このページでは『チョコレート戦争 ~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~』第2話(2020年1月18日放送)のあらすじ(ネタバレ注意)や感想について紹介。
「チョコレート戦争 ~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~」は、2020年1月11日スタートのtvk(TV神奈川)放送のドラマです。
~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~
芸能クラスを備え、毎年バレンタインデーが重要イベントの私立百瀬学園。
バレンタインデーに一番多くのチョコレートをもらった男子生徒は“キング”と呼ばれ、先の芸能活動も保証されるのだが、今年の2月14日、事件は起こった。“キング”確定と噂されていた篠田康太が誰かからの毒入りチョコレートが原因で死亡したのだ。
篠田のクラスの副担任・仁科智也は、篠田が所属していた学園内アイドルユニット“Dust Kiss”のメンバー、吉川優、村木乃亜、宮田健介、小暮海斗(TAKA)に話を聞いて行くが……。
果たして誰が、毒入りチョコレートを渡したのか。そして物語は仁科の隠された過去へと遡ることになる…。
【キャスト】仁科智也(小澤廉)/松井俊二(小林且弥)/篠田康太(立石俊樹)/吉川優(小南光司)/村木乃亜(古谷大和)/宮田健介(星元裕月)など
『チョコレート戦争』第2話 あらすじ
私立百瀬学園の恒例行事、バレンタイン当日に、ひとりの生徒が死んだ。
毒入りチョコレートで命を落とした学園のキング、篠田康太(立石俊樹)。
彼が所属していた学園内アイドルグループDust kiss(通称ダスキス)のメンバーは、彼を含めて5人。
クラスの副担任、仁科智也(小林連)はすでに3人の話を聞き取り調査していたが、有力な情報は得られなかった。
リーダー村木乃亜(古谷大和)の言っていた「バレンタインの怪人」という言葉が耳に残る。
仁科は、最後のメンバー小暮海斗(TAKA/CUBERS)に会いに行くことにした。
見るからに怪しげな閉鎖された工場の2階で、小暮はオレオレ詐欺に手を染めている。
仁科はおおよその事情を察するが、あらためて指摘はしない。
小暮は1年5組のスタークラスの生徒だが、ただの不良だと思っている。
「篠田のことを聞きに来たんだ」
「……もういーんだよ!あいつのことは!いまさらお前らが警察みたいなことしたって!」
小暮は逆上した。
自分たちだって、篠田を殺した犯人を必死で探したのに、見つからなかった。
「だから、篠田が……可能性があると」
「康太さんがそんなことするわけねぇだろ!」
仁科は篠田が自殺した可能性を示唆したが、もちろん小暮は納得しない。
と、そこへ別のオレオレ詐欺グループの青年がバットを持って飛び込んできた。
名簿を出せと追われる小暮と仁科。
裏路地に追い詰められ、絶体絶命だ。
「よし!やってやる。素手で来い!」
「……なんでだよ(怒)」
小暮が立ち向かおうとするが、相手は凶器を離さない。
いくらケンカ慣れしていても、素手とバットのふたり組では分が悪すぎる。
「け、けけ警察だ!俺は警察だぞ!」
仁科が機転をきかせて、手帳を差し上げた。
見え見えの芝居に乗り、小暮はなんとか追っ手を追い払うことに成功した。
そして、仁科は小暮から篠田康太の弟の存在を知った。
土屋貴宏(大平峻也)は露華高校の1年生。
ふたりが幼いころ、両親は離婚していた。
仁科は釣り堀で、貴宏の話を聞いた。
「百瀬学園って変ですよね。バレンタインでチョコを一番もらった人がキングなんて馬鹿げてますよ」
貴宏は、百瀬学園にも不仲な両親にも不満を抱いているようだ。
篠田は生前、高校を卒業したらふたりで暮らそうと弟に言っていたらしい。
アイドル活動で金を稼ぎ、親の助けを借りずに弟を大学へ行かせてやる、と。
そんな人間が自殺をするだろうか。
「犯人はいるよ!気づいていないだけで」
貴宏の声が悲痛に響いた。
「はぁ~、めんどくさ」
正直、仁科もくたくただ。
仕事を押し付けてきた担任の松井(小林且弥)はハワイで休暇を楽しんでいるというのに……。
暗い校内で報告書をまとめていた仁科は、物音に気づいた。
視線の先には、奇妙な格好の人物が立っている。
「篠田康太は……」
そう言って走り出した人物を、仁科は追いかけた。
そして、あの日のことを思い出す。
2月14日、毒入りチョコレートを食べて死んだ篠田康太。
第一発見者は、自分だった。
『チョコレート戦争』第2話 ネタバレ感想
第2話で、あらたな登場人物が3人!
公式のキャストページを見ると、あとふたり残っていますね。
次回あたりですべての人物が登場し、本格的な謎解きが始まる予感がします。
今回登場したのは、まずダスキスの最後のメンバー小暮くん。
グレさんと呼ばれているみたいですね。
白に近い金髪の不良少年です。
てか、オレオレ詐欺は不良の範疇を超えていませんか?
ヘタレの仁科先生はスルーしていましたが……。
小暮くんのグレは半グレのグレなのか。
私がプロデューサーなら怖くてデビューさせられませんけど。
小暮くんは篠田くんを慕っていて、やっぱり殺されちゃったことに憤りを感じているようです。
とても怒っていますね。
そして、にっしーがほのめかした自殺については完全否定しました。
う~ん、自殺か。
警察がさんざん調査したあとなのに、素人探偵のにっしーが話を聞いていたのはそういう理由だったんですね。
でも、弟くんが言うように、毒入りチョコを自分で用意して学校で食べて死ぬって、あり得ますか?
これが自殺だとしたら、誰か、もしくは学園の存在自体に対する壮大な当てつけなのでは?
ただ、弟くんが言っていることが本当だとしたら、自殺なんておかしいですよね。
う~ん。
弟くんは万引き常習犯のようで、信用できないところもあるし……。
謎は深まるばかりですね。
しかも最後に登場した男子生徒!
モップを履いて頭にバケツをかぶり、マントを羽織った姿です。
もうこれは実際に見てもらうしか。
にっしーに追いかけられた彼は、物陰に隠れて「言えない……」とつぶやきます。
うんうん、いいんだよ。
でも、手紙でもなんでも伝え方ってあるでしょ……。
ここまで出てきた登場人物って、ひとくせもふたくせもある男の子ばっかり!
思春期だから?!
10代の男の子ってそういうもの?!
しかも、最後の最後ににっしーの爆弾発言。
第一発見者がにっしーだったとは……。
犯罪捜査のセオリーは、「第一発見者を疑え」ということですから、ここへきてにっしーも容疑者になってしまいました。
単純に、にっしーは善意の探偵役なんだと思っていましたが、もしかすると、「誰かが俺を犯人だと疑っていないか」と探っているのかもしれないわけですね。
いやいや、それならあんな風に「はぁ~」なんてため息はつかないか。
このドラマ、意味深な演出が多くて頭が混乱してしまいますね。
そこが醍醐味というか、ファンタジーとして楽しめる部分なのでしょう。
しかも、まつつつつつたく女性が出てこない!
この潔さは嬉しいですね。
出演者のファンは、イラッとすることなく、ドラマに没頭できます。
「誰推し?」とか言いながら、学校で盛り上がりたい!
でもこのドラマ、本放送は金曜深夜枠なんですよね。
SNSで語るしかないのがちょっと寂しいです。
どれどれ、とTwitterをのぞいてみると、公式キャンペーンや出演者のつぶやきがたくさん。
仁科役の小澤廉さんは、先生という立場ですが、生徒役のみんなとあまり年が違わないんですね。
撮影風景なんかをツイートしてくださっていて、ほのぼのです。
あ、そしてTwitterで見つけてしまいました……。
女の子も、出ます。
そりゃそうかー。
あのかわいい制服の女の子バージョン、実際着たところを見たいですもんね。
え?そうしたら、もしかして康太を独り占めしたい女の子の犯行ということもあり得るの?
これは次回も見逃せませんね。
にっしー、がんばって。
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