このページでは『チョコレート戦争 ~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~』第3話(2020年1月25日放送)のあらすじ(ネタバレ注意)や感想について紹介。
「チョコレート戦争 ~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~」は、2020年1月11日スタートのtvk(TV神奈川)放送のドラマです。
~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~
芸能クラスを備え、毎年バレンタインデーが重要イベントの私立百瀬学園。
バレンタインデーに一番多くのチョコレートをもらった男子生徒は“キング”と呼ばれ、先の芸能活動も保証されるのだが、今年の2月14日、事件は起こった。“キング”確定と噂されていた篠田康太が誰かからの毒入りチョコレートが原因で死亡したのだ。
篠田のクラスの副担任・仁科智也は、篠田が所属していた学園内アイドルユニット“Dust Kiss”のメンバー、吉川優、村木乃亜、宮田健介、小暮海斗(TAKA)に話を聞いて行くが……。
果たして誰が、毒入りチョコレートを渡したのか。そして物語は仁科の隠された過去へと遡ることになる…。
【キャスト】仁科智也(小澤廉)/松井俊二(小林且弥)/篠田康太(立石俊樹)/吉川優(小南光司)/村木乃亜(古谷大和)/宮田健介(星元裕月)など
『チョコレート戦争』第3話 あらすじ
仁科智也(小澤廉)は、調査報告書を作成している。
吉川優(小南光司)は、終始反抗的だった。
思わず頬を叩くと、篠田康太(立石俊樹)に対する心境を明かした。
彼が、好きだったと。
吉川は、恋愛感情から篠田を殺したのでは?
宮田健介(星元裕月)は、性同一性障害を抱えていると思われる。
「宮田」と呼ばれることを異常に嫌い、周囲には「みや」と呼ばせていて、女子の制服を着用している。
仁科は、執拗に「宮田」と呼びかけ、最後は「健介」と男性名を連呼した。
宮田は逆上し、仁科に向かって「殺すぞ……」と言い放った。
宮田は激情型の性格ゆえに、衝動的に篠田を殺したのでは?
村木乃亜(古谷大和)は、大人びた様子でフィリピンでのビジネスプランを説明した。
将来的にフィリピンでアイドルビジネスを展開するつもりだったのだ。
プランがとん挫した腹いせに、篠田康太を殺したのかもしれない……。
ただ、彼は「バレンタインの怪人」という犯人の名を口にした。
小暮海斗(TAKA/CUBERS)に会いに行くと、彼は個人的なビジネスを展開していた。
いささか問題のあるビジネスであったので、もしかしたら篠田康太はこれをやめさせようとしたのかもしれない。
反発した小暮が、篠田を殺害した可能性もある。
同業者とのトラブルを大人の機転で回避した恩義を感じたのか、小暮は重要な個人情報を提供した。
篠田康太には、弟がいたのだ。
篠田の弟である土屋貴宏(大平峻也)は、離婚した母について行ったため、ふたりの兄弟は離れて暮らしていた。
両親に期待していないふたりは、篠田が高校を卒業したら一緒に暮らすつもりだったらしい。
篠田がダスキスの活動で稼いだ金で弟を大学に行かせる計画だったという。
彼は、自殺の可能性を否定し、必ず犯人がいると言い張った。
そのあと貴宏は万引きで捕まるのだが、仁科が出向いてトラブルを収めた。
とはいえ、犯人につながるヒントをもらえたわけでもない。
そもそも、警察が十分調べたはずの事件を一介の教師が再調査して何がわかるというのか。
そもそも、聞き取り調査をするべき担任は、副担任に業務を押し付けて自分はバカンスに出かけている。
そもそも、こんな調査を命令してくる理事長が無能だ。
そもそも、
「そもそも多いな」
そういえば、篠田康太もそうやって仁科に話しかけてきたのだ。
仁科が開いていたノートパソコンの画面を見て、篠田は気安く声をかけてきた。
「そもそも多いね。これ、先生の書いた小説?」
「どうかな……」
仁科は慌てて画面を閉じる。
「ねぇ、先生ってアイドルだったでしょ?」
唐突な問いに、仁科は驚く。
「『しんどうきょうへい』って、先生でしょ?」
篠田康太が殺された事件の第一発見者は私だった。
そして私は、『しんどうきょうへい』というアイドルでした……。
『チョコレート戦争』第3話 ネタバレ感想
えええええー!最後の最後で、爆弾発言!
すごく驚きました。
にっしー、アイドルだったの?!
そうか、そうだよね、でもそうだよね。
にっしー、生徒に負けず劣らずカッコいいもんね。
正直、リーダーの乃亜とたいして歳かわんないんじゃ……って気がするもんね。
にっしーがアイドル……。
(いまは小説家志望?)
もしかしたら、にっしーはこの学園のキングだったのでは?
そして、いまは落ちぶれている(?)自分の唯一のよりどころが、キングだったという実績。
ところが、篠田康太がバレンタイン行事にまつわるキング設定をバカにしたとか?
「こんなん全然たいしたことない。問題は全国で売れるかどうか」とか言ったとか?
学園のキングになったといって天狗だったにっしーは、全国では鳴かず飛ばずで引退したわけで、心のよりどころを否定されてプライドが傷ついて毒入りチョコを仕込んじゃったとか?
やっぱり犯人はにっしーだったとか!
はい、全部妄想です。
ごめんなさい。
にっしーの妄想レポートをマネしていたら、こんな感じになってしまいました。
でも、ちょっとあり得る気もしてきますね。
今回、最初は正直なところ「ちょっと退屈だな」と思っていました。
にっしー独自の視点で語られているとはいえ、これまでのシーンの焼き直しですもんね。
でも、視聴に乗り遅れた人向けのおさらい回なのかな?と気楽に観ていたら、けっこう未発表シーンが出てきて、だんだん面白くなりました。
とくに、宮田くんにしつこく「宮田」「健介」と声をかけるにっしーの姿が怖かったですね。
この人、けっこーやばくない?
だって宮田くんがそういうの絶対嫌いだって知ってて挑発しているわけでしょう?
正確悪いですよね、絶対。
気になっていた弟くんの万引きも、ああ、捕まったんだな、とわかってほっとしました。
自分の学校の先生には知られたくないから、にっしーに助けを求めたのかな。
これで弟くんに対して、にっしーはひとつ貸しができましたね。
このアドバンテージが、あとあときいてくるかもしれませんよ。
う~ん、衝撃の過去を聞いてしまうと、にっしー以外の男の子たちはたいして動機がないように見えますね。
(もちろんにっしーにもなんの動機もありませんが……)
唯一考えられるのは、吉川優くんかな。
愛ってやっぱり大きな動機ですからね。
ダスキスを抜けた篠田くんを殺しても、乃亜にはメリットがないし、海斗もそう。
宮田くんもそうですよね。
怒っているうちに衝動的に、っていうのはありそうだけど、それなら毒入りチョコじゃないでしょ。
弟くんにしても、自分の学費を出してくれるお兄ちゃんを殺したら損するだけですもんね。
毒入りチョコを食べるかもしれないし、食べないかもしれない……というルーレット的な迷いを残した犯行だとしたら、篠田くんを好きだった人物が怪しい。
もしかしたらこれから出てくる予定の女の子たちかもしれませんけど、それってある意味ルール違反では?
これだけメンバーを疑うように煽っておいて、あとから出てきた子でした、じゃあちょっと納得がいきませんね。
できれば、犯人はいま出てきているメンバーのなかにいてほしい!
もしくは、あり得ないと思われていた篠田くんの自殺か……。
どっちにしても篠田くん、本当に死んじゃったんですかね……。
本当は一命をとりとめていて、最後は出てくるって展開も悪くないですけどね。
そういえば、前回逃げてた男の子、誰だったんでしょう?
まったく触れられていませんけど……。
バレンタインの怪人については、謎が残ったままですね。
そもそも、生徒の間でどんなうわさが流れているのかもわかりません。
いや、そもそも、乃亜しかその話題をふらなかったのもおかしくない?
そもそも……
にっしーの癖がうつっちゃいましたね(笑)
次回から女の子出るのかな?
普通にキャーキャー言われているダスキスのメンバーの明るい笑顔が見たいですね!
そろそろ本当のバレンタインも近くなってきて、楽しみです!
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