先日、衝撃的な事実を知りました。
あの偉人「西郷隆盛」だと思っていた、そして多くの人も思っているだろう肖像画は、本人ではないということを。
いやだって、教科書に載ってますよ?
全国の小・中学生は、彼が西郷隆盛だと思ってますよ?
今日は、私が知ったそんな衝撃的な事実をシェアしたいと思います。
西郷隆盛の肖像画は別人?!
学校では、西郷隆盛はこんな顔だった、と習いますよね。
出典:Wikipedia
凛々しくて男らしい、濃い顔が特徴的です。
でもなんとこの肖像画、本当の顔ではないそうです。
えっ。
歴史に名を残す偉大な人物、西郷隆盛は、私たちの思っている顔ではなかったのです!
衝撃です。
この肖像画を描いた画家キヨッソーネは、実は西郷隆盛の顔を直接見たことがなかったと。
なんと、弟の西郷従道(つぐみち)の顔上半分と
出典:Wikipedia
従弟の大山巌の顔下半分
出典:Wikipedia
を合成した絵だったのだそうです!
親戚2人の合成って!
日本全国民騙されてましたよ。
私の親戚の写真を合成しても、私の顔にはならないと思うのですが・・・
西郷隆盛の弟や従弟は、よほど本人にそっくりだったのでしょうか。
では、なぜこのようなことになったのでしょう?
実は、西郷隆盛は超が付く写真嫌いで、彼の写真は一枚も残っていないのです。
私も写真に写るのは好きではないです。
撮るのは大好きなんですけどね〜
集合写真なんかは、真っ先に端の方に行っちゃうタイプ。
なんなら集合写真なんてそもそも写りたくないです(笑)
でも流石に一枚もないって・・・
顔にコンプレックスでもあったのでしょうか。
と思ったら、そういうわけではなさそうです。
いつ殺されるかわからないため、極力顔をさらけ出していなかった、という理由でした。
顔にコンプレックスが〜とか言う単純な訳ではありませんでした。
偉人らしい、ちゃんとした理由があったんですね(笑)
上野の西郷隆盛の銅像
東京の上野には、西郷隆盛の銅像がありますよね。
出典:Wikipedia
こちらも、本人には似てないそうです。
えっ。
完成した銅像を見た奥さんのイトが、「うちの人はこんな人じゃなかった!」と言ったそう。
まあ、肖像画と銅像の顔は似ていますからね。
肖像画が合成ならば、銅像も本人の顔ではないのでしょう。
いや・・・驚きです。
全く知りませんでした。
自分の夫が違う顔で銅像を作られたらショックですよね。
ただ、奥さんは、「うちの人はこんな格好をする人ではなかった」と言う意味で、服装について異を唱えたかもしれないともいわれています。
と言うのも、上野の西郷隆盛像は軍服ではなく、着流し姿です。
この服装について奥さんも思わずそんな言葉が漏れてしまった、と言う説もあります。
奥さんのこの言葉の真意はわからないですが、果たしてどちらの意味だったのでしょうか・・・
気になりますね。
鹿児島の西郷隆盛の銅像
出典:鹿児島観光サイト
鹿児島にも西郷隆盛像がありますよね。
こちらに関しては、元山形県議会議員の石澤宏太郎さんがモデルになっているそうです。
西郷隆盛の遺族が石澤さんに会ったとき、「本人そっくり」と言ったそう。
石澤さんのご家族の方が投稿しているブログを見つけました。
「西郷隆盛像のモデル」だなんて光栄ですね。
ちなみに、この銅像は安藤照さんが製作しました。
安藤さんは、渋谷の「ハチ公像」の製作者でもあるんです!
まとめ
ということで、皆が西郷隆盛だと思っていた顔は、実は本人ではなかった!ということでした。
親戚2人の合成だったとは。
私たちは完全に騙されていましたね。
そろそろ、教科書にもそのような事実を載せた方がいいのではないでしょうか。
でないと、西郷隆盛の顔を違う顔だと認識する、私のような大人が増えちゃいます(笑)