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『ケイジとケンジ』第5話のあらすじとネタバレ感想!

投稿日:2020-02-14 更新日:

『ケイジとケンジ』のあらすじとネタバレ感想

このページでは『ケイジとケンジ〜所轄と地検の24時』第5話(2020年2月13日放送)のあらすじ(ネタバレ注意)や感想について紹介。

「ケイジとケンジ〜所轄と地検の24時」は、2020年1月16日スタートのテレビ朝日系のドラマです。

ケイジとケンジ

学歴も身分も収入も資格も捜査方針もまったく違う、決して交わらない“二人の男”が、一つの事件をきっかけに交わりだす。中途採用の情熱刑事×頭でっかちなエリート検事!? 桐谷健太と東出昌大が異色バディ結成!

【キャスト】仲井戸豪太(桐谷健太)/真島修平(東出昌大)/大貫誠一郎(風間杜夫)/樫村武男(柳葉敏郎)/仲井戸みなみ(比嘉愛未)/毛利ひかる(今田美桜)/目黒元気(磯村勇斗)など

『ケイジとケンジ』第5話 あらすじ

仲井戸豪太(桐谷健太)は、同僚の目黒元気(磯村勇斗)と居酒屋で飲んでいる。

目黒の刑事哲学を拝聴しているのだ。

「冒険しない、チャレンジしない」

目黒のモットーは確かに堅実だが、守り一辺倒で、豪太はおもしろくない。

 

「なんで刑事になったのぉ〜?」

卓球部でも中高6年間、スマッシュを打ったことがないという目黒の守りは鉄壁だ。

手柄はたてられないが、失敗もしない。

ところが、守りの目黒に思わぬ事件が振りかかった。

ふたりが居酒屋を出たところで、暴力事件に出くわしたのだ。

 

酔っ払いを殴った容疑で、豪太と目黒は源義和(深水元基)を逮捕した。

「逮捕したのは俺!」

「逮捕っていったのは僕!」

課長のまえで手柄をたてようとふたりが言い争っていると、源の弁護士を名乗る人物があらわれた。

神田川博史(堀井新太)、目黒の同級生だった男だ。

なんとなく疎ましそうな目黒の表情と、バカにしたような神田川の目線が交錯する。

神田川は、防犯カメラの映像を見せ、源の逮捕は誤認逮捕だと証明した。

 

これは警察の重大な過失だ。

あわてて釈放の準備をしていると、毛利ひかる(今田未桜)が1枚の似顔絵を持ってきた。

「こいつ、そっくりだと思いません?」

 

3年前の傷害事件の犯人に、源がよく似ている。

……釈放は、したくない……。

しかたなく、大貫署長(風間杜夫)は樫村検事長(柳葉敏郎)にお伺いをたてた。

 

「釈放してください」 

樫村検事長の物言いは、にべもない。

「検察は原理原則をあくまでも守ろうとするからなぁ」  

 

豪太たちは、やむなく源をいったん釈放。

警察署の敷地を一歩出たとたんに、任意同行をかけ、抵抗した源を公務執行妨害で逮捕した。

 

誤認逮捕の大失態が、事件解決の大手柄につながるかも!

浮足立つ警察をけん制するため、真島検事(東出昌大)はこの段階から捜査に同行するように指示された。

 

ケイジとケンジのコンビ捜査がはじまる。

まずは、3年前の傷害事件の被害者に話を聞かなくては……。

 

事件の被害者は、伊勢谷徹(池岡亮介)という青年だった。

飲食店で接客中、酔った源に絡まれて2階から転落し、半身不随になっている。

いまは車いすバスケの選手として新しいスタートを切っていた。

 

その伊勢谷に、すでに神田川が接触。

500万で示談をもうしでているという。

「アカン、絶対アカン、俺が許さん」

「仲井戸さんは黙っててください」

 

熱血な豪太は、伊勢谷の前向きな姿勢に感激し、すっかり伊勢谷の味方である。

まったく反省しておらず、罪を逃れようとする源にも腹がたつ。

伊勢谷も示談には応じず、争うかまえだったのだが……。

伊勢谷は2000万を提示され、示談に応じた。

どうせ訴えても、執行猶予がつく判決なら、意味がない……。

豪太は憤るが、真島もみなみ(比嘉愛未)も仕方のないことだと常識的な意見を言うばかりだった。

 

「このままじゃ終われないでしょ~、めぐちゃ~ん。示談になったとしてもさ、源のやったことをしっかり検事に伝えようぜ。一緒に逮捕したんだから!」

豪太からの電話を受けた目黒は、うなずいた。

 

同期の神田川の態度に、納得のいかないものを感じていたのだ。

守りのエキスパートを目指すのは、もうやめだ。

 

目黒は、過去3年間の暴力事件を調べあげ、源の素行の悪さを裏付ける証拠を集めた。

そして豪太とふたり、店で事件の再現ビデオを撮影。

これも重要な証拠になる。

警察が外堀を埋めたら、あとは検事の仕事だ。

 

真島は、神田川のオフィスにみなみとともに乗り込み、伊勢谷が示談を拒否したことを告げた。

さらに彼が、民事でも訴訟を起こすことを通告。

おそらく生涯賃金2億円を請求することになるだろう。

担当するのは神田川が逆立ちしてもかなわない、業界の大ベテランだ。

神田川はがっくりと肩を落とした。

結果、源は傷害罪で起訴されることになった。

被害者は半身不随の障害を負ったわけで、これまでの源の態度をかんがみると実刑はまぬがれないだろう。

 

豪太と目黒、みなみと真島は伊勢谷の試合を応援に来ている。

初ゴールを決めた彼の笑顔は特別に輝いている。

「めぐちゃん、守ってばっかじゃつまんないだろ?冒険しろ!挑戦しろ!」

「はい!」

みなみは、伊勢谷のゴールに感動して大泣きしている真島にちょっと引いていた。
 

『ケイジとケンジ』第5話 ネタバレ感想

目黒くん、豪太に影響されて年相応に熱くなりましたね〜。

よかったよかった。

ひかるちゃんも、本当は熱い刑事魂を持った子だったんだな、と嬉しくなりましたよ。

 

3年前の傷害事件の犯人の似顔絵、普通覚えてないですよね。

警察官ならわりと普通なのかな?

いやいや、ベテランさんも覚えてなかったですから、やはりひかるちゃんお手柄です。

暇なときは、手作りの犯人覚え書き帳を眺めてるって設定だと、よりいい感じですよね。

 

とにかく目黒くんの同級生だという神田川がすごくイヤな奴で。

もっとわかりやすい「悪!」だったらいいんですけど、ねばっこくイヤなタイプ。

目黒くんのことバカにしきってる感じがイヤ。

今回、長いものには巻かれろタイプの男が3人出てきましたが、ダントツで感じ悪いです。

 

目黒くんの「守りのエキスパートを目指す!」にしろ、

真島の「とりあえず上司には媚びます!」にしろ、

一見、神田川の姿勢と似たようなものに見えると思うんです。

 

でも、目黒くんや真島さんがイヤじゃないのは、そこに正義があるから。

譲れない正義があるからだと思うんです。

 

「なんで警察官になったの?まさか正義感とかじゃないよね?」

神田川にこう聞かれて、目黒くんはボソボソ言ってましたけど、あれがホンネだと思うんです。

目黒くんも、正義感があったから、警察官になったんです。

 

医者でもよかったんどけどさぁ〜とか言うお前とは違うんだよ、神田川!

 

豪太はいつも直情的で、よく言えば人情派、悪く言えば単細胞。

被害者の伊勢谷くんの生き方に感動するところは、私が被害者だったら嬉しいと思うな〜。

 

真島さんはよく訓練された検事で、自己抑制も効いていますよね。

みなみさんには弱いし、プライド高いし、出世欲とかすごいけど、彼にも譲れない正義があります。

だから、時々バカみたいに見えるけどイヤじゃない。

私が加害者だったらこういう人に調べてほしいですけど、人間的にはやっぱり豪太の方が好きですね。

 

目黒くんが豪太の言葉に突き動かされたのも、これまでの蓄積があったからだと思うな。

 

源を訴えるように説得する3人には、「おいおいむちゃ言うな」と思いましたが、民事で行けばいいじゃん!という現実的なアドバイスがあってよかったです。

そうじゃなきゃ、2000万円をドブに捨てることになるわけですから。

 

普通の人は、正義だけじゃごはんを食べられませんもの。

お金だって大事。

現実に示談した人も、自分を卑下しなくていいと思いますよ!

でもお金をもらったら許したことになるなんて、ちょっと悔しいですね。

それはそれ、これはこれ、です!

 

それにしても、神田川と源の悔しそうな顔をみられてスッキリです。

 

署長と検事長の関係もけっこうおもしろいし、いいですね。

ふたりともけっこうな策略家で、それぞれ自分の部下に入れ知恵して、自分なりの正義の貫き方を教えていってるのが、カッコいいと思います。

こういう人が上司だったら、やる気も出るんですけどね~。

 

次回は、ひかるちゃんにスポットが当たるみたいですね。

今回、熱い刑事魂の片りんを見せてくれた彼女が、どんな活躍をするのか楽しみです!
 

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