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愛希れいかはミュージカル界のニューヒロイン!磨き上げられた歌唱力とダンス

投稿日:2019-12-14 更新日:

愛希れいかはミュージカル界のニューヒロイン!磨き上げられた歌唱力とダンス

宝塚時代から大型娘役トップとして活躍し、退団後も目覚ましい躍進を続けている舞台人・愛希れいか(まなき れいか)さん。

天性のキュートさと抜群のプロポーションを持つ愛希れいかさんですが、その人気と評価は努力に裏付けられた実力があってこそ。

己の限界を突破し、毎公演目を見張るほどの成長を見せています。

今回は、成長し続ける舞台人・愛希れいかさんの魅力に迫っていくことにしましょう。

 

男役から娘役トップへ!異色の歩みだった宝塚時代

2018年の11月まで宝塚歌劇団で活躍していた愛希れいかさん。

2009年に宝塚歌劇団で初舞台を踏んだ当初は、男役としてデビューしました。

男役の頃は、ダンスが得意な華奢で可愛い下級生といった印象で、少年役や娘役を当てられることが多かったのですが、

芝居や大作ミュージカルを得意とする月組に配属され、入団2年目に小池修一郎演出のブロードウェイミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』で、物語のキーパーソンとなる少年ルイ・シャルル役を演じ好評を博します。

その後の公演では娘役を演じる機会が続き、トップコンビとして相手役を務めることとなる龍真咲の助言もあって、入団3年目で娘役に転向しました。

 

転向後はダンサータイプの大型娘役として、新人公演やバウホール公演でヒロインを連発し、頭角を現していきます。

その後、入団4年目に娘役トップに。

 

早くから抜擢が続いた愛希れいかさんですが、娘役トップ時代も止まることなくメキメキと実力を伸ばし、その才能を開花させていきます。

3歳からバレエを習っていたこともあり、元々ダンスに秀でた存在でしたが、豊かな感性を感じさせる芝居と毎公演進化する歌唱で、3拍子揃った娘役トップとして評価を確立していきます。

 

愛希れいかさんの娘役トップ時代の代表作は、フレンチミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』のマリー・アントワネット役、ブロードウェイミュージカル『グランドホテル』のエリザヴェッタ・グルーシンスカヤ役、デュマ原作の三銃士を脚色した『All for One〜ダルタニアンと太陽王〜』の太陽王、ルイ14世など。

一本物の大作ミュージカルの大役が目立ち、宝塚の娘役の範疇を超えた表現力で観客を魅了しました。

 

『グランドホテル』における引退間際のプリマバレリーナ、グルーシンスカヤ役は、本場ブロードウェイの演出家、トミー・チューンからも「彼女はブロードウェイの舞台に立てる、このままNYに連れて帰りたい!」と絶賛されたほど。

得意のダンスはもちろん、歌唱や芝居も素晴らしいものでした。

 

また、ショー作品におけるダンスナンバーでは、持ち前のダンス力を活かして数多の名場面を生み出したことでも知られます。

退団公演では、大ヒットミュージカル『エリザベート』で満を持して大役、エリザベートを熱演。

花總まりを筆頭に今まで錚々たるスターがエリザベート役を演じてきましたが、愛希れいかさんならではの瑞々しく新鮮なアプローチで新しいエリザベート像を確立し、有終の美を飾りました。

<エリザベート ポスターより>


 

愛希れいかの魅力はダイナミックなダンス、繊細な芝居、情感豊かな歌唱、瑞々しい感性が光る表現力!

愛希れいかさんの舞台人としての強みは、ダンス・芝居・歌唱と3拍子揃っているところ、そして常に慢心せず芸を磨くことに励み、止まることなく成長を続けるところでしょう。

 

まず、愛希れいかさんを語る上で欠かせないのが、高い身体能力を存分に活かしたダンス。

ひとたび踊り出すと、そこが舞台の中心になってしまうような求心力があります。

 

宝塚歌劇のショーナンバーでも大活躍していましたが、退団後の舞台『ファントム』ではヒロインの歌姫クリスティーヌと、オペラ座でバレエダンサーとして活躍していた主人公エリックの母親、ベラドーヴァの2役を演じ、ベラドーヴァの狂気のダンスシーンでは圧巻の表現力を発揮。

コンテンポラリー要素が強い振り付けで、愛希れいかさんの身体能力と技術を活かした名場面となり、観客から称賛を浴びました。

 

ダンサーとして体型にも恵まれており、顔が小さく手足や首が長く、しなやかでスレンダーなプロポーションなので立ち姿が映えるところも、愛希れいかさんの大きな強みです。

 

また、宝塚時代は組替えすることなく、芝居の組と称される月組に在籍していた愛希れいかさん。

どの公演でも繊細な芝居心が光っていました。

彼女の芝居は感情の動きがとても自然で、大げさに作り過ぎたり表面だけ取り繕うようなことをしないため、観劇していてストレスが少ないところも幅広く愛され、受け入れられる理由なのでしょう。

 

『エリザベート』のエリザベートや『ファントム』のクリスティーヌなど、歌の比重が高い大役を見事に唄い演じきる今の姿からは想像しにくいですが、宝塚入団当初は歌に対して苦手意識があったのだとか。

男役から娘役への転向は発声方法や音域も変わりますが、環境が変化する最中でひたすら努力を重ね、遂には苦手分野を克服してオールラウンダータイプに変貌を遂げています。

 

総じて高い実力を持つ愛希れいかさんですが、感性豊かな瑞々しい表現力が大きな魅力の源でしょう。

舞台上で柔軟に心を動かしながら、新鮮で瑞々しい表現で観客にアプローチをしてくれます。

愛希れいかさんは、決してマンネリになることなく、瑞々しい感性で舞台に存在し新鮮な印象を与えてくれる、稀有な舞台人と言えるのではないでしょうか。
 

愛希れいかはミュージカル界のニューヒロインへ!

2018年11月に宝塚を退団した愛希れいかさんの退団後初の舞台は、帝国劇場で2019年6月から3ヶ月連続上演した大ヒットミュージカル『エリザベート』の主役・エリザベート。

レジェンドと呼ばれる花總まりとのWキャストで外部デビューを飾るプレッシャーは、計り知れぬほど大きかったでしょう。

多大な期待とプレッシャーが入り交じる中、愛希れいかさんならではの、新鮮で生命力溢れるオリジナルのエリザベートを熱演。

高い評価を獲得し、ミュージカル界のニューヒロイン誕生に相応しいデビューとなりました。

 

その後も、同年11月からミュージカル『ファントム』にてクリスティーヌとベラドーヴァの2役を好演。

磨き上げられた歌唱力と緩急自在の鬼気迫るダンスで大好評を博しました。

 

外部デビューから早々に注目を集め、舞台上で最高の結果を出し躍進を続けている愛希れいかさん。

2020年の4月からは『エリザベート』のエリザベート役で4大都市公演の出演が決定しています。

また、2020年の秋からはプロダンサーを夢見る少女を主人公としたミュージカル『フラッシュダンス』の主演も。

いずれの舞台も愛希れいかさんの魅力が炸裂する舞台となることでしょう。
 

「舞台人・愛希れいかはミュージカル界のニューヒロイン!」まとめ

輝かしいキャリアを持ちながらも、止まることなく成長し続ける舞台人・愛希れいかさん。

実力派でありながらも決してテクニック一辺倒にならず、瑞々しく豊かな感性と素直で謙虚な姿勢が舞台から伝わってきます。

これからの出演作でも、更に進化を遂げた舞台姿を見せてくれることでしょう。

ミュージカル界のニューヒロインの成長劇は、まだまだ続きます!

 

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