夏井いつきさんは、人気番組「プレバト!!」で俳句の査定をする“毒舌先生”として人気の俳人です。
その歯に衣着せぬ物言いで出演者の俳句をぶった切り、ある時には爆笑を生むコメントまで繰り出す人気者!
「プレバト!!」における功績で第44回(2017年度)の放送文化基金賞を個人・グループ部門で受賞されているのですが、俳人ということで中々プライベートなことが知られていませんよね。
今回はそんな夏井いつきさんについて色々とご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
目次
夏井いつきの孫は4人!画像は?
夏井いつきさんは2019年現在で62歳。
2度の結婚をされ、1度目の結婚の時に2人の子供を出産。
長女のお名前は「ふみ」さんで、長男のお名前は「正人」さんと言います。
正人さんは「家藤正人」という名前で俳人として活動中。
それぞれ2013年の1月(正人さん)と5月(ふみさん)にご結婚し、お子さん(夏井いつきさんにとってはお孫さん)も生まれました。
その後もお孫さんが生まれているようで、
夏井いつきさんのブログを拝見すると、「鯛ちゃん」「りんりん」「ハル」「かよちゃん」の4人のお孫さんがいることが分かります。
2019年時点での年齢を記載しますと……。
長女・ふみさんのお子さん
・鯛ちゃん:男の子・5歳(3月12日生まれ)
・ハル(はるき):男の子・3歳(5月生まれ)
長男・正人さんのお子さん
・りんりん(りー君):男の子・4歳(7月生まれ)
・かよちゃん:女の子・2歳(4月15日生まれ)
となります。
お孫さんの写真は夏井いつきさんのブログに時々出てきますので、気になる方はそちらもチェックしてみてください!
2017年10月14日のブログに、お孫さんたちが映った写真がアップされていました。
<夏井いつきさんのブログより引用>
ちなみに夏井いつきさんが再婚されたお相手にも娘さんがいて、そのお子さんの「リク」君も、お孫さんの一人と考えると5人いることになりますね!
夏井いつきの若い頃と離婚&再婚の理由!
現在では元気にタレントの俳句をぶった切る夏井いつきさんですが、もともとは波乱万丈の人生で若い頃から様々な苦労をされてきました。
まず夏井いつきさんは25歳のとき、同じ教員として働いていた男性と一度目の結婚をします。
しかしお舅さんが亡くなった事でお姑さんが鬱になってしまい、俳句をやりながら介護をすることに。
程なくして自身の母親も脳腫瘍を患い、一人暮らしをさせるのは心配だったため引き取ることになりましたが……。
母親同士の折り合いが悪く、家の環境が不安定になっていったそうです。
すると夫も鬱を発症し、娘は不登校に。
そんな状況を変えるため、夫婦で話し合い、それぞれの母親をそれぞれで面倒みることにしました。
しかし夫からの「家族から解放されたい」という申し出により、43歳のとき離婚。
その後シングルマザーとして目の回る思いで二人の子供を育て、実母の介護をしました。
そんな中、大阪のインターネット番組で中島らもさんとの対談企画が舞い込みます。
しかし中島らもさんの訃報によりその話はたち消え。
そのとき出会ったのが再婚相手となる加根兼光さんでした。
夏井いつきの再婚相手は博報堂のCMプロデューサー
夏井いつきさんの再婚相手である加根兼光さんは本名「加根光夫」さんといい、博報堂のCMプロデューサーとして「マロニー」や「コムレケア」「熱さまシート」などを担当した方です。
もともと趣味で俳句を詠んでいたこともあり、夏井いつきさんが選者をつとめていた俳句のサイトへ句を投稿したこともあったそうです。
そのため夏井いつきさんも「兼光」という名前で合点がいったそう。
こうして顔見知りになったあと、台風の日に困っていた夏井いつきさんを助けたり、不登校の子供達をサポートする「御幸ハウス」で一緒に子供達と向き合ってくれたり、いろいろな経験を経て2006年4月29日に再婚されました。
プロポーズの言葉は「年をとっているけど、結婚しましょう」。
そのとき夏井いつきさんは49歳、加根兼光さん、56歳。
加根兼光さんが博報堂を定年退職するまでは、8年間に渡り遠距離再婚をされていたようです。
そして2015年、加根兼光さんの定年をきっかけに松山で同居をはじめ、「夏井&カンパニー」という会社を立ち上げました。
しかしこのころ加根兼光さんが肺がんになり、大きな手術も経験。
大変なことが重なった心労もあったようです。
今では無事回復!夏井いつきさんのマネージャーとして、24時間一緒に過ごされています!
夏井いつきの俳句作品をご紹介!
ここで夏井いつきさんの受賞歴や作品を振り返ってみましょう。
受賞歴
・1994年 第8回俳壇賞受賞
・2000年 第5回中新田俳句大賞受賞
・2005年 NHK四国ふれあい文化大賞受賞
・2018年 第44回放送文化基金賞(個人)
最後の賞が、「プレバト‼」の功績で送られた賞のため、記憶に新しいですね!
そして有名な俳句作品はこちらになります。
「遺失物 係の窓の ヒヤシンス」
「惜春の サンドバッグに 預ける背」
「さっきまで 音であたり 霞かな」
んー、難しい!
俳句の心がないとなかなかすべてを理解しきれない内容ではありますが、こういった文章から浮かぶ情景をどう表すか?というのが俳句の面白さなのかもしれませんね!
ちなみに夏井いつきさんはこんな事も言っていました。
「下手な俳句が目の前に出てくると、シャーロックホームズのように、『作者は何を言いたくてこの句を詠んだのか』と推理しなくてはならない。逆に良い俳句に出会うと(自分の)血がきれいになったような気になる」
んー!厳しい!
でもだからこそ面白いんでしょうね!
夏井いつきのプロフィール
では、夏井いつきさんのプロフィールをここで見ていきましょう。
本名:加根伊月
旧姓:家藤伊月
出生地:愛媛県南字和郡内海村
最終学歴:京都女子大学文学部国文科 卒業
活動期間:1998年~
俳号である「夏井いつき」は最初に結婚していた夫の苗字と、本名の伊月からとったものだそうです。
そして結婚前の苗字が家藤だったため、息子さんは「家藤正人」として活動されてるんですね。
現在では夫の加根兼光さんだけではなく、娘や息子、加根兼光さんの妹親子も一緒に松山で暮らし、夏井いつきさんの仕事を手伝っているそうです。
本当に「夏井&カンパニー」は“家業”ですね!
「夏井いつきの孫や若い頃、俳句作品について」まとめ
「プレバト‼」効果で今も忙しくされている夏井いつきさん。
人生とはわからないもので、若い頃の苦労や経験が俳句や作品にいかされて、夏井いつきさんの俳句には面白みと深みがあるのでは?と感じます。
これからも俳句の裾野を広げるため、より一層のご活躍を期待したいですね!