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朝ドラ『わろてんか』のキャストやあらすじ、見どころ一挙まとめ!

投稿日:2019-12-01 更新日:

朝ドラ『わろてんか』のキャストやあらすじ、見どころ

吉本興業の創業者、吉本せいをモデルに、笑顔が集う寄席の経営に力を尽くした夫婦の物語『わろてんか』。

タイトルの「わろてんか」は、関西弁で「笑ってください」という意味です。

オープニングテーマは、松たか子の「明日はどこから」。

「笑いこそ、人生の希望」、そんな信念で、笑いの世界と向き合って生きるヒロイン・藤岡てんが立派に女社長へ成長していく姿が描かれています。

ヒロイン紹介

ヒロイン・藤岡てんを演じるのは、葵わかな。

朝ドラへのヒロインに挑戦するのは、このときが3度目。まさに「3度目の正直」で、見事ヒロインの座を勝ち取りました。

 

芸能界入りのきっかけは、原宿でのスカウト。

2009年、事務所に所属してすぐ、CMのオーディションに合格し、その年の10月には女優としてデビューを果たします。

2012年には、アイドルユニット「乙女新党」のメンバーに選抜され、アイドル活動と女優業を両立させていましたが、2014年に卒業。

女優業に専念することとなります。

2017年には、慶應義塾大学総合政策学部に合格。「わろてんか」の撮影には、大学を休学して臨みました。


 

朝ドラ『わろてんか』主なキャスト

ストーリーは、大きく4編に分かれており、薬問屋のお嬢様だったてんが、運命の人・北村藤吉と出会い、寄席経営者として成長していく姿が丁寧に描かれています。
 

『わろてんか』キャスト(京都編)

薬問屋、藤岡屋の長女として生まれた藤岡てん。

厳格な父・儀兵衛(遠藤憲一)と凛としながらも優しい母・しず(鈴木保奈美)によって大切に育てられます。

 

幼いころから、てんを支え続けるのは、従兄であり、藤岡屋で丁稚として働く武井風太(濱田岳)と女中・トキ(徳永えり)。

2人は、のちに夫婦となります。

 

幼いころ、お祭りで偶然出会った北村藤吉(松坂桃李)は、てんにとって「運命の人」。

のちに夫婦となり、2人3脚で寄席の経営に力を尽くします。

また、てんの縁談の相手だった伊能栞(高橋一生)は、生涯にわたって、てんと藤吉のよき友人、そして仕事の相談相手として、2人を支える存在となります。
 

『わろてんか』キャスト(大阪船場編)

結婚を決め、大阪・船場にある藤吉の実家「北村屋」に帰った藤吉とてん。

2人を待っていたのは、藤吉の母・啄子(鈴木京香)と藤吉の許嫁・杉田楓(岡本玲)。

女中として扱われるも、笑顔で頑張りぬくてんの姿に、少しずつ啄子と楓も変わっていくのでした。
 

『わろてんか』キャスト(笑売編)

多額の借金と藤吉の事業の失敗により、北村屋を手放した藤吉は、てんの提案により、寄席の経営を始めます。

芸人の元締め・寺ギン(兵動大樹)の妨害工作や、寄席自体の経営不振を乗り越え、少しずつ経営は軌道に乗り、「北村笑店」を設立。

風太やトキ、伊能のサポートにより、北村笑店の事業は拡大していくのでした。
 

『わろてんか』キャスト(女興行師編)

藤吉の死後、てんは、女社長として北村笑店を経営することとなりました。

藤吉のおさななじみで女優の秦野リリコ(広瀬アリス)を漫才師に転身させるなど、さまざまな工夫で事業を拡大させていきます。

藤吉とてんの息子、隼也(成田凌)も北村笑店で働いていたのですが、取引先の銀行頭取の娘と駆け落ちし、てんからも勘当されてしまいます。

のちに、風太が間に立ち、和解。家族の絆を取り戻すこととなるのでした。
 

朝ドラ『わろてんか』のあらすじ

 

『わろてんか』あらすじ(京都編)

京都の薬問屋「藤岡屋」の長女、藤岡てん。

笑うことが大好きなてんは、小さいとき、従兄の武井風太に連れられて行ったお祭りで旅芸人・北村藤吉と運命の出会いを果たします。

 

女学生に成長してからも、旅先から時折届く藤吉からの手紙を楽しみにしているてん。

そんなてんに、伊能栞との縁談が持ち上がります。

縁談は実らなかったものの、伊能はてんからの手紙に同封された、てんの兄の論文を読み、藤岡屋の経営難を救ってくれることとなったのでした。

 

てんは、初恋の相手、藤吉と偶然再会。

藤吉は、実は、船場の米問屋の跡取り息子であり、旅芸人を諦め、てんと結婚し、米問屋を継ぐ決心を固めます。

てんは、父・儀兵衛からの猛反対にも屈することなく、藤吉についていくことを決めるのでした。
 

『わろてんか』あらすじ(大阪船場編)

藤吉の実家「北村屋」で、てんと藤吉を待っていたのは、藤吉の母・啄子と、啄子が決めた許嫁・杉田楓。

てんは嫁として認められず、女中として生活することとなりますが、持ち前の明るさと機転で、啄子から出される難題を乗り切っていきます。

 

北村屋の経営が実は火の車だったと知った藤吉は、儲け話に手を出し、あえなく失敗。

借金のために、店も家も手放すこととなります。

てんは、新しい商売として、寄席を経営することを提案。

啄子からの猛反対を押し切り、藤吉とともに「笑い」を商売にしていく決意を固めたのでした。
 

『わろてんか』あらすじ(笑売編)

てんの実家から資金を借り受け、なんとかスタートさせた寄席小屋「風鳥亭」でしたが、経営はなかなかうまくいきません。

しかし、伊能のサポート、啄子のアドバイス、てんのアイデアから生み出された風鳥亭ならではのサービスで、徐々に売り上げを伸ばし、一年で見事借金を完済。

ついに、てんは啄子から嫁として認められ、てんと藤吉は「北村笑店」を設立することになります。

 

北村笑店は人気落語家と専属契約を結んだり、芸人たちの労働環境を改善したりしながら、大会社へ成長していきます。

芸人の元締め、寺ギンのもとで修行していた風太も番頭として加わり、北村笑店は順調に業績を伸ばしていくのですが、そんな中、藤吉が病に倒れてしまいます。

一度は回復したものの、藤吉は帰らぬ人となり、てんは藤吉のかわりに北村笑店の社長となって芸人たちを率いていくことになるのでした。
 

『わろてんか』あらすじ(女興行師編)

藤吉の死から4年後、風太と伊能のサポートを受けながら、てんは、女性に受ける漫才師としてリリコを女優から漫才師に転身させたり、自社で漫才作家を育成したり、と経営努力を重ねていきます。

またアメリカ留学から帰った息子・隼也も失敗や葛藤を繰り返しながら、少しずつ成長していたのですが、仕事で出会った取引先の銀行頭取の娘と恋に落ち、駆け落ち同然で結婚してしまいます。

 

そして、時代は、戦争へ。

北村笑店は、軍の慰問のため、戦地に芸人たちを派遣することになります。

死と向き合わなければならない軍人たちに、最高の笑いを提供しようとする芸人たち。

その功績が認められ、てんは国から勲章をもらうまでになります。

 

一方で伊能の会社が制作した映画は検閲により上映が不可能となり、伊能はその責任を取らされ、社長退任に追い込まれます。

てんたちは、伊能を北村笑会に迎え入れ、映画部を作りますが、伊能に対する弾圧がますます強まったため、伊能を出張の形で渡米させ、難を逃れたのでした。

 

戦局はますます激しくなり、てんたちも疎開に。

芸人たちと再会を誓い、北村笑店もやむなく解散することとなります。

 

そして迎えた終戦。

寄席の再開は困難を極めますが、伊能が戻り、芸人たちも少しずつ戻り、出征していた隼也も戻り……

てんたちは、仮設の寄席で「北村笑店物語」を上演。

戦争を乗り越え、やっと人々は笑いを取り戻すのでした。
 

朝ドラ『わろてんか』の見どころ

お嬢様育ちのてんの包容力と発想力

どんな困難も、おおらかな笑顔で乗り越えていくてん。どんな人に対しても温かい愛情をもって接するその姿に人々は魅了されます。

また、芸人たちの不安定な労働環境を改善しようと、芸人たちの給料を月給制にしたのもてんでした。

結果、多くの芸人が北村笑店に移籍しますが、芸人たちが移籍したのは、お金のためだけではなく、てん、つまり北村笑店が信頼できる働き場所だと思ったからなのでしょう。

寄席では、観客の下足磨きや、冷やし飴の販売、昼間の上演など、さまざまな画期的なアイデアを生み出します。

常識にとらわれない発想力も、また、てんの魅力です。
 

藤吉と伊能〜2人のナイト〜それぞれの魅力

藤吉と伊能は「エンターテインメント」という共通項で友情を築いていきますが、2人のもう1つの共通項は、生涯、てんを支える存在であったということ。

死してなお、幽霊になって、てんのそばにいる藤吉と、幾度となく訪れるてんのピンチを救う伊能。

てんを守る2人のナイトがこの物語を支えます。
 

変わらない笑い、そして変わりゆく笑い

てんたちの寄席を初めて満席にしたのは、大御所・喜楽亭文鳥の落語でした。

人々をひきつけてやまない古典落語ですが、それと同時に人々をひきつけていくのは「新しい笑い」。

安来節乙女組、しゃべくり漫才、しゃべらない漫才……

作中では、様々な形の笑いが生み出されていきますが、1つの笑いの「形」を生み出すことに真剣に取り組む芸人たちの姿が丁寧に描かれています。
 

てんの2人の母〜鈴木保奈美と鈴木京香〜の共演

てんの実母・藤岡しずを演じた鈴木保奈美と、義母・北村啄子を演じた鈴木京香の共演も注目を集めました。

実は、2人の共演は実に22年ぶり。

1995年に放送されたフジテレビの「恋人よ」以来の共演となりました。

 

てんの幸せを願い、京都から、単身で大阪船場に乗り込むしずの凛とした美しさと、船場の米問屋の暖簾を「ごりょんさん」として守ってきた啄子のストイックな強さがぶつかり合う共演シーンは、このドラマのみどころの1つ。

静かに火花を散らす母2人を演じる大女優・鈴木保奈美と鈴木京香の対決シーンは、朝ドラの歴史に刻みこまれることでしょう。
 

朝ドラ『わろてんか』その魅力とは

「笑う門には福来る」、人生を豊かにする「笑い」を届けようと努力し続けたてんと藤吉。

今でこそ、「笑い」はその地位を確立していますが、てんと藤吉が生きたのは、言わば「笑い」のビジネスの創成期とも呼べる時代です。

戦時中「笑い」が不謹慎とされた時代もありました。

だからこそ、「笑い」を楽しむことができる幸せを大切にしていくべきなのだと改めて感じさせてくれる……

それが「わろてんか」というドラマの魅力なのでしょう。
 

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