イサキという魚を食べたことがありますか?
名前を聞いたことはあってもお寿司屋さんやお刺身でもあまりメジャーな魚ではないですよね。
イサキは、梅雨の5月後半から7月頃が旬と言われています。
塩焼きや干物、ムニエルなどで食べられていますが、旬の時期にはお刺身が一番美味しい食べ方です。
食べたことのない方のために、イサキの刺身の味は美味しいのか、合う薬味や日持ちする保存方法などについてご紹介します。
イサキの刺身の味はどんな?
イサキは白身魚ですので、淡泊なさっぱりとした味です。とても上品な味だと、高評価です。万人うけする美味しさです。
身がしまっているため、刺身ですと食感も楽しむことのできる魚です。
イサキの刺身の味は美味しい?
イサキの刺身の味はとても弾力があり、さっぱりとしていて絶品です。お刺身にすると、よくある魚臭さがありません。新鮮なものですとうま味が口いっぱいに感じることができます。
ですが、鮮度が落ちてしまうと本当に同じ魚?と思ってしまうほど味が落ちてしまいます。
また、秋から春頃の水温が低くなってしまう時期は脂が減ってパサパサになり、美味しくありません。
旬の時期にはものすごく美味しいです。これほど旬がしっかり決まっている魚は、珍しいと言われています。
イサキの刺身に合う薬味や美味しい食べ方
イサキの刺身は食べる直前にレモンを絞ってかけ、ワサビ醤油か塩で食べるととても美味しいです。また、梅肉もとても合います。
イサキのお刺身の美味しい食べ方としては、まずカルパッチョです。
スライスしたたまねぎにイサキの刺身をのせ、レモン汁とオリーブオイルをかけたカルパッチョは歯ごたえのいいイサキとソースの相性が抜群です。
上に大葉やバジルをのせて食べると、とても美味しいです。
次に、イサキのたたきです。スライスしたにんにくを焼いた油でイサキの皮目を軽く焼くことによって、パリッとした食感になります。
ポン酢をかけて、大葉やみょうがなどの薬味をのせて食べると淡泊な味のイサキによく合って美味しいです。
イサキのなめろう風のたたきもあります。お刺身のイサキに細く切った大葉とわさび醤油、すりごまを和えます。
おつまみとしても美味しいですし、ご飯の上にのせて食べても美味しく食べられます。
イサキの刺身は日持ちする?保存方法
イサキのお刺身は、基本的には低温のチルド室で保存しましょう。
冷凍すると解凍した時にカスカスで美味しくないので、なるべく冷凍はしないようにした方がいいです。
お刺身はパックのまま保存するとドリップが出てすぐに傷むので、パックからは取り出し水気を取って、
キッチンペーパーで包み、ラップをして保存するのが一番いいです。
スーパーで売っているイサキは、取れてから最低2日で平均的には5日ほど経っています。結構経ってますよね。
イサキを取ってから一週間以内でしたら、お刺身でも食べることができます。
ですので、大体賞味期限は当日から3日程度になります。イサキのお刺身は、切り身よりも冊の方が長持ちします。
お刺身を長期保存する場合は、魚の水分をしっかりと取ってからキッチンペーパーなどに包んで袋に入れ、空気を抜いて脱気包装をします。
ですが、し過ぎてしまうとドリップが出てくるので注意してください。
それか、ラップで隙間の無いように包んで冷凍をしてください。
冷凍してから、このどちらかを行っても大丈夫です。
冷凍用のフリーザーパックを使用すると、冷凍焼けするのを防いでくれます。
数週間程度はもちますが、解凍する際には火を通す料理に使用するようにしましょう。
また、やはり質は変わりませんが、味は落ちます。
基本的にイサキは3枚おろしにして切り身を冷凍保存するのが保存期間は一番長いです。
冷蔵保存の場合は空気に触れることで雑菌が増えてしまい、腐りやすくなります。
そのため、密閉をする際には空気がはいらないように気を付けましょう。
イサキの刺身の味と保存方法:まとめ
イサキは、旬の時期かによって味が変わる魚です。
美味しい食べ方もたくさんありますが、旬のイサキのお刺身は本当に1番美味しいですので、ぜひ一度は食べてみてください。