箱根は、温泉や大自然を楽しむことができる人気の観光スポットです。
ですが、箱根には美術館もたくさんあり、どこを見て回ろうか悩んでしまいますよね。
たくさんある美術館の中で、箱根のガラスの森美術館の所要時間・見所・駐車場やランチ・お土産情報の口コミをご紹介します。
目次
箱根ガラスの森美術館とは
箱根ガラスの森美術館は、日本初の15~19世紀にかけてヨーロッパ貴族の中で栄えたヴェネチアングラス専門の美術館で、ヴェネチアングラスの珠玉の名品を数多く所蔵しています。
現代のガラスアーティストたちの作品もあり、約100点展示されています。季節ごとの企画展示もあり、何度も足を運ぶ人がいるほどです。
特に女性に人気ですが、もちろんカップルやご夫婦、グループ旅行でもおすすめの美術館です。
箱根ガラスの森美術館について、詳しくはこちら!→ 箱根ガラスの森美術館
箱根ガラスの森美術館の基本情報
場所
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
営業時間
10:00~17:30(入館は17:00まで)
料金
- 大人:1500円
- 大学生・高校生:1100円
- 小中学生600円
アクセス
- バス:小田原駅または箱根湯本駅から箱根登山バス(湖尻桃源台行き)→箱根ガラスの森美術館 または 強羅駅から観光施設めぐりバス(SまたはM路線)→箱根ガラスの森美術館
- 車:東名御殿場ICから国道138号線で箱根方面へ約20分
駐車場
隣接有料駐車場あり。普通車一日300円
無料の第二駐車場もあります。ガラスの森美術館前を100メートルほど通過し左の脇道へ入り坂を登ったところにあります。徒歩3分ほどのところです。
箱根ガラスの森美術館の口コミ!見どころは?
館内展示
館内展示では、ヴェネチアングラス美術館と現代ガラス美術館があります。
ヴェネチアングラスは15~19世紀に活躍した作家たちの作品が展示されています。内装が豪華で、応接間のようなエントランスです。ホールにはダイナミックな天井画もあります。
進んで行くと、ヴェネチアンガラスの技術の変遷を辿ることができます。
中でも私が一番驚いたのは「風にそよぐグラス」という作品で、針金のような細い脚で大きな器を支えているとても繊細な作品です。
よく100年以上も壊れずに残っているな、と思いました。また、カラフルでかわいらしい作品もたくさんありました。
全館どれも撮影自由なのが嬉しいポイントです。インスタ映えスポットもたくさんありますよ。
屋外庭園
館内展示もたくさんありますが、屋外に展示された作品もガラスの森美術館の魅力の一つです。
まず入園して一番に目を引くのが、約16万粒のクリスタルガラスがゆらめく高さ9メートルのアーチ「光の回廊」です。
光が当たると、レインボーに輝きます。ものすごく綺麗で写真を撮りたくなるのですが、ガラスなので日の当たり方で輝きが違います。
お天気がいい日は、近くだとあまり綺麗に撮れませんでした。近くでアーチの下で撮りたくなるのですが、遠くから撮る方が私はおすすめです。
こんな感じで▼
こっちの方が画質が良いかな。
他にもガラスの噴水など、どこもきらきらしていて入った瞬間からテンション上がります。
大王松
ガラスだけでなく、他にも名物があります。庭園内に育つパワースポットの大王松です。葉が3本になっている珍しい松です。
この落ち葉を持ち帰ると、幸運を授かることができると言われています。「知恵」「慈悲」「真心」を授かると言われています。
持ち帰り専用の台紙も置いてありますので、ぜひ探して肌身離さず持ち歩くようにしてみてください。幸運が訪れるかもしれません。
私も、友達と一緒に探しました。たくさん落ちていたので、すぐに見つけることができましたよ。
季節ごとの作品
庭園では、季節ごとに変わる作品があります。春にはクリスタルガラスのサクラ。たくさんのガラス玉が木の先についてきらきらと光っています。
夏の終わりから秋にはクリスタルガラスのすすきがあります。ガラスで表現されすすきは、とても綺麗です。
(ガラケー時代に行ったので、写真はどれも画質があまりよくありません・・・)
冬には、クリスタルガラスのツリーが飾られます。高さ8メートル、約8万5千粒のクリスタルガラスで作られたツリーは、ここでしか見ることができません。
私もとにかく感動して、何枚も写真を撮りました。昼もきらきらしていて綺麗なのですが、夜のライトアップも幻想的でとても綺麗です。どちらもぜひ見て頂きたいです。
夜のツリーは、こんな感じです。
また、庭園のお花も季節ごとにあじさい、薔薇、もみじなどが咲いていて四季を感じられます。
ガラスの体験工房
こちらでは、ガラスを溶かし接合するフュージング技法の体験と砂を吹き付けて模様を彫るサンドブラスト体験ができます。
受付時間は10:00~16:00です。当日、工房で受付けています。
フュージングはペンダント、ピアス、ストラップなど、オリジナルのアクセサリーを14種類から選んで作ることができます。
一番安いものだと、1700円から作ることができます。製作後、完成に50分ほどかかりますので、館内見て回る前に作るのがおすすめです。
サンドブラストはすでに出来上がっているグラスに好きな絵柄を彫ることができ、オリジナルのグラスを作ることができます。1300円から作ることができます。作成工程▼
私も友達と記念に作りました。とても簡単でしっかり教えてくれるので、誰でも作ることができると思います。作ったグラスはこちら▼
文字をいれることもできるので、記念や思い出に作るにはぴったりです。すぐに完成品をもらうことができます。
また、どちらも季節のモチーフを選ぶこともできますよ。
箱根ガラスの森美術館を回るのにかかる所要時間・滞在時間
箱根ガラスの森美術館を回るのにかかる所要時間は、写真を撮ったり、じっくり作品を見たりと人によって違うとおもいます。
館内と庭園を見るだけならば、大体30~40分ほどあれば十分な時間かと思います。
ですが、レストランや工房などもありますので、そちらに立ち寄る場合ですと、1時間半くらいの所要時間は必要だと見ておいた方が良いでしょう。
箱根ガラスの森美術館のお土産
園内には、手作りジャムやメープルシロップを販売するショップ「水車小屋アチェロ」があります。かわいくて美味しいお土産を販売しています。
地下1~3階にミュージアムショップもあり、女性に人気です。アクセサリーや食器、文房具など世界各国のガラス製品が並べられています。イタリア直輸入品が多く、ここでしか買えないものばかりです。
クリスマスの時期には、スノードームやクリスマス仕様のアクセサリーなども買うことができます。
そしてもちろん、ご紹介したようにガラスの体験工房で作ったガラスもお土産にぴったりです。
箱根ガラスの森美術館のランチ
箱根ガラスの森美術館でランチを食べたいなら、園内の「カフェ&リストランテ ラ・カンツォーネ」が良いです。生パスタを使った9種のパスタがあります。特に11時から14時半までのランチがお得です。
食事だけでなく、季節のフルーツティーやパフェなども楽しめます。また、ここのクロワッサンはテレビ番組「ヒルナンデス」で箱根一の朝食にも選ばれました。
そして、ここの名物は日替わりで登場するイタリア人歌手によるカンツォーネです。毎日11時から16時の毎時15分間、一日6回イタリア本国から来ている歌手が披露してくれます。
詳しい時間はホームページで見ることができます。
箱根ガラスの森美術館の口コミ:まとめ
ここでしか見られないものや買えないものが満載の箱根ガラスの森美術館です。
季節ごとにも楽しむことができますが、昼と夜とでもまた違った楽しみ方ができるのも魅力の一つです。そのため、リピーター率もとても高いです。見どころが満載ですので、ゆっくり楽しんでみてください。
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