世界最高齢スイマー、長岡三重子さんの年齢はなんと103歳!
100歳以上で水泳を続けている方は、どんなプロフィールと経歴の持ち主なのでしょうか。
長岡三重子さんの水泳記録とともに、プロフィールと経歴についてまとめました。
長岡三重子のプロフィールと経歴、水泳記録
名前:長岡三重子(ながおか みえこ)
生年月日:1914年7月31日vzA
出身:山口県徳山市(現周南市)
職業:水泳選手
長岡三重子さんは、世界最高齢の水泳選手。
生年月日を見て、びっくり!
そう、100歳以上なのです。
しかも、これまで数々の輝かしい水泳記録を残しています。
長岡さんは、1938年に結婚。
1968年に夫が亡くなり、卸問屋を継ぎました。
53歳で継いでから、約40年もその卸問屋を守りました。
それ以前はどれほど卸問屋の業務に携わっていたのかわかりませんが、
突然継いでからそんなに長い間経営していたのは素晴らしいですね。
そんな長岡さんに転機が訪れたのは80歳の時。
膝を痛めたため、リハビリのためにプールに通うようになります。
何がきっかけで第二の人生を歩み始めるかわからないですね。
長岡さんがもしリハビリのためにただ散歩していただけだったら、
水泳選手にはならなかったかもしれません。
初めからスイスイ泳げたわけではありません。
今では得意な背泳ぎですが、背泳ぎで25m泳げるようになるまで1年かかったと言います。
85歳でマスターズ大会で日本新記録を出し、90歳で世界大会で銀メダルを3つ獲得します。
さらに95歳で世界新記録を29個、日本新記録を47個も達成します。
もうなんか、すごすぎるとしか言いようがないです。
何かを始めるのに遅すぎるということはない、て本当に思い知らされますね。
年齢を言い訳にできません。
実際、100歳以上の長岡さんがこうしてバリバリ水泳選手として活躍しているのですから。
練習は、91歳の時から澤田真太郎コーチの元で指導を受けており、
2016年時点では週3回練習していました。
コーチによると、長岡さんは自分で目標を設定し、
目標を達成するために徹底的に練習するんだそうです。
強さのために、そのストイックさは必要ですよね。
現在は一人暮らしで、畑仕事や家事、全て自分一人でやっているそうです。
とてもパワフル!
長岡三重子の長生きの秘訣
現在103歳、そこまで長生きしているだけでもすごいのに
さらに現役バリバリで水泳をしてたくさんの記録を残しています。
なぜそんなに元気でいられるのか、気になりますよね。
まあ、正直私は60歳くらいまで生きられればいいんですけど・・・
果たしてどれほど健康的な生活習慣を送っているのかというと、
なんと規則正しい生活はしておらず、食べ物に関しても好きなものしか食べない、
と食わず嫌いなんだそうです。
大好物は、肉特に柔らかいカルビ。
年を取ってもタンパク質を摂っていることは健康に良いことです。
意外かもしれませんね。
でも要は、長岡さんはきっちりと生活習慣を守っているというわけではなく、
自分のしたいように生きているということですよね。
案外そういうのが大事かな〜と思います。
これは食べちゃダメ、これはやっちゃダメ
て自分に厳しすぎると大変ですもんね。
心も体も健康に長生きするには、自分の好きなように生きるのは大切だと思います。
長岡さんの息子、宏行さんは「幸福感を味わうことを生きがいや目標にしていること」が、
長生きの秘訣ではないかと語っています。
実際に長岡さん自身も「幸福感があるから長生きできる」と言っています。
ちなみにもうすぐ80歳の宏行さんも水泳をやっているというのだから驚き。
まとめ
世界最高齢スイマー、長岡三重子さんは80代で水泳を始めたにもかかわらず、
次々と素晴らしい記録を打ち出しているパワフルな方でした。
にこにこの笑顔も印象的な方です。
これからもお身体が元気でいる限り、水泳を続けていって欲しいです。
彼女の姿は、多くの高齢者に勇気を与えることでしょう!