このページでは『同期のサクラ』最終回のあらすじ(ネタバレ注意)や感想、『同期のサクラ』最終回を見逃してしまった方の視聴方法について紹介しています。
『同期のサクラ』は、2019年10月9日スタートの日本テレビ系列のドラマ(毎週水曜夜10時放送)です。
北の小さな離島から一人上京し、大手ゼネコンに入社したサクラ。入社早々、まっすぐで忖度知らずのサクラの性格が思わぬ事態を引き起こし・・・。真っ直ぐすぎて傷だらけ、夢に向かって突き進むサクラと同期たちの10年間の記録ー。
【キャスト】
北野サクラ(高畑充希)、木島葵(新田真剣佑)、月村百合(橋本愛)、清水菊夫(竜星涼)、土井蓮太郎(岡山天音)、黒川森雄(椎名桔平)、火野すみれ(相武紗季)、北野柊作(津嘉山正種)、脇田草真(草川拓弥)、中村小梅(大野いと)他
『同期のサクラ』最終回のあらすじ
2020年4月―。
満開の桜の下にサクラの同期四人は集まっていました。
花村建設の新入社員として出会ってから11年、今はそれぞれの仕事でバラバラの道を歩む同期たち。
「まさか、最後にあんなことになるとは」と、サクラの激動の人生を振り返っていました。
1ヶ月前、建設会社の面接に落ち続けていたサクラは、花村建設の副社長となった黒川から「俺の下で働かないか?」と誘われ、会社への復帰を果たしていました。
問題ばかり起こしていた自分をなぜ黒川が再雇用してくれたのか…疑問に感じていたサクラ。
そんなサクラに黒川は、今が会社の危機だと告げ、新しい発想と熱い情熱を持って上に逆らってもチャレンジする人材が必要なのだと話します。
そして、新規プロジェクトのリーダーにサクラを任命したのです。
やりがいを感じて目を輝かせるサクラ。
そんなサクラに黒川は、今までのサクラの失敗の原因は頑固で融通が効かないことではなく、「力がないからだ」と教えるのです。
新しく着工する橋の重役会議に黒川と共に出席したサクラは、橋のデザインと安全面に関する忖度なしの意見を述べて、早速重役たちの不信感を買ってしまいます。
しかし、副社長の黒川がサクラの意見に同調した途端、風向きが変わり誰も反対しませんでした。
“力”を持っていれば今まで無下にされて来た自分の意見が通ることを目の当たりにするサクラ。
さらに黒川が組織の問題点を指摘し、自分が自分らしくあるためには力を持つしかないと言い放つのです。
サクラは次第に、冷静さと情熱を持つ黒川に次第に感化されていくのでした。
同じプロジェクトチームに参加する葵は、そんなサクラをどこか不安そうに見守っていました。
葵は飄々とした黒川のつかみ所のなさを信頼しきれないでいたのです。
サクラは仕事が軌道に乗る一方、同期を蔑ろにしてしまっていました。
会社を辞め新規事業と育児に追い詰められている百合の話に耳を貸さず仕事に戻ってしまったり、NPO団体の代表となり悩みを抱える菊夫からネット電話を受けても、忙しいという理由で聞き流してしまいます。
さらに、就活中の蓮太郎からの悩み相談を黒川からの着信があり中断してしまいます。
しかし、これまで忖度しない言動で組織との軋轢を生み、仕事がうまくできなかったサクラは、初めて仕事で高揚感を感じていました。
心配して集まった同期たちにも「話を聞いている暇はない」と仕事に戻ってしまうサクラ。
そして、そんなサクラに同期たちは「あなたは、変わった。仲間なんてもう必要ないの?」と言われてしまうのです。
↓この先、ネタバレになります。
そんな中、大きな変化が訪れます。会社が合併し、黒川が社長に就任したのです。
新しく会社が変わることで大量のリストラも行われ、すみれもリストラの対象になってしまいました。
それを聞いて、上に取り合うというサクラでしたが、すみれは断ります。
すみれは、以前のサクラに救われたと想い出話をして、「自分を見失わないでね」とサクラを諭すのでした。
すみれがリストラされた理由を黒川に直接聞くサクラ。
そんなサクラに黒川は、すみれをリストラしない代わりにリストラする人員をサクラが選べと言い出します。
自分が辞めるというサクラに、「そんな安直な答えしか出さないのか。自分さえやめればいいみたいな誰にでもできるようなことをしないで。なんとか見つけたらどうなんだ、自分の道を貫いてみんなが幸せになれるような答えを」という黒川。
サクラは自分の力のなさを痛感したのでした。
次の日、出社するサクラの前に同期たちが駆けつけます。そこには黒川の姿も…。
皆の前でサクラが娘に似ていたので一緒に夢を叶えたいと思っているという黒川に、サクラは退職届を渡します。
そして、未来に残したい建物のアイデア帳を見せ、同期の力がなければ完成させることのできなかったアイデアであり、自分にとっての力は「仲間」だと告げるのです。
花村建設をやめたサクラはまた就活をはじめます。
そして、9話ラストで面接に行った会社に就職することになったのです。
後日、桜の木の下で集まりそれぞれに夢を語り合う同期たち。
11年経って仕事も職場もバラバラになってしまった同期たちですが、その間に培った絆を感じていました。
サクラと同期たちは最後に記念写真を撮り、それぞれの場所に戻っていくのでした。
『同期のサクラ』最終回の感想
サクラと同期たちの10年間がついに最終回を迎えました。
なかなか忖度できず、仕事で苦労をしていたサクラでしたが、自分の思う仕事ができる場は、1ヶ月でなくなってしまいました。
サクラを気にかけていた黒川の理由が娘に似ていたからというのも驚きな展開でしたね。
どんな時も変わらないで欲しい同期と、自分を変えたいサクラとの葛藤が見れた最終回だったように思います。
願わくば、忖度と正しい意見のバランスをとりながら生きていくサクラも見てみたかったけど、不器用なサクラの生き方は変わらないようでした。
最後に就職が決まった新会社で、新しい仲間と出会い、自分の信念との折り合いをつけながら自分の夢を叶えていって欲しいと思います。
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『同期のサクラ』最終回 まとめ
回想を入れなからサクラと同期たちの10年を振り返る構成は面白かったです。
個人的にはおじいちゃんの存在がデカかったなと。
おじいちゃんが亡くなってからもファックスで助言が来るのを期待したほど。
これからのサクラと同期の人生も気になる終わり方で、期待を込めたラストは良かったと思います。