2005年からアメリカで放送開始された『クリミナル・マインド FBI行動分析課』は、全米各地で起きる凶悪犯罪の謎にプロファイリングで犯罪心理を読み解き、事件の解決に挑む犯罪捜査サスペンス。
アメリカ本国のみならず世界各国で長年人気があったこのドラマですが、残念ながら2019年のシーズン15で幕を閉じると発表されています。
FBI(アメリカ連邦捜査局)の行動分析課(Behavioral Analysis Unit、BAU)というプロフェッショナルチームの活躍が描かれているこの作品、一体どのようなところが視聴者の心をつかんでいるのでしょうか。
あらすじや非常に個性的なチームメンバーなどあらゆる角度から見ていきたいと思います!
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目次
『クリミナル・マインド』のあらすじ
FBIに実在する機関 “BAU”(行動分析課)。
そこに所属する、犯罪者の心理を知り尽くした一流のプロファイラーたちが、全米各地で事件を起こすシリアルキラー(連続連殺人鬼)を追って、現地まで飛行機で向かいます。
事件現場の様子などから、膨大な過去の事件データを比較して、犯人の性別や人種、職業、年齢などの特徴を推定し、物的証拠や情報から、次なる犯行を予測して事件の解決に努めていくのです。
犯罪心理学のプロフェッショナルである、個性豊かなBAUのメンバーがシリアルキラーを追い詰めていくのですが、実在したシリアルキラーを題材にしたストーリーも多く、予想を裏切るような展開となることも。
『クリミナル・マインド』は、予測不能な推理が楽しめる作品となっています。
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『クリミナル・マインド』の見どころ
『クリミナル・マインド』おすすめポイント
お互いを尊重し合う魅力的なキャラクターたち
このドラマの一番の魅力は個性的な BAU のメンバーたち。
個々で得意とする分野をカバーしあい、また互いに成長を見せたりなど、理想的なチームができています。
長期間続いているドラマなので、メンバーの入れ替わりが多少ありますが、魅力的な登場人物について少し紹介してみましょう。
デヴィッド・ロッシ(ジョー・マンテーニャ)
BAU創設メンバーの一人で、「伝説のプロファイラー」。
一時は FBI を引退し、著作や講演会やコンサルタント業で稼いでいた資産家でしたが、10年ぶりに BAU に復帰。ホッチナーの師匠にあたり、チームのアドバイザー的存在です。
Dr.スペンサー・リード(マシュー・グレイ・ギュブラー)
IQ187を持つ天才捜査官。超人的な記憶力を持ち、速読が得意であらゆる知識に長けていますが、ついうんちくを語ってしまう癖があります。シーズン1で24歳の誕生日を迎えており、チームの中では弟のような存在です。
ジェニファー・ジェラウ(A.J.クック)
愛称はJJ。主に連絡調整や渉外交渉が担当。またアメリカ全土で起こる凶悪犯罪の中から BAU の出動する事件を選定をしており、アメリカ国防総省からヘッドハンティングを受けるほどの手腕を持っています。シーズン4では産休を取って、家庭と仕事の両立もバッチリです。
ペネロープ・ガルシア(カーステン・ヴァングスネス)
BAU のテクニカルアナリスト。コンピューターのネットワークとデーターベース巧みに使いこなし、あらゆる情報を元に事件解決へ導きます。元々は政府も恐れる優秀なハッカーで、FBIから引き抜かれた経緯があります。残酷な事件の写真を見るのが苦手で、気を晴らすために派手な髪型や服装で飾り立てています。
アーロン・ホッチナー(トーマス・ギブソン)
愛称はホッチ。BAU を指揮する係長であり渉外担当官です。熟練のプロファイラーで、BAU のリーダー的存在。銃器の扱いにも長けており、真面目で正義感がとても強く、上層部の圧力から部下を守ったり、事件解決に向け常に全力を注ぎます。
デレク・モーガン(シェーマ・ムーア)
犯人になりきって思考や行動を推測する捜査スタイルで、行動派の熱血捜査官。ガルシアと仲がよく冗談を言い合っており、凶悪な事件を追う日々を和ますチームのムードメーカーです。プレイボーイな一面もありますが、誠実で真っ直ぐな考え方を持っています。
シリアルキラーの心理を掘り下げるリアルなプロファイル
本当にFBIで使われているプロファイリング方法を使い、作中の犯人を追い詰めていく流れはとてもリアリティがあります。
実際の事件が事例として出てきたり、連続殺人犯を “秩序型” と “無秩序型” の2種類にタイプ分けしたり、性犯罪者やテロリストの分類をしたりと、日本の刑事ドラマでは出てこない手法で事件を解決していくストーリーは、様々な異常犯罪者ごとに変わっていくため、毎話まったく違ったドラマを魅せてくれます。
日本の刑事ドラマだと犯罪者の動機付けや被害者との関連性を深く追求している場合が多いですが、『クリミナル・マインド』では、基本的に連続殺人犯であるシリアルキラーの心理を表現し、犯人視点で物語が進んでいくことも多く、今まで観てきたドラマとは違った着眼点で楽しめます。
残虐な映像が少ない
連続殺人犯と聞くと残虐なシーンが多いのでは?と心配される方もいるかもしれません。
ですが、ご安心ください。
殺人シーンなどはライトな表現になっていて、セリフで死体がどんな状態になっているのかという表現は出てきても、血まみれや生首など強烈な死体が画面に出てくることはありません。
一話完結で気軽に観られる
シーズン15まであるドラマだと、観るのに時間がかかりそうだと思われがちですが、このドラマは基本的に一話完結ですので、家事や仕事の合間に気軽に観ることができます。
一話完結ものでも長い伏線が含まれている作品もあったりしますが、『クリミナル・マインド』では、長期に渡る伏線はほとんどなく、同じシーズン内でまとまっています。
始まりと終わりにある格言
ドラマのオープニングとエンディングに入っている格言がとても深い。
毎回、事件に沿った格言が流れてきますが、BAU のチームの一員として読んだり、犯人目線で読んだりと、色々な汲み取り方ができて色々と考えさせられます。
色々な国のことわざや書物などから選ばれているので、今まで知らなかった格言を知る機会にもなり、毎話気になってしまうポイントです。
スピンオフも豊富
本編のチームとは別チームで動くスピンオフも注目の一つ。
BAU の別チームである非公式捜査班「レッドセル」が凶悪犯罪に挑む『クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル』、アメリカ国外で凶悪犯罪に巻き込まれたアメリカ人を助けるために、FBIの専門チームIRTが世界各国を飛び回る『クリミナル・マインド 国際捜査班』もあるので、違うチームの活躍が気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
『クリミナル・マインド』まとめ
全15シーズンに渡り人気を博してきた『クリミナル・マインド』。
最終シーズンを迎えるのは残念ですが、実際のFBIのプロファイリングを使用した今までになかったストーリー展開は、世界中を魅了した理由だと思います。
まだ観たことがないという方は、ちょっとした時間の合間に見始めるのがおすすめ。
全部観終わるまでにかなりの時間がかかると思いますが、スピンオフなどで新展開があったらいいなという淡い期待を寄せつつ、またシーズン1から見返すのも面白いかもしれませんね。
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