夏と言えば、やはり冷たいものが食べたくなりますよね。
アイスもいいですが、個人的にはジェラートの方がねっとりとしていて好みです。
そんなジェラート界で話題の日本人として、柴野大造さんという方がいます。
イタリア人などヨーロッパの人が多く活躍する世界で、柴野さんは日本人のジェラート職人として注目されているのです。
そんな柴野大造さんの結婚した妻や弟、ジェラートのお店などのプロフィールと経歴についてまとめました。
柴野大造のプロフィールと経歴
名前:柴野大造(しばの たいぞう)
生年月日:1975年4月18日
出身:石川県能登町
職業:ジェラート職人
柴野大造さんは、酪農家で4人兄弟の長男として生まれました。
瑞穂小中学校を卒業後、輪島高校へ。
大学は東京農業大学農学部を卒業後、家業の酪農を継ぎました。
しかし、家業とともに1億円の借金も一緒に継いだのです。
酪農は、設備投資にかかるお金が大きく、借金はそれほど膨らんでしまっていたのです。
大学卒業したてで1億円もの借金が自分にのしかかるって・・・私であれば途方に暮れてしまいます。
それどころか、もう諦めて笑ってしまうかもしれません。
でも、柴野さんはそんな情けない私とは違いました。(そりゃそうだ)
自らの酪農でとれた牛乳を使って、ジェラートを作れるのではないかと考えたのです。
料理の世界で修行したことのない柴野さんは、独学でイタリアからレシピ本を取り寄せて勉強し、
イタリアに研修に行って、ジェラート作りを学びます。
料理の経験がないのに、いきなり酪農家からジェラートを成功させようとするその姿、本当に脱帽です。
しかも、借金は1億円もあって、ジェラートで成功するかもわからないのに、ですよ?
本当にビジネスにはリスクをとることは大事だな〜と感じさせられます。
ノーリスクノーリターンですからね。
そして、詳しくは後述しますが、2000年に自身のジェラートのお店をオープン。
しかし、最初お客さんは全く来ませんでした。
そこで、柴野さんは移動車販売でジェラートを売り込み始め、300日間出店できるイベントに参加することができました。
このイベントがきっかけで、柴野さんのジェラートは口コミで広がり売り上げが伸びました。
商品は良いので、一旦注目されれば売れるけど、注目されるまでが大変だったということですね。
2008年には、テレビで放送された「テレビチャンピオン・アイスクリーム屋さん選手権」で準優勝。
その時に柴野さんが披露したジェラートイリュージョンが話題を呼びました。
そう、柴野さんはジェラートを作るだけでなく、ジェラートイリュージョンといったパフォーマンスもしているのです!
ジェラートイリュージョンってなんだ?て感じですが、動画があります。
ざ、斬新!て感じですよね。
お客さんのキョトンとして様子も最高です。
それだけ観客をひきつけ、魅了させたパフォーマンスをしたということですね。
さらに何と言っても、柴野さんを有名にしたのがこれ。
2017年11月の「Sherbeth Festival」で総合優勝し、なんとアジア初の世界チャンピオンになったのです。
日本初ではなく、アジア初ですよ!
それだけジェラートの世界で認められているアジア人は、ほとんどいないということですね。
このことをきっかけに、柴野さんはスイーツ界で話題の人になりました。
現在は、自分のお店だけでなく、株式会社マルガーの代表取締役を務めており、
コンサルで他のショップをプロデュースしたり、
企業とコラボして商品開発をしたりといった仕事もしています。
世界に認められるようなジェラートを作るという才能だけでも素晴らしいですが、
柴野さんはビジネスでの才能もあるんですね。
これであれば、たとえジェラートでうまくいかなくても(そんなことはないでしょうが)
違う分野で活躍できそうです。
柴野大造の結婚した妻と子供
仕事では大成功を遂げている柴野大造さんですが、プライベートの方がどうなのでしょうか。
柴野さんは、結婚して妻と子供の3人家族とのことです。
子供は、2018年6月現在3歳の息子です。
柴野さんの妻や子供の詳しい情報や画像は、ネットで探しても見当たりませんでした。
一般人ですから、プライバシーは守りたいのでしょうね。
柴野大造の弟
最初にもちょろっと書きましたが、柴野大造さんは4人兄弟の長男です。
兄弟のうち、柴野さんの弟もちょっとした有名人です。
というのも、柴野さんの弟の柴野幸介さんは、同じくジェラート職人だからです。
柴野さんのジェラートのお店「マルガージェラート」のマネージャーを務めています。
そして、2017年にはイタリアジェラート協会が認定する「世界ジェラート騎士」にも任命されました。
ジェラート騎士って、なんだかカッコいい名前ですね(笑)
ジェラート騎士はヨーロッパを中心に約100人おり、幸介さんはアジア初のジェラート騎士として選ばれました。
ここでもやはり、アジア初。
兄弟揃って、素晴らしいですね。
柴野大造のジェラートのお店
柴野大造さんは、2000年にジェラートのお店をオープンさせています。
そのお店とは、「マルガージェラート」という名前のお店です。
場所は本店は石川県能登にあり、2004年には野々市(ののいち)市にもお店をオープンしました。
「マルガージェラート」能登本店の場所は、こちらです。
本店も支店もどちらも石川県ですが、大きな大会で総合優勝したくらいですから、
東京や大都市にもお店をオープンしても良さそうなのに、て思いますよね。
確かに、同じような状況になったら多くの人はそうするはず。
そっちの方が知名度が高まりますし、ビジネスとしてうまくいきそうですものね。
お客さんの立場からしてみても、正直石川県にあるよりは都会にお店があった方が
アクセスが便利で助かります。
しかし、柴野さんは東京には出店しません。
それは、石川県でのジェラート作りにこだわっているからです。
というのも、柴野さんの目標は、ジェラートとともにチーズやヨーグルトで世界に通用する
「石川県発信」の乳製品総合メーカーを作ることです。
「石川県発信」というところがポイントですね。
生まれ育った故郷ですから、そこに居続け、成功したいという思いが強いのでしょう。
故郷への愛に溢れていますね。
故郷と呼べる場所があってないような私からしてみれば、羨ましい話です。
まとめ
ジェラート職人の柴野大造さんは、結婚した妻と3歳の息子の3人家族でした。
現在は、自身のジェラートのお店「マルガージェラート」だけでなく、
コンサルやジェラートイリュージョンで大成功をおさめています。
さらに、弟もジェラート騎士に任命されています。
これからも、ジェラートの魅力を発信していく活動を続けてください。応援しています。