アスパラは一年通して購入でき、肉巻きやグラタン、炒め物やスープなどいろんな料理に使える食材ですよね。
ですが、アスパラは鮮度が命で腐りやすい食材でもあります。
腐らせる前に冷凍保存する人もいると思います。でも、うまく冷凍・解凍しないと「まずい!」なんてなりかねません。
正しい保存の仕方をすれば、美味しく長持ちさせることができます。
そんな、まずくならないたのアスパラの冷凍方法と解凍方法をご紹介します。
目次
アスパラを解凍したらまずい!水っぽくなる原因は?
アスパラに水分が多く含まれた状態で冷凍すると、解凍した後に水っぽくなってしまい「まずい!」となりかねません。
冷凍する前の下処理で、茹ですぎたアスパラは水っぽくなります。
また、アスパラを重ねて冷凍したものも氷の結晶が多くなってしまうため、解凍した時に水っぽくなってしまう原因となります。
逆に新鮮ではない、日にちの経ったアスパラも冷凍すると、解凍時にふにゃふにゃになってしまいます。
なので、新鮮なうちに冷凍保存するようにしましょう。
アスパラを冷凍するときはそのまま生か、茹でるか
アスパラを冷凍保存するときは、塩ゆでしてから密閉袋に入れて保存しましょう。
茹でずに冷凍してしまうとアスパラに含まれる水分が氷になってしまい、解凍したときに「まずい!」となってしまいます。
また、更に筋っぽくなってしまい、食感も悪くなります。
茹でるときは、塩を多めにいれて固めに茹でます。沸騰してからアスパラを入れるようにし、茎の下の固い部分だけ先に茹で、10秒ほど経ってから全部入れます。
茹で時間は30秒から1分くらいで大丈夫です。
アスパラを茹ですぎると、解凍した時に柔らかすぎてべちゃべちゃになってしまいます。
また、塩ゆですることで農薬も抜け、色止めにもなるので良いですよ。細いアスパラなら、生のまま冷凍しても大丈夫です。
アスパラを茹でるのが面倒という方は、電子レンジで太めのもので30秒から1分ほど加熱するという方法もあります。
私なんかは、アスパラは冷凍するしないに限らず、いつも電子レンジで加熱していますね。
鍋にお湯沸かして茹でるよりも、断然簡単で時短ですもの!
アスパラの正しい冷凍の仕方とポイント
では、「アスパラを冷凍するとまずい・・・」とならないためには、どのように冷凍すれば良いのでしょう?正しい冷凍方法をご紹介します。
まずは、茹でて冷ましたアスパラを、キッチンペーパーでしっかりと表面の水分をふき取ります。
アスパラを密閉袋に入れたら袋の空気を抜かずに一度冷凍庫に入れ、
表面が凍ったあたりで取り出し手で揉んでバラバラにしてアスパラ同士が重ならないようにし、しっかりと空気を抜いてから冷凍庫に戻し完全に冷凍をします。
とっても簡単ですよね!
私がよく使っているのは、このような密閉袋です。
ジップロックはタッパーも重宝していますが、この袋も優れもの!
お米を5.5合ごとに小分けにしたり、食材を冷凍したり、下ごしらえに使ったり、と本当に重宝しています。
もちろんしっかり密閉できるので、問題なし。
しかも食材以外にも使えるので、私はこれまでの手紙なんかもこのジップロックに入れています^^;
アスパラを冷凍する時、皮は取り除く?
アスパラを冷凍する際は、あらかじめ皮は取り除いておきましょう。
皮は固いので、取っておくことによって茹で時間の短縮になり、食べるときにも下処理が不要になります。
また、冷凍は急速に冷凍することが重要なので、固い皮がついているとそこだけ冷凍されるまでに時間がかかってしまいます。
皮をしっかりと取り除くことで、冷凍の時に均等に素早く冷凍されます。そのため、皮は先に取り除いておいた方がいいでしょう。
冷凍したアスパラの上手な解凍方法!水っぽくならないために
茹でて冷凍したアスパラは、凍ったまま調理することができます。
冷凍したアスパラは冷凍していないものに比べると水分を維持する機能が失われているため、少し柔らかくなっています。
そのため解凍してサラダなどに使用するよりは、冷凍したまま炒め物やスープに使用するといいでしょう。
無理に解凍するとしなったり、余計に水分が出たりして水っぽくなってしまいます。
冷凍したアスパラを生で食べたい場合は、自然解凍か、使用する前日に冷蔵庫に移しましょう。
冷凍したアスパラの保存期間は1か月程度です。
長く保存し過ぎると冷凍やけや変色が起きるので、1か月以内には使い切りましょう。
「アスパラを冷凍するとまずいけど?冷凍保存方法と解凍の仕方」まとめ
アスパラは下処理や保存の仕方、調理の仕方を正しく行えば冷凍しても美味しく食べることができます。
栄養も豊富で彩りを加えてくれるアスパラをダメにしてしまわず、おいしく食べたいですよね。
そんなに難しいわけではないので、ぜひ正しい方法で冷凍・解凍をしてみてください。