このページでは『時効警察はじめました』最終回のあらすじ・ネタバレや感想、『時効警察はじめました』を見逃してしまった方の視聴方法について紹介しています。
『時効警察はじめました』は、2019年10月11日スタートのテレビ朝日系列のドラマ(毎週金曜夜11時15分放送)です。
殺人事件の時効が廃止され、さらに窓際となった総武署時効管理課。FBIへの出向から12年ぶりに戻ってきた霧山修一朗ですが、時効を迎えた事件を私的に捜査するという“趣味”を再開。霧山が“単なる趣味”として未解決事件として捜査、時効で逃げ切った犯人に挑んでいきます。そして、真相を暴かれ真っ青になった犯人をあまり心配させないために、霧山は毎回犯人に一枚のカード「誰にも言いませんよカード」を手渡すのです…。
【キャスト】
霧山修一朗(オダギリジョー)、三日月しずか(麻生久美子)、彩雲真空(吉岡里帆)、又来康知(磯村勇斗)、十文字疾風(豊原功補)、又来(ふせえり)、サネイエ(江口のりこ)、蜂須賀(緋田康人)、諸沢(光石研)、熊本(岩松了)他
『時効警察はじめました』最終回のあらすじ
総武署の時効管理課に、いきなり外国人が現れました。
その正体はFBIの人間で、霧山の力を借りたい事件が発生したため、アメリカへ連れ戻しに来たのです。
一方、霧山は24年前の時効事件を “趣味” で捜査し始めます。
それは高校の屋上から、高飛び込み部のコーチ・祷が飛び降りて死亡した事件でした。
屋上には誰もいなかったため、自殺と考えられていましたが、この事件には他とは違う問題が…。
実は、高飛び込み部の元エース・雨夜が祷の飛び降り自殺を予見していたのです。
そして雨夜は現在、的中率抜群な予言者・スピリチュアル雨夜として活躍していました。
しかも雨夜は、事件の1年前高飛び込みの練習中の事故で心肺停止状態に陥るも、奇跡的に蘇生し未来が見えるようになったというのです。
祷に自殺の動機がまったくなかったことと、そんな祷の飛び降りを雨夜が予言していたことが引っかかった霧山は、雨夜本人から話を聞くことに。
しかし、雨夜と話すため霧山に同行した三日月の様子がおかしくなってしまいます。
その後、事件発生時の担当刑事を訪ねた霧山と彩雲は不可解な話を聞きます。
祷の財布には、飛び降りた日に受け取る予定だったバースデーケーキの予約票が入っていたというのです。
しかも、ケーキプレートには高飛び込み部の部員・朝霞の名前があり、祷が朝霞に送る予定だったことが分かったのですが、二人に交際の形跡はありませんでした。
さらに担当刑事は、蘇生後にPTSDを患っていた雨夜と、彼の担当医だった心理学者・只野教授の間に何かあったのではないかと疑っているようで…。
↓この先、ネタバレになります。
事件を追っていることを聞きつけた朝霞は霧山の元を訪れます。
朝霞は卒業前に埋めたタイムマシンを掘り返して止まっていた時間を動かしたいと霧山におねがします。
そんな朝霞がタイムマシンの中に入れたのはラジカセテープでした。
早速、タイムマシンを掘り返すのに同行した霧山たちでしたが、なぜか、三日月が掘り起こすことに。
ようやくタイムマシンを掘り返して早速ラジカセを流してみると、朝霞の姿が消えていました。
朝霧は屋上から飛び降り降りようとしていたのです。
そして霧山は彩雲と一緒に、PTSDを患っていた雨夜の元担当医・只野教授を訪ねました。
教授は今の雨夜は予言者ではなく、洗脳による誘導で相手をコントロールしているといいます。
雨夜は相手が自分の思い通りの行動を取るように誘導することができるらしいのです。
これは後催眠といい、催眠中の被験者に対してトリガーというキッカケを埋め込むことで思い通りの行動をさせるのですが、教授は雨夜をPTSDから救うために後催眠を行っていました。
そして教授は、霧山に雨夜は間違った使い方をしていると告げるのですが…。
『時効警察はじめました』最終回の感想&あらすじ<続き>
「時効警察はじめました」もついに最終回!
ラストにふさわしい豪華ゲストたっぷりの回でした。
山﨑賢人・二階堂ふみ・松重豊・染谷将太と一本映画が撮れそうなメンバーで、起こった事件とは未来が見えるという雨夜が予言した飛び降り自殺、物語がスピリチュアルな方向へとすすみます。
監督は時効警察といえばの三木監督。
日本代表レベルだった飛び込み選手が、恋愛のくだらない嫉妬で選手生命を絶たれたことによりPTSDへ。
そして、そんな彼が立ち直るために出会った心理学者から得たのは復讐にも使われた後催眠能力でした。
雨夜は「復讐ではなく実験」と言っていましたが、人生めちゃくちゃにされた彼ができた唯一の殺人方法と考えると切ないです。
そして、霧山と彩雲が捜査の途中、2人で無人駅のホームにいた時「こういう駅は電車が来ない方がいい。そう思うんだけど」と告げられた彩雲が、霧山に対して恋の始まりを感じていたような感じのシーンもあり、三角関係始まるか?とハラハラしましたね!
しかし、今回のメインはやはり霧山と三日月の関係。
再びアメリカに行ってしまうという霧山に三日月がどんな行動をとるのか…。
それが、スピリチュアル雨夜の後催眠能力に頼ると言うのが、なかなか直接的に告白できない三日月らしいといえばらしい展開。
そして、そのトリガーが「コーヒー入れろ、おい」というのもなんとも時効警察らしいですよね。
往年のファンにとってはたまらない展開でした。
そして、飛行機に乗り込む霧山に言葉をかけられない三日月が一生懸命トリガーの引き金を引こうと「コーヒー入れろ、おい」を涙ながらに言う姿は萌えましたね。
そしてそんな三日月を「未来でまた会おう」抱きしめる霧山。
なかなか進まない二人への展開への言葉でもあり、そして12年ぶりにドラマが戻ってきた視聴者へむけた言葉でもあろうと胸キュン感じました!
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『時効警察はじめました』最終回 まとめ
全8話と少し短いドラマでしたが、12年の時を経て時効警察らしさが詰まっていて毎回楽しむことができました。
彩雲や康知が新キャラとしてメンバーに馴染んでいく過程も楽しめました。
霧山と三日月は相変わらずの関係ですが、それがいいのかなとも思えましたね。
また次回作が観れるかもしれないという「未来でまた会おう」言葉もあり、前作ファンとしても、今回からみたファンも楽しめたラストだったのではないでしょうか?