ピークは過ぎましたが、春といえば多くの人には辛いアレ・・・・・
花粉シーズンです。
私自身花粉症で、毎年この時期に散々な思いをしています。
そのため花粉症治療に励んでいますが、効果があるので花粉症患者には是非オススメします!
ところで、そんな花粉症が原因で死ぬことがあるって、知っていましたか?
これは、花粉症もちの人にとっては聞き捨てならない話ですよね!
ということで、雷雨喘息とは何か、その原因や症状と日本で起こる可能性についてまとめました。
雷雨喘息とは
2016年11月にオーストラリアで多くの人に起きたこの症状が
ニュースに大きく取り上げられて話題になりました。
それは、雷雨喘息というものです。
花粉が多い時期に、雷雨が加わることで起きる気管支喘息のことです。
11月というと日本では花粉シーズンではありませんが、南半球のオーストラリアでは違います。
なので、この時期にこのような症状を訴える人が出てきました。
でも、花粉と雷雨がどう関係するんだ?て思いますよね。
雷雨喘息の原因
前述の通り、雷雨喘息は花粉と雷雨が原因で起こります。
一般的に雨だと、花粉が地面に落ちるので花粉症の症状は落ち着くことが多いです。
私は晴れだろうが雨だろうが鼻水止まりませんが・・・・・・
しかし、雷雨の時はそれでは収まりません。
雨により、花粉の粒子は水分を含み、高湿度で破裂して細かくなります。
雷雨の電気的な活性の影響でさらに細かくなり、強風で広く飛散します。
花粉はどのくらい小さくなるのかというと、元の10分の1の大きさになるそうです。
ただでさえ細かい花粉が、そんな小さくなってしまったら・・・
花粉症持ちの人としては恐ろしいです。
そこまで細かくなってしまうと、通常鼻毛で体内への侵入が防がれていた花粉が
体内に簡単に入ってきてしまうのです。
そうすると、気管支が炎症を起こして気管支喘息になります。
この花粉は主にイネ科の植物が原因です。
私はスギ花粉にしかアレルギーがないので今のところ大丈夫ですが・・・・
いつイネ花粉アレルギーを発症するかわかりません。
もちろん、私だけでなくあなただっていつ発症するかわかりません。
私も数年前に突然スギ花粉アレルギーになりましたからね・・・
誰にとっても無縁な話ではないということです。
雷雨喘息の症状
雷雨喘息は喘息なので、喘息のような症状が起きると思って良いです。
咳や発作的な呼吸困難、胸部圧迫感などが症状として挙げられます。
特徴としては、急速に重篤化するということです。
オーストラリアの例でも、短時間のうちに救急要請が集中してありました。
なので、ただ咳き込んでいるだけ・・・と思っていたら遅いということですね。
実は雷雨喘息で、呼吸困難になり、最悪死に至ってしまうかもしれません。
恐ろしいですね・・・・
雷雨喘息は日本で起こりうる?
先に挙げていたのはオーストラリアの例ですが、雷雨喘息は日本でも起こりうるのでしょうか。
まず、雷雨喘息が起こるのは、イネ科の植物の花粉が主な原因とされています。
日本ではスギ花粉が多く飛散しており、多くの花粉症患者もスギ花粉アレルギーです。
しかし、日本でもイネ科の花粉は飛散しており、イネ科の花粉アレルギー持ちの人もいます。
時期的には4月〜8月まで飛散しています。
また、雷雨に関してはゲリラ豪雨とか日本でもありますよね。
イネ科の花粉の飛散とゲリラ豪雨、これが重なれば雷雨喘息の症状を
訴える人も出てくると考えられます。
なので、オーストラリアで起きたからといって他人事では済まされない・・・
ということです。
日本でも、マスクをするなど十分気を付けなければいけませんね。
私は、メイクが落ちたりメガネが曇ったりするのが嫌なので
花粉シーズンでもマスクなしで「花粉よ来い!」状態ですが、
これではダメということですね(^^;)
まとめ
雷雨喘息とは、雷雨によって花粉の粒子が細かくなり、呼吸困難を起こして
最悪死に至る怖い症状でした。
日本でも起こる可能性は十分にあるので、油断せずに注意しなければいけませんね。
もしそのような症状が起きたら、短時間で重篤化するのですぐに病院で診てもらってください。
私も注意しなければ!と思いました。