(上記画像は、イメージです)
ひんぎゃの塩というのをご存じですか?
塩にこだわりのある方ならばご存じかもしれませんが、そうでなければ知らない方のほうが多いかもしれませんね。
そんなひんぎゃの塩について、詳しく紹介させて頂きます。
ひんぎゃの塩とは?青ヶ島で作られてる?
ひんぎゃの塩とはどのようなものなのでしょうか?どこで作られているものなのでしょうか?
ひんぎゃの塩というものは、伊豆諸島最南端の青ヶ島で生まれた自然の塩のことです。
青ヶ島は、自然の豊かな海のとても美しい島です。
ひんぎゃとは、どういう意味なのでしょうか?
ひんぎゃとは、火山の噴気孔の事を言います。
一般的な火山の噴気孔からは有毒ガスが発生しているのですが、青ヶ島の噴気孔(ひんぎゃ)からは有毒ガスは発生していないのです。
なので、近くまで行くことが出来ますので、青ヶ島を代表する有名な観光名所なのです。
このひんぎゃの蒸気を使って作られているのが、この「ひんぎゃの塩」なのです。
じっくりと時間をかけて塩に結晶化させておりますので、とても繊細な甘味がありつつも塩の純粋な味が味わう事ができます。
岩塩のように岩のような塩ではなく、さらさらとした使いやすい形をしていますので、
そのまま食材に付けて食べる事もできますし、手軽に調味料として使う事もできますのでオススメです。
ひんぎゃの塩の成分と味
ひんぎゃの塩は、どのような成分が入っているのでしょうか?味は普通の塩とは違うのかが、気になりますよね。
ひんぎゃの塩の原料である海水は、青ヶ島付近の黒潮本流の海水から作られています。
黒潮は栄養バランスが良く、カルシウムを豊富に含んでいます。
通常の塩と比べると、約60倍ものカルシウムを含んでいるのです。
現代人のカルシウム不足が注目されているなかで、塩でカルシウムの補給をすることが出来るのならばとても理想的ですよね。
ひんぎゃの塩は、火山の蒸気で温めていくのですが、その期間はなんと13日にも及びます。
結晶化させるまでの生成の期間によって、その粒の大きさは異なってきます。
粒の大きさにこだわったひんぎゃの塩は、一番塩の味を感じやすくて塩辛さは感じにくいような絶妙なサイズに作られているのです。
味わい深いひんぎゃの塩は、塩のうまみをそのまま感じられるような料理に使う事をオススメされています。
夏野菜にそのまま塩をつけて食べるような食べ方でしたり、
塩おにぎりでお米のおいしさを更に強く感じられるものや、和牛につけて食べるのもオススメだそうです。
本当に美味しい塩を使用すると、他の食材をうまく引き立ててくれて
更に美味しさを感じられるような味わいを手に入れる事ができます。
普段食べている塩とはまったく別物だという事はたしかですので、
家に常備しておいてここぞというときには、ひんぎゃの塩を使って食べてみるという方法を使ってみたいなと感じました。
販売店は東京?購入場所は
ひんぎゃの塩は、どこの販売店で購入することが出来るのでしょうか?
東京で購入することが出来るのならば、助かりますよね。青ヶ島までは、なかなか行くのは難しいですよね。
店頭販売を行っているところだと、東京にあります竹芝客船ターミナル内の「東京愛ランド」で取り扱いがあります。
色々な所で買う事ができるという訳には、いかないみたいですね。
今後もっと有名になればデパ地下とかで取り扱ってくれるのですかね。今後に期待ですね。
通販はある?値段は
ひんぎゃの塩は、通販では購入することが出来るのでしょうか?値段はいくらなのでしょうか?
おいしいもの新聞のサイトでも購入できるようですが、大変人気のようで、今現在はSOLDOUTになってしまっています。
価格は瓶入りで30g¥390(税込み)袋入り50g¥250(税込み)袋入り1kg¥4320(税込み)です。
アマゾンでも購入することができます。
価格は200g入りで¥2600(税込み)です。
通販でも手に入れることが可能だと、助かりますよね。
家まで届けてくれるのは、とても便利なので是非とも活用してみてください。
作っている山田アリサさんとは?
実はそんな魅力的なひんぎゃの塩は、作っている方もとても魅力的なのです。どんな方が作っているのか気になりますよね。
ひんぎゃの塩を作っているのは山田アリサさんという方です。
山田アリサさんとは、どんな方なのでしょうか?
山田アリサさんはもともと青ヶ島出身の方で、田舎に限界を感じてオーストラリアへ1年間留学をされています。
島から解放されて楽な気持ちはあったそうなのですが、永住する地にオーストラリアを選ぶことはせずに、日本へ帰国します。
山田アリサさんは芝居をやりたいと感じていて、
演劇や音楽で有名な学校への入学を志願するのですが、残念ながら不合格になってしまいます。
不合格になってしまったので、将来を考えて教員免許を取得できるような短大へと進学します。
しかし芝居への夢をあきらめる事ができなかった山田アリサさんは、
大手劇団員の研究生となって活動をしていきます。
そこでは思うように活躍をすることが出来なかったので、友達のお父さんの劇団へと加入して役者としての活動を続けていきます。
お母さんの体調不良が理由でお母さんとの同居を始めますが、数年後にお母さんはなくなられます。
それをキッカケとしまして、山田アリサさんは故郷である青ヶ島へ帰ることを決断します。
青ヶ島に戻ってみたら、若いころには嫌になっていた自然のよさであったり、恵みに気付くことが出来たそうです。
青ヶ島に帰ってから結婚もされて、子供も生まれました。
ある日、青ヶ島での製塩所の求人情報をみて、男性限定の求人でしたが
続く人がいなかったようで、男性限定の枠がなくなったときに応募して、合格をしたので勤務していました。
その後、製塩所の民営化をキッカケとして、山田アリサさんが経営を引き継ぐことになったのです。
そのころには山田アリサさんは塩を愛していて、その魅力を多くの人に伝えたいという意欲に燃えていました。
まとめ
地熱の蒸気で精製される塩は大量生産もできないので地道に作っていくしかありませんし、大変な肉体労働なのですが、
塩に愛をもってもっと多くの人に知ってもらいたいという思いから、山田アリサさんは日々働いています。
そんな愛情たっぷりのひんぎゃの塩を、背景も知った上でぜひとも試してみたいと思ってしまいました。