年が明け、今更な感じがしますが、年末夫と「来年の干支は...あ、干支ってなんだかわかる?」という話になりました。(夫はネパール人です)
その時私自身、「あれ、干支って実際なんなんだ?」(・・∂) アレ?
と、いざ説明するとなったら説明できなかったので、調べました!
今日は、干支とは何か、十二支の由来とヒンズー教にもある似たような話について紹介します。
干支とは?
干支とは、古代中国で年月日を表すために使われていたもので、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)から成ります。
十干とは、甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)の10種類です。
十二支とは、一般的に「干支」の話をするときに知られているもので、
子(ね)、丑(うし)、虎(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)の12種類です。
この二つの組み合わせが干支で、10と12の最小公倍数、60種類あります。
ちなみに、今年2018年の十二支は戌で、干支は戊戌です。
十二支の話の由来は?
十二支の順番の話をするとき、十二支を動物に当てはめて話しますよね。
子(ネズミ)、丑(牛)、虎(虎)、卯(うさぎ)、辰(龍)、巳(へび)、午(馬)、未(羊)、申(猿)、酉(鶏)、戌(犬)、亥(猪) のように。
この順番になったとされる民話があります。
昔々、神様が動物たちに言いました。
「元日の朝、新年の挨拶に一番早く来た者から12番目まで、順にそれぞれ一年間大将にしてやろう」
牛は、自分が歩くのが遅いことをわかっていたので、夜のうちから出発しました。
それを見ていたネズミが牛の背中に飛び乗りましたが、牛は気づかずに歩きました。
牛は一番に神様の元へ到着しそうでしたが、その直前に背中に乗っていたネズミが飛び降り、ネズミが一番になってしまいました。
その後、トラ、うさぎ、龍、へび、馬、羊、サル、鶏、犬、イノシシの順で次々と到着しました。
ちなみに、猫はいつ神様のところへ行くのかを忘れてしまい
ネズミに日にちを尋ねましたが、ネズミは元日ではなく、その次の日と伝えました。
猫はそれを真に受けてしまったので、この十二支の中に入っていないんですね。
ヒンズー教でも似たような話が?
ヒンズー教徒の夫と話していると、興味深いことがわかりました。
十二支の民話の話をしているときに、「もしかして、一番はネズミ?」と夫が聞いてきたんです(⊙ω⊙)
なんでも、ヒンズー教でも似たような話があるそう。
彼が話してたお話はこうでした。
昔々、神様が動物たちに言いました。
「世界を一周して、私のところへ一番に来た者には、私の乗り物にしてやろう」(神様がその動物に乗って移動するということですね)
動物たちは皆次々と出発していきました。そんな中、ネズミは考えました。
「自分は他の動物と戦って一番になるのは難しいな...」
それでも、ネズミは一番に神様のところに到着しました。
他の動物は「なぜそんなに早く世界を一周できたのか」と驚きました。
ネズミは答えました。「私にとっての世界は、両親です。」
つまりネズミは両親の周りをぐるっと一周しただけだったんですね。
この発言に感動した神様は、ネズミを自分の乗り物として認めたそうです。
というお話だそうですが、いい話なんだか、ネズミはなんだかずる賢いというか・・・(´・з・)
「干支と十二支の違いや由来」まとめ
話は逸れましたが、つまり「今年の干支は〜」というのは間違いで、「今年の十二支は〜」と言うべきなんですね。
そして恥ずかしながら、私、十二支の順番を今回調べるまではっきりとは言えませんでした(;・∀・)
今回のおかげで、十二支の順番をしっかり覚えたので忘れないように
何度も繰り返し言おうと思います! (*•̀ㅂ•́)و
「ねーうしとらうー・・・・」