アメリカとカナダで祝われている祝日、感謝祭(サンクスギビングデー)。
そんな感謝祭で食べられている料理といえば七面鳥が有名ですが、
その他どんな食事が食べられているのでしょうか?
また、日本ではまだあまり馴染みがありませんが、作り方も気になりますよね!
と言うことで、感謝祭(サンクスギビングデー)の料理や食事、レシピまでをまとめました。
目次
感謝祭(サンクスギビングデー)とはどんな行事?
感謝祭というのはどんな行事なのか、どういう風に祝われているかについてはこちらの記事で解説しています。
→感謝祭とはどんな行事で由来は?ただ七面鳥を食べるだけじゃない!
簡単に言うと、生活できることや食べられることに対して感謝する日です!(超ざっくり)
感謝祭(サンクスギビングデー)の料理・食事とレシピ
七面鳥(ターキー)
感謝祭で食べられる料理・食事といえば、やはり!
七面鳥(ターキー)ですよね。
オーブンでこんがりと黄金色に焼かれた七面鳥の丸焼き・・・
見るだけでよだれが出ちゃうほど美味しそうですよね〜
七面鳥といえば、クリスマスでも食べる家庭が多いですが
そんな七面鳥の中身についてはこちらの記事で解説しています。
→クリスマスの七面鳥の中身は?実はターキーには詰め物をしないことも
上記の記事でも解説している通り、七面鳥にはスタッフィングをします。
これは、セロリや玉ねぎなどの野菜やキューブ状の食パンを炒めた詰め物です。
ただし、詰めずに添える場合もあります。その場合は、スタッフィングではなくドレッシングと言われます。
サラダにはかけませんよ(笑)
スタッフィングやドレッシングのレシピは、家庭によって様々。
なぜ七面鳥が感謝祭で食べられているかと言うと、
→感謝祭とはどんな行事で由来は?ただ七面鳥を食べるだけじゃない!
の記事でも書かれている感謝祭の由来が関係しています。
ピルグリムファーザーズがネイティブ・インディアンを招いて
食事会をした時に食べられたのが、まさに七面鳥だったわけです。
まるごとの七面鳥ですが、日本でもこんな感じで売っていますよ〜
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一から作りたいんだ!と言う方には、
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こんな感じで生のターキーも手に入りますよ〜
七面鳥(ターキー)のレシピ
手間はかかりますが、上手にできた時の達成感と言ったら!
七面鳥の焼き加減が難しいですが、挑戦したい方は是非挑戦してください!
クリスマスに・・・と書かれたレシピですが、もちろん感謝祭にも。
スタッフィングは、アメリカでよく食べられるセロリや食パンの詰め物・・・は気持ち悪いそうで(笑)
ジャガイモやマッシュルームを使用しているレシピです。
こちらは、玉ねぎやセロリ、食パンのスタッフィングを作るレシピ。
簡潔で分かりやすい!
クランベリーソースとグレービーソースの作り方も一緒に書かれています。
パンプキンパイ
パンプキン(かぼちゃ)と言うと10月末のハロウィンのイメージですが、
実は感謝祭の料理としても欠かせない一品!
ちなみに、実はアメリカのハロウィンでかぼちゃを食べることは、ほとんどありません。
→ハロウィンにかぼちゃは食べる?日本人が知らないアメリカの実情
ついでに言うと、パンプキンパイはクリスマスの定番デザートでもあります。
アメリカでは、10月、11月、12月とかぼちゃは大活躍ですね!
パンプキンパイには必ず
シナモンパウダー、ジンジャーパウダー、クローブパウダー、ナツメグパウダー
の4つのスパイスが入っていて、これらはパンプキンパイを作る上で欠かせません。
どれも比較的日本でも耳にしたことがあるスパイスですよね。
アメリカでは、この4つのスパイスが配合された「パンプキンパイ専用のスパイス」が市販されているほど。
パンプキンピューレの缶詰も普通に売られているので、パイ生地とこの缶詰さえ買っちゃえば、
ただ流して焼くだけ!もはや料理とも言えない料理ができちゃう(笑)
ハロウィンが感謝祭で食べられている理由としては、
七面鳥と同様、ピルグリムとインディアンとの食事会で
七面鳥と一緒に、収穫されたかぼちゃも食べられたからです。
パンプキンパイのレシピ
・パンプキンパイ Pumpkin Pie(アメリカ南部の家庭料理)
これまた見るだけでよだれが出そうな写真とレシピ!
パイ生地の作り方も書かれています。
パイ生地を作るのは少し時間がかかりますが(難しくはありません)、それさえできちゃえば
あとはかぼちゃを潰して材料と混ぜて、流すだけなので簡単ですね!
お菓子作り好きな私としては心がくすぐられます!
こちらもパイ生地のレシピ付き。
簡潔でわかりやすくまとめられています。
パイ生地は中力粉で作りますが、薄力粉と強力粉を1:1で混ぜて代用可能なのでご心配なく♪
グレービーソース
そして、このグレービーソース。肉汁のソースのことですね。
七面鳥を焼く時、肉汁がたくさん出て来ますが、この肉汁を使ってグレービーソースを作ります。
加えるものは塩胡椒のみでも十分なくらい。赤ワインを加えても。
これだけシンプルでも、肉の旨みがたっぷりつまっているソースですから、美味しくないわけがありません。
淡白な七面鳥には欠かせない、グレービーソースです。
グレービーソースのレシピ
・肉汁で作る絶品ソース♪「グレイビーソース」の作り方をマスター!
ポイントは、小麦粉と肉汁を1:1で混ぜ、水やコンソメで味を調節しながら作っていくこと。
このレシピはターキーに限らず肉汁全般を想定したレシピなので、
淡白な七面鳥の肉汁を使うと考えると、コンソメを気持ち多めに入れたほうがいいかもしれませんね。
先ほどご紹介したこちらのレシピにも、グレービーソースの作り方が書かれていますよ。
クランベリーソース
そして、ターキーにつけて食べるのにグレービーソース以外にも、クランベリーソース!
いやいや、お肉に甘いクランベリーソースって合うの?!って感じですが、
これが意外や意外。結構合うんですよ。
酢豚にパイナップルのイメージですかね。おっとっと〜よだれが出てきた。
クランベリーソースは、クランベリーに砂糖を加えてとろみがつくまで煮詰めて作られます。
クランベリーのジャムと同じような感じです。
レシピによっては、クランベリーソースに砕いたアーモンドや生姜、メープルシロップなどを
加えるレシピもあります。
酸味というよりも、甘味の方が強い場合が多いです。
作れない場合は、こんな感じで缶になって売っていますよ。
クランベリーソースというとトーストにのせたりもできそうですが、
感謝祭やクリスマスで七面鳥とともに食べる以外は、滅多に食べられることはありません。
他のお肉料理とも合いそうな気がしますけどね〜ムースやヨーグルト、デザートにも美味しそう。
クランベリーソースのレシピ
こちらは、オレンジジュースを入れるレシピ。
オレンジもクランベリー同様甘みと少し酸味がありますから、相性は抜群でしょう。
こちらは、まさかのオレンジだけでなくリンゴや洋ナシ、さらにドライフルーツも入れちゃうというレシピ!
もはやクランベリーソースなのかフルーツソースなのかわからない(笑)
でも、確かに宝石のように美しいです。
マッシュポテト
じゃがいも好きの私にはたまりません。
ポテトをマッシュしたもの(そのまんまやん)。
ターキーの付け合わせとしていただきます♪
マッシュポテトのレシピ
マッシュポテトは、想像できるかと思いますが、じゃがいもをつぶしてバターや牛乳などを混ぜたレシピです。
簡単ですが、一応レシピも載せておきました♪
インゲン豆のキャセロール
「アメリカのおふくろの味」とまで言われるインゲン豆のキャセロール。
ちなみに、キャセロールとは野菜やお肉、チーズにソースを絡めてオーブンで焼いたものです。
インゲン豆のキャセロールも、ホワイトソースに絡めて
グラタンのようにオーブンで焼いて作ります。
ただこのインゲン豆のキャセロール、感謝祭の代表的な料理にもかかわらず、
最も人気のない料理としても知られています(笑)
え〜美味しそうなのに〜
インゲン豆のキャセロールのレシピ
本来はフライドオニオンを使いますが、こちらのレシピではオニオンパウダーを使っています。
中力粉は、薄力粉と強力粉を1:1で混ぜて代用可能。
究極な話、アメリカであればクリームオブマッシュルームスープの缶詰といんげんの缶詰、フライドオニオンの缶詰を
混ぜてかけてオーブンで焼く、という超手抜きな作り方でも可能(笑)
めちゃくちゃ美味しそうですけどね〜いんげん豆のキャセロール!
コーンブレッド
コーンブレッドとは、トウモロコシの粒がそのまま入ったパン。
のことではなく、トウモロコシの粉を使ったパン!
これがものすごく美味しいんですよ〜
コーンブレッドがいつから食べられるようになったのか定かではありませんが、
コロンブスの新大陸発見以降であることは予想されます。
というのも、ヨーロッパ人がアメリカ大陸に渡るようになってから
ヨーロッパ人がアメリカに小麦などをもたらし、
アメリカ人がヨーロッパにトウモロコシをもたらしたからです。
これが、「偉大な交換」(The Great Exchange)と呼ばれるものです。
ここから、小麦とトウモロコシを融合させたコーンブレッドが発明されたと考えられます。
私、自分でもコーンブレッドを作ったことがありますが(日本で)
その時にはトウモロコシの粗挽きの粉を使って焼きました。
なので、ザラザラした独特の食感がパンを捏ねている時も、食べている時も楽しかったです。
コーンブレッドのレシピは様々で使う粉の挽き具合も様々ですが、
私が使ったような粗挽きの粉がコーングリッツ、それよりも細挽きの粉がコーンミール、
それよりも細かく挽かれた粉がコーンフラワーと呼ばれています。
もし「ふっくらしたパンが食べたい!」ということであれば細かく挽かれた
コーンミールやコーンフラワーを使うと良いですが、
個人的にはザラザラとした楽しい食感が楽しめるコーングリッツを使うのがおすすめです。
コーングリッツは、普通に日本で売られていますよ〜私がコーンブレッドを作ったのも日本でなので(^^)
Petit Pas(プティパ) コーングリッツ 250g 【製菓材料】
あ〜コーンブレッド、食べたくなったな〜
コーンブレッドのレシピ
オーソドックスなコーンブレッドレシピ。
コーンミール、またはコーングリッツさえあれば、自宅にある材料で作れちゃうのが魅力ですね♪
本をたくさん出されている、著名なパティシーエールの小嶋ルミさん(もちろん私も存じています)の
お店、「オーブン・ミトン」。東京都小金井市にあります。
そこで販売されているコーンブレッドのレシピ。
生クリーム入りが特徴で、コーンミールを使っていますね。
まとめ
以上、感謝祭(サンクスギビングデー)にアメリカでよく食べられる代表的な料理とレシピでした。
どれも本当に美味しそう!
こんな豪華な食事が毎年家族揃って一緒に食べられるなんて、いいな〜。羨ましい。
あ、でも日本でもお正月、おせちを家族みんなで食べますよね。
いや、でも丸ごとの七面鳥はやっぱり、憧れるな〜
感謝祭とはどんな行事で由来は?ただ七面鳥を食べるだけじゃない!
感謝祭は日本ではどう祝われている?アメリカやカナダとの違いは
感謝祭(サンクスギビングデー)については、こちらの記事も〜↑