向いて、また皆さんとお仕事できるように精一杯がんばっていきたいと思います」と前向きな発言で締めくくったそうですよ。
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芳根京子の高校はどこ?
芳根京子さんは2019年現在、まだ22歳。
ついこの間まで高校生だったことを考えると、どの高校に通っていたかは気になりますよね?
調べてみたところ、高校時代は二つの学校で過ごしていました。
まず最初は都立の高校に通っていましたが、校則が厳しいことや仕事が忙しくなったことで通信制の学校へと編入。
そして無事、通信制高校を卒業し、現在に至ります。
公式に学校名が発表されていないので以下は推測となりますが、2つの高校について調べてみました。
まず最初に通っていた都立高校は「都立深沢高校」の可能性が高いです。
芳根京子さんは高校時代、自身のブログで制服姿を何度かアップしていました。そのネクタイの柄から都立深沢高校ではないか?という意見が濃厚です。
そして、編入した通信制の高校は「東海大学付属望星高等学校」の可能性が高そう。
こちらもブログの情報ですが、2015年3月8日に、高校を卒業したことを発表。
ブログ内に卒業証書を持った画像が掲載されているのですが、よくみてみると卒業式会場のガラスに「TOKAI」と書いてあります。
東海大付属の高校はいくつかありますが、通信制があるのは「東海大学付属望星高等学校」のみ。
その点から高校は「東海大学付属望星高等学校」と考えていいと思います。
ちなみにこの「東海大学付属望星高等学校」の卒業生の中には以下の芸能人がいるんです。
- えなりかずき
- 栗原類
- 夏帆
- 榮倉奈々
すごいですね!この並びをみると、芳根京子さんも「東海大学付属望星高等学校」を卒業したという説に信憑性を感じます。
ちなみに芳根京子さんは、2015年3月8日のブログで「わたしはね、大学へ進学はしません!お料理の専門学校も行きません!」と公言していますので、大学へは行かず、最終学歴は「高校」となります。
芳根京子は北海道出身なの?
芳根京子さんを調べていくと、東京都出身のはずが、なぜか北海道出身と噂されていることが分かりました。
なぜそのような話が出たのでしょうか?
実はこれ、親が関係しているようです。
芳根京子さんの父親は芳根聡さんといって、広告業界で働き、「スーパータンク」という制作会社を経営していました。
しかし2006年にライブドア事件があり、共同で事業を行なっていたことから会社は破産寸前。
そしてその後、別の会社に務めたり、妻の芳根千賀子さんの地元北海道で農作業を手伝ったりしていたこともあったそうです。
その時期に家族ごと北海道で生活していたようなので、芳根京子さんが北海道出身と噂される原因になっているのでは?と思いました。
ちなみに芳根京子さんのYouTubeチャンネルに、北海道の雪と戯れる動画があるので気になる方はチェックしてみてくださいね!
ちなみに芳根京子さんの父親は、現在「阿佐ヶ谷 天」というライブハウスを経営しています。
芳根京子が患っていたギランバレー症候群という難病
芳根京子さんは実は、中学2年生の時「ギランバレー症候群」という難病を患っていました。
ギランバレー症候群というのは、突然手足の力が入らなくなる病気です。
割合は10万人に1人か2人と言われているため、難病指定がされているんですね。
ときに顔面麻痺まで起こすことや自立呼吸が出来なくなることもあるそうですが、90%の人は自然に回復していき、問題なく元の生活が送れるようになります。
芳根京子さんも現在は完治され、運動障害が出ているわけでもなく元気に生活を送っているそうです。
時には持久走で1位を取ったことも!
ともあれ、元気になられたようで本当によかったです。
ギランバレー症候群はインフルエンザワクチンが原因という話や、風邪や下痢などがきっかけになることもあるそうで……。
しかし今の所ハッキリとした発症原因が分かっていませんので、誰が患ってもおかしくはない怖さがありますよね。
「芳根京子の朝ドラ話や高校、北海道、難病について」まとめ
今回は、若手女優・芳根京子さんに注目してみました。
ギランバレー症候群という難病を克服し、見事朝ドラのヒロインをゲットするなど、その活躍が目覚ましくこれからが楽しみな女性です。
出身高校や北海道の事にも触れてきましたが、知れば知るほどその魅力に圧倒されますね!
12月13日から公開されているアニメ映画「ぼくらの七日間戦争」の声優や、2020年に全国放送されるドラマ「チャンネルはそのまま!」の主演など。
今後もどんどんとお仕事が増え、いずれ大女優になる方なのでは?なんて期待しています!