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日本理化学工業の障がい者採用を始めたのは大山泰弘?その理由は

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チョークで有名な日本理化学工業株式会社ですが、チョークだけでなく

障がい者採用に積極的だということでも有名です。

そんな障がい者採用をこれまでずっと勧めてきたのが、会長の大山泰弘さんです。

日本理化学工業の障がい者採用と、その理由、大山泰弘さんについてまとめました。

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日本理化学工業の基本情報

名前:日本理化学工業

本社所在地:神奈川県川崎市高津区久地2-15-10

設立年:1937年2月13日

代表取締役社長:大山隆久

会長:大山泰弘

 

日本理化学工業はチョークの製造販売を行う会社として有名ですが、

キットパスなど他の文房具や事務用品も取り扱っています。

キットパスというのは、環境固形マーカーで、

  • マーカーですがキャップをしなくても良い
  • 書いても粉が出ない
  • ツルツルした面に書けば濡れ布巾で消すことができる

と今までにない、不思議な文房具です。

なんだかものすごく斬新じゃないですか?!

私的にはとても気になります・・・ぜひ使ってみたいですね。

 

日本理化学工業の沿革

 

日本理化学工業がこれまでどのような道のりを辿ってきたのか、

ざっくりと書き並べていきます。

 

1937年:東京都大田区蒲田に、日本理化学工業株式会社設立。代表取締役社長は、大山要蔵さんでした。

1960年:障がい者雇用開始

 

1974年:息子の大山泰弘さんが代表取締役に就任。

この頃から、チョークの需要が減ったと言います。

というのも、ホワイトボードが普及し始めたからです。

1974年当時のことはわかりませんが、今だと黒板なんて小学校〜高校までしか使いませんよね。

大学でも、黒板はほとんど見ないですね・・・ほぼホワイトボードにマーカーしか使いません。

 

ちょうどこの頃に泰弘さんの息子、大山隆久さんが日本理化学工業に入社してきます。

チョークの需要が減ってきていたので、生産性を上げるために障がい者の雇用を辞めるべきだと訴えます。

大変失礼な話ですが、確かにそちらの方が効率がいいような気もします。

しかし、泰弘さんは息子の提案を拒否しました。

 

というのも、知り合いの住職に人間の究極の幸せについて、言われたことがあったのです。

日本理化学工業は、住職と会長(泰弘さん)のその言葉を方針に掲げています。

 

人間の究極の幸せは

  • 人に愛されること
  • 人にほめられること
  • 人の役に立つこと
  • 人から必要とされること

働くことによって愛以外の3つの幸せは得られるものだ。

私はその愛までも得られると思う。

会長:大山泰弘

引用:公式サイト

素敵な言葉ですよね。

働くことの意味を考えさせられます。

私はそろそろ就活を始める頃なのですが、自分がどのように働きたいのか、

働くことの意義を考えてしまいました。

 

2008年:大山隆久さんが代表取締役に就任。泰弘さんは会長になります。

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日本理化学工業と大山泰弘

 

現在日本理化学工業の会長を務めているのが、大山泰弘(やすひろ)さんです。

泰弘さんは1932年生まれ、創業者の息子で、中央大学を卒業しており、

1974年から2008年まで日本理化学工業の代表取締役社長を務めていました。

 

泰弘さんが、どう重要なのか。

それは、日本理化学工業の障がい者採用を一貫して推進してきたからです。

前述の通り、たとえ息子に反対されても決して考えは変えませんでした。

 

日本理化学工業の障がい者採用とその理由

 

日本理化学工業が有名なのは、チョークだけではありません。

障がい者採用を行なっていることでも有名なのです。

それも、10人レベルではありません。

なんと平成30年2月時点で、社員85人のうち70%以上にあたる63人が知的障がい者です。

半分以上が障害者で、大変失礼ながら業績は安定するのか?と少し心配になります。

 

では、どのような経緯で障がい者の採用を始めたのか、見ていきます。

日本理化学工業が障がい者の採用を始めたのは、1960年のことです。

きっかけは、会社の近くにあった養護学校から生徒の就職をお願いされたことでした。

大山泰弘さんは当時、まだ障がい者に対して偏見を持っていたため、断ってしまいました。

しかし、養護学校も諦めませんでした。

何度もまたお願いし、「就職は無理でも、せめて就業体験だけでも」と言われついに折れた泰弘さん。

採用はしないつもりでしたが、実際に就業体験に来た女性2人の働きぶりを見てびっくり。

翌年その女性2人を採用することにしたのです。

 

それから数年経ったある日、泰弘さんは知り合いの住職さんに

障がい者の方たちが施設に入らず、自社の工場に働きに来る理由を聞きました。

その時に、上記の言葉を言われたのです。

つまり、彼女たちは人の役に立っている、感謝されていると感じるから、

毎日ニコニコ頑張って仕事を続けることができるのです。

 

このことに気づいた泰弘さんは、そこから障がい者の採用を積極的にするようになりました。

「福祉施設ではなく、企業こそが人に幸せを提供できる」

と障がい者の従業員から学んだからです。

 

今では、社員の7割以上が障がい者という規模にまで広がりました。

確かに、就業中に突然暴れだしたり、よく休んだりする社員はいますが、

「就業中に周囲に迷惑をかけたら、家に帰す」

という決まりを設けるなどして、社員は日々成長していってるといいます。

 

まとめ

 

チョークで有名な日本理化学工業は、障がい者採用に積極的で、

会長の大山泰弘さんが障がい者採用を勧めてきた立派な方だ、ということでした。

そんな泰弘さんの著書はいくつかありますが、一つはこちら。

働くとは何か、だけでなく、人生哲学まで学ばせられます。

働き続けている障がい者の方もすごいですが、大山泰弘さんや社員など、

障がい者に「幸せ」「働きたい」という思いを感じさせるような環境を提供できている

日本理化学工業が素晴らしいですよね。

愛されること、褒められること、人の役に立つこと、人から必要とされること・・・

これらが感じられる仕事を見つけよう、

就活の時にこのことを忘れないようにしたいと思います。

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