『チョコレート戦争』のあらすじとネタバレ感想

チョコレート戦争

『チョコレート戦争』第11話のあらすじとネタバレ感想!

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このページでは『チョコレート戦争 ~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~』第11話(2020年3月20日放送)のあらすじ(ネタバレ注意)や感想について紹介。

「チョコレート戦争 ~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~」は、2020年1月11日スタートのtvk(TV神奈川)放送のドラマです。

チョコレート戦争
~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~

芸能クラスを備え、毎年バレンタインデーが重要イベントの私立百瀬学園。

バレンタインデーに一番多くのチョコレートをもらった男子生徒は“キング”と呼ばれ、先の芸能活動も保証されるのだが、今年の2月14日、事件は起こった。“キング”確定と噂されていた篠田康太が誰かからの毒入りチョコレートが原因で死亡したのだ。

篠田のクラスの副担任・仁科智也は、篠田が所属していた学園内アイドルユニット“Dust Kiss”のメンバー、吉川優、村木乃亜、宮田健介、小暮海斗(TAKA)に話を聞いて行くが……。

果たして誰が、毒入りチョコレートを渡したのか。そして物語は仁科の隠された過去へと遡ることになる…。

【キャスト】仁科智也(小澤廉)/松井俊二(小林且弥)/篠田康太(立石俊樹)/吉川優(小南光司)/村木乃亜(古谷大和)/宮田健介(星元裕月)など



『チョコレート戦争』第11話 あらすじ

「そもそも、誰のチョコなんだ?」

すべての疑問は、そこに帰結する。

 

夜の学園でひとり報告書を作成していた仁科(小澤廉)は、物音を追い、暗闇に向かって叫ぶ。

「篠田康太!(立石俊樹)なぜ死んだ?俺は君に何をしてやれた?俺は君にとっていい先生だったか?それとも、ただの子どもか……」

 

仁科は、ひとり決意した。

通りいっぺんのあたりさわりのない報告書を提出するのはやめよう。

自分が見た、生徒の姿をありのままに、すべて書いておきたい。

 

吉沢優(小南光司)に手をあげてしまったことは、間違いない。

「お前らに俺の気持ちなんかわかんねえよ!」

そう叫んだ吉川の言葉は、正論だった。

「そうだ、君たちの気持ちはわからない。ただ、私はわかりたい、と思ってる。篠田があんなことになってしまって、悲しいよ」

せめて自分の気持ちを伝えようと、そう告げた。

 

宮田健介(星元裕月)の本名を呼んで、彼を怒らせたときもそうだ。

「みや!なんでも……話してくれ」

「僕みたいに、何でも出していける子もいれば、何も言えない子だっているよ。僕がスカートはいたり、アイドルやりたいのは、そんな子たちのためってこともあるんだよ?」

「わかってるよ……」

「先生がそう思ってるって、わかってるよ」

 

村木乃亜(古谷大和)は、静かに泣いた。

「俺、責任感じてるんだ。俺がグループに誘わなかったら、あんなことにならなかったんじゃないかって」

「村木、それは違うぞ」

村木は肩をふるわせた。

「バカなこと言っていい?俺、どこでだってずっとグループやり続けたいんだ。

続けてれば、いつかあいつが帰ってくるんじゃないかって……。

そんなことないってわかってる……でも……」

仁科はただ、首(こうべ)を垂れるしかなかった。

 

小暮海斗(TAKA/CURERS)は、篠田康太にひどく叱られたことがあると言った。

「俺んとこも両親が離婚しててさ。悪さすると全部それが原因って言われるし、自分でもそう思うんだって」

「篠田がそういったのか」

「でも俺ダメだな。康太さんが死んですぐこれだもん」

篠田康太の抱えていた寂しさ、彼なりに悩んでいた何かを知った気がした。

「やりなおしてみなよ。やりなおせるって、そう思ったから、小暮だから、篠田もそういったんだよ」

仁科の言葉に、小暮は素直な笑顔を見せた。

 

篠田の弟、貴宏(大平峻也)にも会った。

チョコレートを万引きした彼を、保護者として引き取りに行ったのだ。

「あなたは、この子の学校の先生ではないんですね?」

店員に問われて、仁科はとっさに嘘をついた。

「私は、兄です!このたびは、どうもすみませんでした!ほら、お前もちゃんと謝罪しろ!」

首根っこをつかまれた貴宏は驚いた顔をしたが、それも一瞬で、仁科と並んで頭を下げた。

 

彼らは、それぞれの篠田康太を失い、悲しんでいた。

それぞれのやりかたで、さまよっていた。

仁科は、彼らの心にそれを感じることができた。

 

一方、長谷川由和(杉山真宏/JBアナザーズ)は悔やんでいた。

本当のことを話そうと、変装して仁科に会いに行ったが、バレンタインの怪人かと聞かれ、篠田康太とまちがわれ、ただつらかった。

仁科は篠田康太を想い、彼に向って話しかけていて、それを聞くのもつらかった。

死ぬしかないと思う。

あの人と、仁科先生のために。
 

 
 

『チョコレート戦争』第11話 ネタバレ感想

いよいよ、最終章に突入しました。

これまで、にっしーが聞き取り調査をしていた生徒たちの、知られざる一面をここで開示。

すごく新味がある、というわけではありませんが、1~9話までを見ていた視聴者にとって、ちょっとジ~ンとするシーンばかりでしたね。

 

にっしーにひどく反発する吉川くんも、にっしーが「わかりたいと思ってる」と言えば、つむっていた目をあけてくれました。

「ほんとに?」って感じでしたね。

野生動物がちょっとずつ心を開いていく過程を見ているようで、なんだか感動。

 

みやはねぇ~。

デリケートゾーンを突かれて激高しちゃったけど、そもそもマイノリティーの気持ちを理解できるし、自分もそれで悩んで苦労してきた子だから、やっぱり優しい。

長谷川くんの気持ちも理解できるはずの子なんですよ。

惜しいなぁ。

 

小暮くんは、相変わらずお茶目!

でも、唯一康太の悩みを共有できた子なのかな。

 

篠田くんは学校では明るい人気者で、みんなに好かれていたけど、両親の離婚という心の傷を抱えていたんですね。

その弟くんは、もしお兄ちゃんが生きていたら、こうして隣に並んで頭を下げてくれただろうな、と思いながら、謝っていたんじゃないでしょうか?

これでもう二度と、万引きなんかできないですよね。

 

みんながそれぞれ、篠田くんを失って悲しんでいたわけです。

それぞれの篠田くん……。

じゃあ、本物の篠田くんはどこに?

思わずそう感じてしまいますが、でも人間ってみんなそうじゃないでしょうか?

「本当の自分」なんて、どこにもいないのでは?

 

人は社会的な動物で、人間関係という社会のなかでしか生きられないんですよね。

相手によって態度が変わってしまうのは当たり前だし、仮面を付け替えて生活するのは、社会生活を営むにあたってごくフツーのことです。

そういうことを「ずるいんじゃないか?」と考えちゃうのが思春期なんですよねー。

 

でも、ずるくないです!

ダスキスのメンバー、それぞれが持っていた篠田くんのイメージは、全部本物!

いろいろな角度から見た篠田くんなんです。

 

そういう悲しみを持ち寄って、昇華するのがお葬式っていう儀式なんですね。

だから、次回の最終回は、実質、篠田くんのお葬式になると思います。

みんなが見た篠田くん、みんなが思っていた篠田くんの像がひとつになって、篠田くんがなぜ死ななければならなかったのか、理解できるのではないでしょうか。

 

みやの言う通り、心のなかのことは本人にしかわからない。

それでも、彼を理解しようと努力したにっしー。

長谷川くんが嫉妬したのもわかる気がします。

 

心配なのは長谷川くんですよね。

猫いらずを食べて、死なないといいのですが。

 

っていうか、あれは猫いらず(毒薬)じゃないんじゃないかなー。

だって、ネットで知り合った人がそんな毒薬大量にくれる?

あんな白い粉で?

片栗粉っぽいですよね。

 

死のうと思って粉を口にした長谷川くんは死ねず、じゃあ篠田くんの死因はなんなのか?

それは「孤独」という死にいたる病……みたいな展開にならないでしょうか?

ああ、でも第1話から「毒入りチョコレート殺人事件」ってことになっていますね……。

 

最後はなんらかの形で長谷川くんが救われるといいな、と思います。

次回、文豪にっしーのひとり舞台になるのかどうか、楽しみです。
 

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