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白菜の冷凍保存方法と解凍方法! 栄養は?漬物・鍋に使える?

投稿日:2019-01-08 更新日:

白菜の冷凍保存方法と解凍方法

白菜は通年スーパーで見かける野菜ですが、一番美味しくて旬の時期は11月から2月で、

これは「鍋が美味しい季節」でもありますよね。

ちなみに、白菜の主な産地は茨城県と長野県ですが、北海道から沖縄まで、実は全国で栽培されています。

栽培時期も土地によって違うので、だから一年を通してスーパーで見かけることができるのです。

キムチ鍋やしゃぶしゃぶ、トマト鍋など、ほぼどんな鍋料理にも合う白菜ですが、旬の時期の白菜はとっても大きく、

一度にひと玉は食べきれないこともあります。毎日白菜というのも、飽きちゃいますしね^^;

「せっかくの美味しい白菜を、美味しいうちに保存して食べたい」

そう思っているあなたのために、今回は白菜の冷凍保存と解凍方法や冷凍した際の栄養、漬物や鍋に使えるかなどについてご紹介します。

白菜は冷凍できるのか?正しい冷凍保存方法

白菜が冷凍保存できるかどうかですが、できます。

ただし、ちょっとした工夫は必要です。

というのも、多くの野菜は水分をたくさん含んでいます。特に、白菜は大部分が水分と言われています。

白菜を加熱調理すると、水分がたくさん出て、大量の白菜も一気にかさが減って小さくなりますよね。

冷凍するとその水分が氷の結晶となり、野菜の細胞壁をつぶしたり壊したりします。

そしてその野菜を解凍すると、氷の結晶が水になり、

傷ついた細胞から流れ出るのですが、その際に食品本来のうまみや栄養も流れ出てしまうのです。

 

でも、冷凍をすることに栄養が損なわれるのはイヤだ!

それを防ぐために、「ゆでる」必要があります。ゆでることで、野菜の水分を減らすことができます。

ただし、長い時間ゆでると今度は水溶性ビタミンが流れ出てしまうので、ゆでる時間はわずかな時間で大丈夫。たった5〜10秒で良いのです。

白菜の冷凍保存方法としては、使いやすい大きさに切って、茹でて水気を切ってから冷凍保存すると、食感も保たれます。

 

この「ゆでて冷凍保存」は、解凍時に出てくる水に栄養やうまみが逃げてしまわないようにすることが目的です。

この白菜を鍋物や煮物、汁物など、煮汁ごと食べる料理で使うのであれば、もっと簡単な方法があります。

生のままざく切りにして、冷凍保存するのです。

注意点としては、保存袋の空気をしっかり抜くことです。

この方法だと確かに白菜の食感はべちゃっとして悪くなるのですが、煮るのであれば特に問題にはならないでしょう。

 

保存袋といえば、私が愛用している保存袋はジップロックのフリーザーバッグです。

厚手でしっかりと密閉してくれるので、食品の保存や冷凍にはもちろん、

食品以外の例えば雑貨の整理にも使えて重宝しています!

あとは、お米を保存するときに、5合ずつに分けるのにもこのフリーザーバッグを使っていますね。

45枚入りだと多く感じちゃうかもしれませんが、意外とこれくらいあっという間に使っちゃいますよ。

 

白菜を冷凍保存しても栄養はなくならない?

野菜を冷凍保存することについて、不安になる人もいると思います。

そもそも、なぜ野菜を冷蔵庫や冷凍庫に入れるか、ですが

室温におくと日ごとに味や栄養価はおちて腐っていくのはご存知だと思います。

原因としては空気に触れることによる酸化や乾燥、

野菜に含まれる酵素の働き、野菜自身が呼吸することによる酸化があげられます。

 

冷蔵庫ではこのうちの「酵素の働き」を弱めることができます。

ただし、残りの要因で野菜の栄養価は落ちていってしまいます。

 

ところが冷凍庫では、酵素の働きがストップできるうえ、野菜も呼吸できないので、長い期間、栄養が保たれるのです。

白菜に含まれる栄養はビタミンCやカリウムなどのミネラルです。

正しく冷凍保存できれば、失われることはほとんどありません。


 

冷凍保存した白菜の解凍方法:鍋にぴったり!

さて、冷凍した白菜を解凍する場合ですが、やはり凍ったまま調理するのが良いでしょう。

野菜の細胞壁は壊されているので、味がしみやすくなっていて鍋物には最適です。

他にも、自然解凍やレンジで解凍しても良いですが、

先ほども言ったように、白菜の大部分は水分のため、どうしても食感がベシャッとしてしまいます。

炒め物に使用したい場合は、水気を絞ってから使用してください。

 

冷凍保存して解凍した白菜は漬物に使える?

この冷凍した白菜の使い道でおススメしたいのが、漬物です。

漬物を作るときに塩を振るのですが、これは野菜から水分を出すためです。

野菜から水を抜くことにより、うまみの密度を高めるとともに、殺菌効果や保存効果が得られます。

 

しば漬けなどの発酵漬物は、塩分により野菜の細胞壁が壊されたところに

乳酸菌などの発酵菌が入り込んで、発酵して出来上がります。

冷凍した白菜も、野菜の細胞壁が壊されて水分が抜けるので、塩を振った状態と同じになります。

浅漬けでも味は染み込みやすくなっていて短時間で出来上がりますし、発酵させて作る本格的な漬物にも適しています。

 

白菜の簡単でおいしい保存方法ってありませんか?!

ところで、白菜ってどう保存していますか?

ご家庭の冷蔵庫に置くにしても、大きくて難しく、

小さく切って保存する場合は、これまでご紹介してきましたように冷凍保存する方がいいでしょう。

ただし、冷凍庫のスペースが足りないなどの事情がある場合は、冷凍する以外に長く保存できる方法があります。

 

まず一つ目は常温で保存する方法です。

この場合は14度以下で風通しの良い場所、という条件になります。いわゆる冷暗所です。

白菜を新聞紙で包んで、芯を下にして立てておけば、2週間は日持ちします。

ただし、白菜が凍ってしまうような寒い場所では保存できないので、注意してください。

 

次に冷蔵庫で丸ごと保存できる場合。

立てて保存できるなら、なんと2ヶ月も保存できます。

外の葉から使うようにすると、長持ちします。

 

なお、カットしてある場合は、その断面から傷んできますので、ラップで空気が入らないように包んでください。

そして、カットした場合は2ヶ月も日持ちしないので、早めに食べきりましょう。

 

とはいえ、たくさんもらって冷蔵庫にも入りきらないなんて場合が多いでしょうし、

やはり、切って冷凍保存が現実的かもしれません。

 

「白菜の冷凍保存方法と解凍方法」まとめ

白菜の冷凍保存についてご紹介しました。

旬の時期には丸々とした美味しそうな白菜が並びますが、

「安いんだけど大きくて手が出せない」なんて思っていませんか?

簡単に保存する方法がありますので、挑戦してみてはいかがでしょうか。

白菜を冷凍すると味や臭いに影響があるのか、ということについてはこちらをどうぞ↑

 

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