2010年にアメリカでドラマ化された『ウォーキング・デッド』は世界中を熱狂の渦に巻き込んだゾンビ系サバイバルホラーです。
「ミスト」「グリーンマイル」で知られる名監督フランク・ダラボンが脚本、監督を手掛け、このドラマ独自の世界観を構築しました。
ドラマ版は原作と異なる展開が続き、主要人物も突然死亡してしまうなど、良い意味で視聴者の予想を裏切る作品です。
では、早速『ウォーキング・デッド』のあらすじからスタートしてみましょう!
『ウォーキング・デッド』
無料視聴はこちらから↓
目次
『ウォーキング・デッド』のあらすじ
主人公のリック・グリムス(アンドリュー・リンカーン)保安官は、友人であり同僚のシェーン・ウォルシュ(ジョン・バーンサル)と逃走犯のいる事件現場に駆けつけます。
犯罪者たちを射殺して無事に事件を解決したと思っていたところ、残っていた犯人の一人にリックは撃たれ致命傷を受けてしまいます。
シェーンが駆け寄り、必至に声を掛けますがリックの意識は徐々に薄れていきます。
そして意識を失ったリックが目覚めた時、世界は「ウォーカー」と呼ばれる得体の知れない化け物たちがはびこる「地獄」へと変わっていたのです。
『ウォーキング・デッド』は主人公リックの仲間たちと「ウォーカー」や「悪人」との争いを描くサバイバルドラマ
病院で目覚めたリックは、体中に点滴の管が付けられていました。
リックはなんとか立ち上がり、足を引きずりながらも病室から出ます。
長い間寝たきりだったので、身体が言うことをきかないのです。
廊下は荒れ果て人の気配がなく電話も繋がりません。
他の廊下へ続く扉の窓ガラスを覗くと、そこには「何者かに食いちぎられた」人間の死体を見つけ、リックは恐れおののきます。
恐る恐る引き続き院内を調べると、「開けるな、死人がいる」と書かれた扉を発見します。
中からはおぞましいうめき声が聞こえ、外に出ようとする何者かの「手」がドアをこじ開けようとしていました。
恐怖を覚えたリックはその場を立ち去り、病院の外へと向かいます。頼れるのはマッチ一本だけです。
久しぶりに外界に出たリックの視界に眩い太陽の光が差し込んできます。
外には、シーツで包まれた死体の山が出来上がっていました。
リックは、まず家族の安否を確認するため自宅へと向かいます。
病院の近くには軍隊が壊滅した後があり、途方に暮れてしまうリック。
上半身だけの化け物に遭遇し怯えながらも、放置されていた自転車に乗り家族の元へと向かいます。
しかしそこは、もぬけの殻であり妻のローリーと息子のカールはいませんでした。
家族の死を確信したリックは泣き崩れてしまいます。
現実か夢か自分に問いかけるリックはふさぎこみ、自宅の前で座り込んでしまうのです。
すると人間らしきものが歩いてくるではないですか。
その瞬間、後ろから黒人の少年に後頭部を殴られリックは気絶してしまいます。
意識を取り戻したリックは、ベッドに両手を縛られていました。
黒人の男性がリックに問い詰めます。「どこか噛まれてはいないか。引っかかれた傷はないか」と。
彼の名前はモーガン・ジョーンズ(レニー・ジェームズ)という男でした。
モーガンは、おびただしい数の化け物のことを「ウォーカー」と呼びました。
リックはモーガンのお陰で体力を取り戻し、警察署で保安官の服と銃を取り戻します。
モーガンに大規模な避難所が「アトランタ」にあると教えてもらい、家族を探しに向かうのです。
やっとの思いで辿り着いたアトランタでしたが、数えきれないほどのウォーカーの群れがリックに襲い掛かってきます。
ここに来る途中に手に入れた馬をウォーカーに食いちぎられたリックは、放置されていた戦車の中に逃げ込みました。
中には死を覚悟して自殺した軍人の遺体があり、リックも残っていた最後の銃弾で自殺しようとします。
その時、「おい、そこの間抜け」という声が無線から聞こえてきます。
リックは間一髪で自害することを免れましたが声の正体は誰なのか分かりません。
そして、世界中のゾンビファンを唸らせた『ウォーキング・デッド』の物語がここから始まるのです。
▼おすすめ記事
→ 海外ドラマおすすめランキングTOP10!最新作品から名作まで
『ウォーキング・デッド』の見どころ
ウォーキング・デッドの見どころ
世界一有名なゾンビドラマで、極限状態における人間の心理描写が秀逸!
これまでにゾンビ映画はたくさんありましたが、ゾンビドラマとして大ヒットしたのは、おそらく『ウォーキング・デッド』が世界でも初め。
ドラマでありながら、優れた映画脚本家 フランク・ダラボンの脚本・総指揮で製作され、奥深い内容に仕上がっています。
『ウォーキング・デッド』はゾンビドラマではありますが、メインテーマは「人間の狂気」。
このような命がけの状況下で、人に起こりうる行動や言動をリアルに描いています。
最大の敵・ウォーカーとは別に、生き残った少数の「人間と人間の争い」がドラマの焦点になっていて、見る人を自分の人生観や価値観とは違った観点で釘付けにします。
ウォーキング・デッドの見どころ
映画並みにリアルな特殊メイク
ウォーカー達の特殊メイクにもぜひ注目してください。
『ウォーキング・デッド』には、数百、数千というウォーカーの群れが登場しますが、“一人” に対してのメイク時間はなんと1時間以上!
「腐敗している様」をリアルに表現するための徹底的な拘りが施されています。
人やウォーカーが殺害されるシーンはメイクの他、最新CGと技巧なカメラワークも用いられていて、スタッフ陣の熱いこだわりがドラマ全体の面白さ、恐怖感を底上げしているのです。
『ウォーキング・デッド』はゾンビ系作品の中でも最高傑作!
ゾンビ物の中ではシナリオや演出すべてにおいてトップを争う作品です。
シリーズが進んでいく中で大人気キャラが死んでしまうのですが、アメリカでも日本でも大炎上を起こすほどの人気ぶりです。
しかし、ウォーキング・デッドの制作陣は容赦しません。
作中で人気がある、なしは関係なく制作者は「人はいつ死ぬか分からない。リックも死ぬかもしれない」そう断言しています。
物語の中にも『人の「死」は避けて通れない事実である』というメッセージが込められています。
人間の命の儚さと尊さに重きをおいたこの『ウォーキング・デッド』は、これからも進化を続けるゾンビドラマでありヒューマンドラマの最高傑作といえるでしょう。
『ウォーキング・デッド』の動画サイトは?
Huluで無料視聴
『ウォーキング・デッド』は
こちらから視聴できます↓
今なら 2週間無料お試し!
Hulu はお試し期間中、いつでも無料で解約可能
『ウォーキング・デッド』全シリーズの他にも、人気映画やドラマ、アニメが見放題!