オーストリア観光は春や夏がベストシーズンと言われていますが、必ずその時期に観光に行けるとは限りませんよね。
冬のオーストリアは寒いです。イメージは北海道の気温くらいです。
それでも、楽しめる場所はたくさんあります。
ここでは冬のオーストリアの楽しみ方を紹介しますね!
冬にオーストリア観光を予定している方へ、オーストリアの冬の気温や服装と観光スポット・現地での様子についてご紹介します。
目次
オーストリア観光冬の気温
冬のオーストリアはどのくらい寒いのか?例として、オーストリアの首都、ウィーンの気温を見ていきましょう。
冬のウィーンの平均気温
- 11月・・・最高7℃、最低3℃
- 12月・・・最高3℃、最低ー1℃
- 1月・・・最高1℃、最低ー4℃
- 2月・・・最高3℃、最低ー3℃
ちなみに東京の冬のの気温を見てみると・・・
- 11月・・・最高17℃、最低9℃
- 12月・・・最高12℃、最低4℃
- 1月・・・最高10℃、最低1℃
- 2月・・・最高10℃、最低2℃
オーストリアと東京の冬の気温では、5~10℃の差があることが分かります。これは寒い。特にマイナス気温で生活経験があまりない方は、防寒対策をしっかりされるとよいです。
この現状を踏まえて、冬のオーストリア観光の際の服装を考えていきましょう。
冬のオーストリア観光の服装
折角オーストリア観光に行くのだから、オシャレに気合が入るのは分かります。
「これがかわいいの♪」と見た目重視でアウターを選ぶと現地で寒さに震えることになるかもしれません(^^;)
デザインはよくても、生地が薄いなど本来の防寒具の役割を果たしていないとすれば、そのアウターは別の場所で役立ってもらいましょう。
ここは有無を言わず、手持ちのアウターの中で最も防寒性に優れているものを選んでください。
ちょっともこもこしてしまうかもしれませんが、防寒性を考えるならダウンコートなどは優秀です。
ウィンタースポーツに出向くような格好でも、冬にサッカーのベンチに立っている監督のような格好でもよいです(笑)
とにかく暖かさ重視でアウターを選んでください。
そして、ヒートテック。今や一家に何枚あるでしょう?というくらいメジャーになりました。
薄いのに身体をしっかり暖めてくれるインナーたち。ユニクロの商品が代表的ですが、今やいろいろなブランドから商品が発売されていますよね。
もちろん現地でも冬服は購入できますが、これらのインナーたちは日本のものがとても優秀です。
セーターの下に着たり、パンツの下にレギンスをはいたり・・・あらゆるところに毎日大活躍すること間違いなしです!
薄くてかさばらないので、何枚か持っていくことをオススメします。
また、ニット帽はおしゃれアイテムとして普段の生活に取り入れている方も多いかなと思いますが
(わたしはニット帽愛用派で、寒くなるとうれしくなってすぐにかぶっちゃいます(笑))手袋はどうなんでしょう・・・。
わたしは自転車に乗る機会が減ってから、日常生活での登場回数はめっきり減ってしまいました。
普段の生活で活用していないと、つい忘れがちになってしまう防寒小物たちですが、あるとかなり重宝します。
わたしはニット帽に耳あてをつけていたくらいです。年齢的にその格好どうなのよ?とは思いましたが・・・(^^;)
耳や手先など、身体から出ているところはとにかく冷たくなります。小物たちをうまく使って防寒してください!
私が購入したニット帽は、こちらです。こんなに安いのに、安っぽく見えないし可愛い!
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オーストリアでは貼るカイロは珍しい?
オーストリアでは、今のところカイロを売っているところは見かけたことがありません。あってもお値段は高くなるかと思います。
特に日本では当たり前のように売っている貼るカイロはかなり珍しい商品のようなので、日本で愛用している方はもちろん、普段あまり使わない方も持参をオススメします。
屋外観光で1日外にいるときなど、カイロがあるとかなり身体があたたかいです。
ちゃんと体を温めさえしてくれば、カイロのブランドはなんでも良いですが、私がよく使っているのは有名なロッテの貼るホカロン。
これさえあれば寒い冬のオーストリア観光も大丈夫ですね!
オーストリア観光冬の様子とおすすめその1:オペラ・コンサート
ではここから、そんな寒い冬のオーストリアでも観光を楽しめる冬にオススメのオーストリア観光スポットをご紹介します。
まず、オーストリアと言えば、音楽の都ウィーン♪暖かな屋内で、世界最高峰の音楽を堪能するのはいかがですか?
劇場やホールは、冬がベストシーズンを迎えます。ニューイヤーコンサートが行われる楽友協会をはじめ、有名な劇場やホールがそこかしこに。
日本にいるよりずっと身近に、素晴らしい芸術文化に触れる事ができます。
オペラやコンサートにあまり詳しくないんだけど・・・という方にも安心。初心者向けのコンサートや、訳語の解説のあるオペラもあります。
服装が心配な方は、ジャケットやワンピースを持参すると安心です。
オーストリア観光冬の様子とおすすめその2:美術館もオススメ
何度も言いますように、冬のオーストリアは寒いです。
外が寒いならば、室内で楽しむのはいかがでしょうか。
そう、美術品の鑑賞です。美術史美術館のコレクション数は膨大で、1日かけて回りきれるかというほど。
古代~19世紀に至るまでのヨーロッパ各地の美術品が収蔵されています。
美術史収集室から、絵画ギャラリー、コインコレクションなどのコレクション展などがあります。
また、館内の広大なホールは豪華で美しく、併設されているカフェさえも芸術的です。
オーストリア観光冬の様子とおすすめその3:カフェでまったり
長い年月をかけて大切にされてきた、伝統あるカフェの文化を体験するのはいかがでしょうか。
コーヒーだけでも30種類ほど置かれている店もあり、自分好みのものを選ぶだけでも楽しくなります。
ザッハートルテをはじめとするケーキたちも、かわいくて美味しいです。
外は寒いですから、あたたかでオシャレな店内で身体をあたためながらまったり・・・なんて、素敵な時間の過ごし方ですよね!
オーストリア観光冬の様子とおすすめその4:華やかなクリスマスマーケット
冬のオーストリアの目玉!12月には、華やかなクリスマスマーケットが開催されています。
シェーンブルン宮殿のカルチャー・クリスマスマーケット、シュテファン大聖堂前広場のクリスマスマーケットなど、いろいろな場所で開催されています。
屋外のマーケットというと、日本の屋台のようなものをイメージされるかもしれませんが、こちらは木でできた小さなおうちのようなお店が並んでいます。
ものすごくかわいくて、写真を撮りたくなっちゃいます!まさにインスタ映えするスポットです。
クリスマスマーケットでは、陶器やガラスなどの手工芸品が並んでいます。雑貨屋さんなどお店にあるものとクオリティは変わらないのに、お値段はお手ごろでお得です。
屋外店舗なのに包装等もきちんとしてもらえるので、お土産探しにもよいかもしれません。
ピザやホットドックなどといった飲食する物を売られていますので、ぜひ立ち寄っていただきたいです。
以下、とりわけオススメのオーストリアのクリスマスマーケットをご紹介します。
<ウィーン市庁舎前広場>
ウィーン市庁舎前広場のクリスマスマーケットは、言わずと知れたウィーン最大規模のクリスマスマーケット。
大きな広場にたくさんの屋台が並んでいます。ゆっくりと回ると1時間以上はかかるかもしれません。
市庁舎自体や広場の周りもライトアップされ、とても美しいです。
地元の人が行くというよりは観光客が多い場所ですが、一度訪れる価値ありです。
<シェーンブルン宮殿>
シェーンブルン宮殿は、ウィーン市街地から地下鉄で30分ほどの距離にあります。
ウィーン観光では外せない場所ですが、こちらもとても美しいマーケットです。
宮殿を背景に飾られているクリスマスツリーとクリスマスマーケットのライトアップは必見です!
<ドーム広場とレジデンツ広場>
ドーム広場とレジデンツ広場は、ザルツブルク伝統のクリスマスマーケット。
大きなクリスマスツリーがあり、手工芸品や屋台フードを楽しむことができます。
夜はライトアップでもちろんきれいですが、明るい時間から開いているお店もたくさんありますよ。
日中の明るい時間の方が夜に比べると比較的空いているので、お店の方とゆったりとコミュニケーションをとることができるのが嬉しいポイントです。
冬のオーストリア観光の服装と気温・観光スポットと様子:まとめ
楽しい冬のオーストリア観光。現地についてから寒さに気づいて、防寒具を買いに走るのももったいない!
きちんと準備をして、冬のオーストリアを暖かく、楽しく過ごしてくださいね♪
また、冬のオーストリアは寒いですが、心温まる体験がたくさんできます。
ぜひぜひ、冬ならではのオーストリア観光を楽しんでください!