フリカッセという料理を知っていますか?
私は普段よく料理するのですが、それでも聞いたことがなかったので気になって調べてみました!
ということで、フリカッセとは何か、シチューとの違いや人気のレシピ、デンマークのフリカッセについて見ていきましょう。
フリカッセとは
フリカッセって、なんだかオシャレ〜な感じの名前ですよね。
それもそのはず、フランスの家庭料理なんです。
では、どんな料理なんでしょうか。
フリカッセとは、玉ねぎやニンジンなどの野菜と一緒に、
切られた子牛や鶏肉などの肉をホワイトソースで煮込んだ料理です。
フリカッセ(Fricassee)の語源として言われているのが、
フランス語のfrire(炒めること)とcasser(壊すこと、つまりここではお肉を切ることですね)
の複合語ということです。
ん〜美味しそうですね!
なんだかオシャレで、おもてなし料理や特別な日の料理としてぴったりな感じです。
こんなオシャレな料理がフランスの家庭料理とは、羨ましいですね。
だって、和食の家庭料理って地味〜なものが多いじゃないですか。
いやそれでも美味しいんですけど、なんだか華やかさに欠けるような気がして。
その点、フランスではフリカッセなどの料理が家庭で普通に食べられているんですね。
フリカッセとシチュー(ブランケット)の違い
ホワイトソースとは、小麦粉とバター、生クリームを火にかけたものですよね。
でもこれって、何かに似ていませんか?
そう!
クリームシチューです。
シチューにも、鶏肉と野菜、それから小麦粉とバター、生クリームが入ってますよね。
シチューのことをフランス語で「ブランケット」と言います。
では、フリカッセとシチュー(ブランケット)の違いとはなんでしょう?
それは、煮る前にお肉を炒めるか炒めないかということ。
フリカッセでは、肉を炒めてからホワイトソースで煮ます。
こうすることで、旨味が肉の中に閉じ込められるのです。
一方シチュー(ブランケット)では、肉を炒めずに煮るのです。
そうすると、旨味が出てしまいますが、その煮汁が美味しくなるのです。
つまり、フリカッセではお肉が主役。
シチュー(ブランケット)では、煮汁が主役。
ということです!
ただ、現在では調理法が多様化し、お肉を炒めないで作るフリカッセもあります。
そのため、フリカッセとシチュー(ブランケット)の違いは曖昧になっているそうです。
フリカッセの作り方
フリカッセって一般の人にはまだあまり馴染みがないと思うので、
具体的にどうやって作るのか、レシピを調べてみました。
これならとても簡単そう!
わざわざホワイトソースを作らなくてもできます。
最後に沸騰させないように気をつけるだけ。
こちらは、鶏ガラスープの素を使います。
こんな風に市販のホワイトソースを使えば、簡単ですね!
子牛のフリカッセのレシピは、残念ながら見つかりませんでした。
日本の家庭では子牛を調理するって、なかなかないですからね〜
そもそも子牛の肉って売ってるんでしょうか。
デンマークにもフリカッセがある?
フリカッセはフランスの家庭料理ですが、
北欧の国デンマークにもフリカッセがあるみたいなんです。
でもデンマークのフリカッセは、ちょっと違います。
豚ひき肉を使うのです。
それらを、肉団子やハンバーグにしてホワイトソースで煮込むのです!
これであれば前日の残りのハンバーグを使って、市販のホワイトソースと煮込めば
ハンバーグのリメイクレシピとして使えますね!
美味しそう!
早速私も、ハンバーグが残った時にやってみたいと思います。
いつも同じようなハンバーグでは、つまらないですからね。
「フリカッセとは?シチューとの違いや人気のレシピ」まとめ
「フリカッセ」とは、野菜やお肉をホワイトソースで煮込んだフランスの家庭料理でした!
シチュー(ブランケット)との違いは、お肉を炒めるか炒めないか。
でも、現代ではその違いも曖昧になっているとのこと。
デンマークにも肉団子のフリカッセがあったのは驚きでしたね!
私もたまにはこんなオシャレな料理を食べたいな〜と思った筆者でした。