2020年の東京オリンピックから正式採用となったスポーツクライミング。
今回は、すでに日本代表選手に決定している楢崎智亜(ならさきともあ)選手に今回はスポットを当てていきます!
トレーニング方法や使用しているシューズのメーカー、似ている有名人のことまで幅広く網羅していきますので、楢崎智亜さんの魅力がたっぷりつまった記事をお楽しみください。
目次
楢崎智亜のトレーニング方法はコレ!
さて。楢崎智亜さんの身体を作り上げているトレーニング方法とは、一体どんなものなのでしょうか?
まずはじめに、こちらの動画は見ていただきましょう。
楢崎智亜さんは、手を伸ばしても届かない位置にあるホールド(掴む部分)へ飛び移る技、「ランジ」を得意としています。
170㎝と小柄なため、海外選手や長身の高い選手に比べると腕の長さではどうしても劣ってしまうことに。
しかし、それを解消するため「ランジ」を徹底的に磨き、現在のように “ニンジャ” や “フィジカルモンスター” と呼ばれるまでになりました。
SPORT BULLの密着動画によれば、パーソナルトレーナーの千葉啓史さんと出会ったことで自分の身体が変わったと言います。
2016年、パリで行われた世界選手権で優勝するわずか4ヶ月前に千葉啓史さんから指導を受け始めたたそうで、短期間で身体の変化を感じたのでしょう。
動画内で千葉啓史さんを「自分にとって変わるきっかけを作ってくれた人」と評していました。
千葉啓史さんの指導内容は、「自分の身体の動きを理解し、身体の使い方が学べるトレーニング」。
原宿にあるパーソナルトレーニングスタジオ「ReNew表参道」で行われている動画を見てみましょう。
このようなトレーニングに加え、近年では「アニマルフロー」を導入していると2018年8月22日の情報番組「スッキリ」で話していました。
動物の動きをマネることで筋力アップやしなやかな動きを手に入れることができ、体の普段動かさない部分にまでアプローチすることが可能となるそうです。
また、それ以外にもスポーツクライミングに「スピード」という速さを競う項目も追加されましたので、ダッシュ力やジャンプ力を鍛えるために下半身を以前より鍛えているそうです。
今まではしていなかったランニングも取り入れ、進化しているみたいですね!
クライミングって何?
ここで一度、クライミングについて簡単にご説明しておきますね。
クライミングにはいくつかの分類があり、知らない方には少しややこしく感じるかもしれません。以下の分類からみていきましょう。
- アルパインクライミング
- フリークライミング
- スポーツクライミング
→(リードクライミング・ボルダリング・スピード)
アルパインクライミング
直訳すると「ヨーロッパアルプス風の山登り」。
もともとクライミングは山登りの技術で、壁のように切り立った場所を攻略するためのものでした。
その後「フリークライミング」が20世紀後半に誕生したことで、区別するために近年この名前が使われています。
フリークライミングとの違いは、アルパインクライミングは「(山登りの過程で)頂上を目指して行われる」こと。
フリークライミング
主に頂上を目指すというよりは、ルートや課題の完登が目的となっています。
安全のためのロープなどは使いますが、基本的にフリークライミングはそれに頼ることをしません。自然にできた岩のくぼみやでっぱりを利用して到達をめざします。
逆にロープや差し込まれたボルトなどを利用すると「人工登攀」となってしまうようで、結果的に人工物を利用することになってしまった場合は厳密な分類はむずかしいですね。
山登りの過程としてではなく、岩を登ること自体を目的とした「ロッククライミング」や人工の岩を登る「インドアクライミング」も含まれます。
スポーツクライミング
人工のホールドを使用し、より競技的な面を重視したクライミング。
スポーツクライミングには3種目あり、いくつのコースを登ることができたかの数を競う「ボルダリング」と、どこまで登ることができたかの高さを競う「リードクライミング」、登る速さを競う「スピードクライミング」があります。
楢崎智亜さんはフリークライマーであり、東京オリンピックのスポーツクライミングに出場が決まっている選手でもあります。
楢崎智亜の使用しているシューズは?
楢崎智亜さんは、クライミング選手として世界でもかなりの実力の持ち主。
どんなシューズを履いているかも気になりますよね?
2018年ごろはファイブテンというメーカーがスポンサーとしてついていた関係で「ハイアングル」というモデルを着用していました。
しかし2018年をもって日本を撤退。
その後2019年からはアンパラレルというメーカーの「レグルス」というシリーズを履いていました。
しかし2020年1月、アンパラレルと楢崎智亜さんが共同開発したクライミングシューズ「TN-Pro」が発売されることが決定。
今後「レグルス」から「TN-Pro」を履いて競技に参加することになるかもしれません!
楢崎智亜の似ている有名人は?
楢崎智亜さんは、そのクライミングの腕前だけではなくイケメンということでも話題となっています。
何人かの有名人と「似ている!」という声があがっているのでまとめていきますね。
KAT-TUNの上田竜也さん
こちらは楢崎智也さんが「炎の体育会TV」に出演した際、「KAT-TUN上田竜也似」と紹介されていたことが原因です!
山本裕典さん
たしかに大きな口元やしっかりした顎、綺麗な二重などが似ているかもしれません!
それ以外に挙がっていた名前としては、関ジャニの村上信五さん、狩野英孝さん、声優の石谷春貴さんなどでした。
楢崎智亜のプロフィール
では最後に楢崎智亜さんのプロフィールを見ていきましょう。
楢崎智亜(ならさき ともあ)
生年月日:1996年6月22日
出身地:栃木県
身長:170㎝
主な戦歴
2015年
ユース選手権ボルダリング競技大会 優勝(国内)
アジアユース選手権(ジュニア)ボルダリング 1位
2016年
ワールドカップ 年間総合優勝
世界選手権ボルダリング 1位
2017年
アジア選手権ボルダリング 4位
2018年
第一回コンバインド・ジャパンカップ 優勝
アジア競技大会 複合3位
ワールドカップ 年間総合2位
2019年
第二回コンバインド・ジャパンカップ 優勝
世界選手権 ボルダリング 1位・複合1位
ワールドカップ 年間総合優勝
2020年
第15回ボルダリング・ジャパンカップ 優勝
「楢崎智亜のトレーニング方法やシューズ、似てる有名人」まとめ
今回は、楢崎智亜さんについてまとめてきました。
- トレーニング方法はパーソナル&アニマルフロー
- シューズはアンパラレル
- 似ている有名人は上田竜也さんや山本裕典さん
フリークライマーという、普段であれば馴染みの薄いスポーツの選手ですが、調査を進めれば進めるほどその実力やクライミングという競技の面白さも伝わってきますね。
2020年の東京オリンピックではぜひメダルを狙っていただきたいです!応援しています!
生年月日:1996年6月22日
出身地:栃木県
身長:170㎝
アジアユース選手権(ジュニア)ボルダリング 1位
世界選手権ボルダリング 1位
アジア競技大会 複合3位
ワールドカップ 年間総合2位
世界選手権 ボルダリング 1位・複合1位
ワールドカップ 年間総合優勝