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心理学を仕事に生かすなら?職業別の収入もご紹介!

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心理学を仕事に生かすなら 職業別の収入

大学を選択する際、進路を意識している方がいらっしゃると思います。

多種多様な学部があり、英語関係なら貿易関係や通訳だったり、理系の学部だとシステムエンジニアなど将来の仕事に比較的結びつきやすいですよね。

では、心理学を学んでいる学生はどうでしょうか。

心理学は文理系と言われており、将来心理学を活かす仕事のイメージがつきにくいかもしれません。

今回は収入の高いものを中心に、心理学を生かすことができる仕事と、職業別の収入をご紹介していきます。

心理学を仕事に生かすなら&収入その1:心理・福祉系公務員

 

あなたは、心理・福祉系公務員という仕事を聞いたことがあるでしょうか。

公務員にも市役所で働く人や「○○省」といわれる場所で働く人がいますが、その中でも心理学や福祉学の専門的な知識を生かす職員がいます。

それが、心理福祉系公務員のことでありいくつか種類に分かれます。

 

家庭裁判所調査官

これは、かなり難易度の高いもので試験の倍率も約10倍です。

しかし、人柄重視の面接でありしっかりと筆記試験の対策をしていれば、十分に受かる可能性は考えられます。

家庭裁判所調査官は、主に家庭裁判所で扱う裁判において必要な情報を収集し、それを書類にして裁判長に提出することが仕事です。

収入としては、大学卒業程度で初任給21万円程度になっています。

 

知り合いが家庭裁判所調査官として働いていますが、5時になった瞬間に退勤することができ、残業はほぼないそうです。

福利厚生がしっかりしていて、給料も高く社会的地位も高い職業ですね。

 

法務省専門職員

これは、法務省の刑事施設で働く人たちのことをいいます。

法務教官、法務技官、保護観察官、の3つに区分されています。

 

法務教官

簡単に仕事内容を説明すると、法務教官は少年院で少年たちの生活指導をするお仕事です。

夜勤もありますが、犯罪に至ってしまった少年の立ち直りにダイレクトに関わることのできる、非常にやりがいのある仕事だと思います。

収入は、大学卒業程度で初任給約23万円です。

 

法務技官

法務技官は、犯罪に至ってしまった少年の心理検査をし、裁判に結果をまとめて送ることが仕事です。

よく、「心神喪失状態」という言葉をニュースで耳にしますが、それを詳細な検査によって判断しているのが法務技官です。

地域の非行相談業務もあるので心理学をがっつり生かすことができます。

収入は、大学卒業程度で初任給約23万円で法務教官と同じです。

 

保護観察官

最後に、保護観察官になりますが、これは他の2つと比べて給料が低めです。

大学卒業程度で初任給約20万円です。

保護観察官の仕事は、刑事施設から出所してきた人が地域に溶け込めるように支援するお仕事です。

 

例えば、住む場所を調整したり、家族関係を見直したり、再犯を防ぐために活動します。

心理学だけではなく、福祉学などの知識も生かせる職業です。

しかし、試験は心理学を勉強していれば十分に受けられます。


 

心理学を仕事に生かすなら&収入その2:産業カウンセラー

 

上記では公務員の話をしましたが、意外にも公務員よりも高い収入を得られる可能性があるのは、一般企業の産業カウンセラーです。

産業カウンセラーとは、会社員の心理的な健康を維持する仕事です。

主に面談を通して悩み事はないか、うつ状態になっていないか、などを診断します。

 

産業カウンセラーになるには、民間資格を習得する必要があります。

2015年の12月から、50人以上の従業員がいる職場ではストレスチェックの実施が義務化されているので、産業カウンセラーの需要は高いといえます。

 

収入の平均は年収約300万円から400万円程度であり、月に約25万円ほどの給料です。

意外にも公務員よりも年収が良いですね!

ただ、就職するというよりは非常勤で雇ってもらう形のほうが多いです。

 

心理学を仕事に生かすなら&収入その3:大学に就職する

 

これは、研究職に就くということです。それも、大学院に進む必要があります。

しかし、心理学を生かした仕事をしていくのに大学院に進んで損はありません。

上で紹介した公務員も、大学院卒のほうが給料は高いです。

私は大学で心理学専攻だったのですが、最初は非常勤講師として雇ってもらい、病院の臨床心理士としても非常勤で働く、という働き方をしている人が多かったです。

いわゆる、非常勤の掛け持ちです。

 

もし大学に就職できた場合は授業やゼミを持ち、学生を指導しながら自分の研究を進めていくことになります。

時間もサラリーマンのように9時から17時と決められているわけでもありませんし、融通の利くお仕事です。

肝心の給料ですが、就職する大学によって違うと思います。

ただ、私が通っていた大学では大学で働き始めて約7年目の大学講師が「すぐに家を買えるほどの貯金はある」と言っていました。

その講師も「ここに来る前はそんなに貰っていなかった」と言っていたので大学によって、収入の面でいろいろ異なる部分が大きいのかと思いました。

 

心理学を仕事に生かすなら&収入そのほか&まとめ

 

心理学を生かす仕事としては、臨床心理士が代表的です。

しかし、現在臨床心理士は飽和状態にあり資格を取得するのが難しい割に給料が安く、就職しづらいという状況にあります。

上にあげた、心理・福祉系公務員や産業カウンセラーなどは、比較的安定していて目指しやすいものだと思います。

ただ、最後に挙げた大学への就職についてはどうやら少し難しいようです。

その大学に所属している教授とのコネクションが大事になってくるそうで、求人のように「講師募集」と出ることはほぼないのです。

私の知り合いも学生時代にお世話になっていた教授に「一緒に大学で講師しない?」と言われて晴れて就職となりました。

 

他にも、近年では心理学を生かした仕事はたくさんあります。

例えば、コンサルティング会社など心理学を学ばれた方は就職する人が多いですし、スクールカウンセラーなども今はホットな話題です。

臨床心理士以外にも心理学を生かす仕事はたくさんあるんだ、ということを知っていただけたらと思います。

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