就職や進学を機に一人暮らしを始める人は多いですよね。また、何らかの都合で一人暮らしを始める人もいます。
一人暮らしを始めると仕事や自分のことで手一杯になり、実家に帰る頻度がついつい低くなってしまう人もいれば、寂しいなどの理由で頻繁に帰省する人やイベントごとに帰る人など様々です。
あまり実家に帰らないと親不孝者というレッテルを張られてしまったり、帰らなくていいの?と聞かれたりすることもあります。
逆に頻繁に帰っていると、親離れできていないように感じてしまうという場合もあります。
一般的にはどのくらいの頻度で帰っているのでしょうか。
自分の実家に帰る頻度が適切なのかどうか知りたいあなたのために、一人暮らしの人で、実家に帰る頻度はどれくらいが一般的なのか、まとめました。
一人暮らしで実家に帰る頻度:社会人の場合
就職をきっかけに大人への第一歩、社会人になったのだから自立しようと考えて始めたり、職場が実家からだと遠いからと始めたりする人が多いです。
社会人の場合は、20~50代の男女100人を対象にしたアンケートによると、1年に1回帰るというのが一番多く、次に2、3年に一回という人が多かったです。
年末のタイミングでほとんどの人は1年に1回は必ず帰省するものかと思っていましたが、
意外にも2、3年に1回しか帰省しない人もいるんですね。
やはり社会人になると仕事の都合が優先されますし、毎日仕事でくたくたで帰ってくるため、休みの日は家でゆっくりと自分の時間を過ごしたいと思う人が多かったです。
また、恋人がいる人は実家より恋人が優先されたりするものです。そのため実家に帰る頻度は、実家がたとえ近くても遠くても少なくなってしまうようです。
なので、もしあなたが毎週実家に帰っているとかであれば、たとえ実家が近いとしても、平均よりも異常に多いと言うことになります。
親離れできていない証拠なのかもしれませんので、今一度本当にそんなに帰省する必要があるのか、見直してみてください。
一人暮らしで実家に帰る頻度:学生の場合
大学生になったのを機に上京をして、学校の近くのほうが便利だからと一人暮らしを始める人がいますよね。
最初のうちは門限もなく、自由な時間を手に入れることができ、親に何か言われることもなく好きなことをして遊べるなど楽しいことがたくさんですが、
だんだんと地元の友達やお母さんの手料理などが恋しくなって来たりするものです。
学生の場合は一般的に年に1,2回くらいしか実家に帰らないという人が多いです。
ですが、もちろん学生によって異なります。実家まで2時間以内という人は回数が少し多く、日帰りできるような距離ですと頻繁に実家に寄るという人もいます。
逆にやっと家から出られた!と思っている人の場合、実家に帰る頻度はとても少なかったりします。
学生ですと学業やバイト、サークルなどで忙しい上にバイト代で生活をやりくりしなくてはいけないので
実家が遠ければ遠いほど、帰る頻度が少なくなってしまうのでしょうね。
私が学生の時は、夏休みや春休みの長期休みには必ず実家に帰る学生も何人かいました。
休みの前の授業最終日には、スーツケースを持って大学に来るんですよね。授業が終わってから、そのまますぐ新幹線に乗って実家に帰れるように(笑)
社会人になると仕事の関係や、新しい家族ができたりして帰省する頻度は少なくなるでしょうから、学生のうちにたくさん実家に帰った方が良いと思います。
一方で、あまりにも頻繁に実家に帰っていると、親離れできずになってしまい、社会人になってからも親に依存してしまう可能性がありますので、毎週は帰省しない方が良いと感じます。
実家に帰るタイミング
実家に帰るタイミングとして一番多かったのは、やはり年末年始・お正月です。
長期休暇に合わせて帰るという人が最も多いです。実家が遠くて帰るのが大変だけど、年末年始くらいは家族と一緒にいたい、その時くらいは家族の顔をみたいと考えている人も多いです。
お盆休みや夏休みに実家に帰るという人もいました。長い連休や数日休みがとれたのを機に帰るようにしている、実家でのんびりと過ごしたいといった理由がありました。
私も一人暮らしをしていたころは、年末年始には必ず実家に帰っていました。
一時間ほどで帰れる距離でもあったので、地元の飲み会の時にもそのまま泊まったりしていました。
また、地元の社会人チームに所属していたこともあり、練習の後に夕飯だけ食べに帰るなんてこともしていました。
私のように実家が近ければ、イベントでなくても気軽に帰省するという人もたくさんいます。
実家に帰る頻度が多すぎる?
一人暮らしを始めると、やはり学業や仕事が優先になってしまうなど実家に帰る機会が少なくなってしまうことが多いです。
忙しくて帰りたくても帰れないという人ももちろん多いと思いますが、せっかく独り立ちしたのだから、甘えないようにしよう、たくさん帰ると心配される、などと考えて帰らない人もいるようです。
ですが、やはり親は少しでも多く子供の顔を見たいものです。元気な姿を見ると安心します。
私の母は寂しがりやで「次はいつ帰ってくるの?今日は大変だった?」とたくさん連絡してきました。
ですが、中には心配だけど、せっかく頑張っているだろうから、忙しそうだからと連絡をしないようにしている親も多いと思います。そのため、帰れるときに顔を出すだけでもしてみてください。
また、一人暮らしをすると友達や恋人が帰ったあとの一人の部屋を寂しいなと感じたり、お母さんのご飯が食べたいなと感じたりするものです。
頻繁に帰ることは親離れできていないと思うかもしれませんが、自分が楽をしたいなどの理由でなければそれは親離れできていないのではなく、
親孝行にもなるかもしれませんので、たくさん帰ったっていいと私は思います。
(毎週、など異常に多い場合はちょっと控えた方が良い気がしますが・・・)
どんなに成長して大人になっても、親にとって子は一生大切な我が子です。子供が心配でない親なんていません。
そして、長いこと会えないのは寂しいものです。年に1、2回などではなく、機会があればたくさん帰っていいのです。その方が親も喜びますよ。
まとめ
社会人や大学生になって、または上京してせっかく独り立ちしたのに何度も実家に帰るのは…と考えてしまう人も多いと思いますが、
普段は一人で頑張っているからこそ、つらくなった時や寂しくなった時には実家を頼っていいと思います。
実家に帰ると温かいし、寂しさもまぎれますし、なにより安らぎます。人生息抜きも必要ですからね。
一人暮らしだと愚痴を思い切り話す機会も少なくなります。
毎日忙しい日々を過ごしていると思いますが、だからこそ思い切って実家に帰って、のんびりして愚痴をこぼしてすっきりしてまた学業や仕事を頑張ればいいのではないでしょうか。
正月に帰省できない、したくない・・・・そんなあなたに、読んで欲しいです↑