ほとんどの子供が乳幼児期にかかる病気、突発性発疹。
子供にとって、初めての発熱の原因であることも多いです。
そんな突発性発疹ですが、発疹が出るまで突発性発疹かどうか判断しづらいのが難点です。
そこで、発疹が出た時に本当に突発性発疹なのか?判断しやすいように、
突発性発疹の手足・顔の症状や経過を、画像付きで紹介します。
目次
突発性発疹とは?症状など
突発性発疹とは、多くの子供が一度はかかる病気で、大抵6ヶ月〜1歳半の時に発症することが多いです。
症状としては、40度近くの熱が数日続き、下痢っぽくなることもあります。
熱が下がってから、顔や手足にポツポツと赤い発疹ができます。
画像で見ると、このような感じですね↓
熱が下がってからでないと発疹が現れないため、熱がある間は突発性発疹と断定することができません。
実際、我が家の息子も熱が出てから病院に連れていったものの、
「風邪でしょう」としか言われませんでした。
ちょうど保育園で突発性発疹にかかって休んだ子がいたので、「突発性発疹ではないですか?」
と聞いたら、「発疹が現れるまではわからないので、今はなんとも言えません」と言われてしまいました。
結局、熱が下がり発疹が現れてから、やっと突発性発疹だった、と診断された次第です。
一度突発性発疹にかかれば、ウィルスに免疫ができるため、同じ型のウィルスに感染することはありません。
6ヶ月〜1歳にかかることが多いのが、6型です。
しかし、違う型のウィルスに感染すると、また突発性発疹にかかります。
それが、1歳〜2歳の時にかかることが多い7型です。
どの子も必ず突発性発疹にかかるとは限らず、かかったとしても症状が現れず、気づかないことも多いです。
我が息子も1歳2ヶ月の時に突発性発疹にかかりましたが、それ以前はかからなかったため、
6型にはかからずに7型のみにかかったと思われます。
突発性発疹の症状・経過
息子が突発性発疹にかかった時、どのような経過でどのような症状が現れたのかご紹介していきます。
急に38度の発熱
普段体温が低く、平熱も36度前半の息子ですが、急に37度後半〜38度の発熱が。
季節的にちょうど梅雨が明けて、ムシムシあっつ〜い日々が始まった頃だったので、
暑さのせいで体も熱くなっているのかな?と思いました。
でも、発熱だけでなくぐったりしていて、ずっと床に寝そべっているんです。
いつもはよく動き回るのに、ずっと床に寝そべったたままぼんやりしています。
ちょっと心配でしたが、暑さで身体がだるいのかな?程度に思っていました。
38度の発熱が続く
2日間ほどしても熱が下がらないので、さすがにおかしいなと思い、
小児科に連れていきました。
でも、言われたのは「風邪ですね」だけです。
保育園では突発性発疹にかかって休んだ子がいたので、突発性発疹である可能性について聞いてみるものの、
「発疹が現れないとわからない」と言われてしまいました。
お医者さんって、真面目に診てくれないですよね〜(^^;)
薬も処方されず、帰宅しました。
その後、1週間経っても熱が下がりません。
対策としては、保冷剤を首の後ろ、両脇、太ももの付け根計5カ所に当てていましたが、
それでも下がりません。
また、発熱以外の症状として、鼻水や咳もたくさん出ていました。
ただ、ずっとぐったりしているというわけではなく、普通に食欲ある日もありました。
その頃の息子↓
枝豆食べてます(笑)
見てわかる通り、この時発疹は全く現れていません。
しかし発熱していると、もちろん保育園もずっと休まなければいけません。
ちょうどその頃私たち夫婦は大学の試験前、という最も多忙な時期にもかかわらず、
保育園に預けられないため授業を交代で休まざるを得ませんでした。
たまらずもう一度小児科へ
2週間近く経とうとしているのに、熱が下がらないものですからもう一度小児科に連れていきました。
そしたら、やはり同じように「風邪ですね」と。
いや、ちゃんと診てくれよ!授業休んでばっかりで大変なんだよ!
一番忙しい時期なのに・・・・単位取れなかったらどうすんだよ!・・・・
と言いたいのをぐっとこらえ、丁寧に「詳しい検査をしてもらえませんか」と頼み、
やっと血液検査をしてもらえました。
しかし、検査の結果は「正常」。
「やはり風邪でしょう」と、38.5度以上になった時に使う座薬を処方されただけで、終わりました。
発熱は40度までに
その夜、咳をゴホゴホしていて、寝苦しそうにしていました。
あまりにも辛そうなので、深夜私が寝る前に熱を測ってみました。
そしたら、40.1度に!!
当然、こんな高熱は初めてです。
ものすごく心配になり、24時間対応可能な小児救急電話に電話しようかと思いました。
とりあえず、保冷剤を上記の5カ所に当て、なんとか熱を下げようとします。
いつもは保冷剤を嫌がるのに、全く嫌がらずに黙ってされるがままの息子。
そのまま、二人で眠りにつきました。
熱は下がり、保育園へ
翌日、久しぶりに熱が下がり、なんとか保育園に預けることができました。
金曜日のことでした。
その日は、あまり動かずにおとなしくしていたそうですが、
ひとまずこれで風邪は治ったか〜と安心しました。
ついに突発性発疹の症状現る:手足・顔の症状の画像
ホッと安心したのも束の間、週末になり顔や手足にポツポツと赤い発疹が現れます。
最初は、暑さのせいでにきびができているのかな?(←バカ)と思い、
突発性発疹だと気づかなかったんですね。(だってお医者さんにあんだけ夏風邪だと言われてましたから・・・)
体調に関しては、元気が出てよく動き回るようになりました。
その時の手(腕)の症状が、こんな感じです。
え?わからない?
じゃあこれはどうでしょう。拡大してみました。
それでもちょっとわかりにくいですね(^^;)
わかりやすいポツポツは、矢印で示したのですが。
足の症状の画像は、こちらです。
こちらの方がわかりやすいかな?
結構ポツポツ赤く目立ちますよね。実物の方が写真よりも目立ちます。
顔の画像はごめんなさい、撮り忘れてしまったのですが手足と同じような感じでした。
週末中に突発性発疹だと気づかなかった私、月曜日に保育園に連れていったら
「この発疹、病院で診てもらってください」と追い帰されちゃいました(^^;)
そして、再度授業を休んで小児科へ連れて行き、やっと突発性発疹だと診断されたのです。
薬は、処方されませんでした。
放っておけば自然に治るということです。
現在
初めての発熱から3週間以上経っていますが、現在もまだ発疹はあります。
現在の足の症状がこちらです。
あまり変わってない・・・
ただ、保育園には元気に行っています。
普段の様子もすっかり元に戻りました。よかった。
まとめ
以上、我が息子が突発性発疹になった時に現れた症状を、経過とともに手足の画像付きでご紹介しました。
子供の初めての発熱、心配になりますよね。
私も息子の熱が40.1度まで上がった時は、本当に心配で心臓がバクバクしました。
しかも、「風邪ですね」とずっと言われ続けているにもかかわらず、
このような原因不明の熱が出ると難病にでもかかったのかと心配します。
原因不明の熱ほど怖いものはありません。
突発性発疹は症状が現れるまでわかりませんから、心配でしょうが私の体験談が参考になれば幸いです。
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