美山かやぶきの里は、京都府南丹市美山町にあります。
1993年12月に国の重要伝統的建造物保存地区に選定されました。
現在も数十棟のかやぶき民家があり、四季を通して様々な風景を見せてくれます。
その中でも、毎年行われる年2回の美山かやぶきの里一斉放水は見所の1つとなっています。
そんな美山かやぶきの里の放水2019の日程と渋滞・駐車場やアクセス情報についてまとめました。もちろん、実際に見に行った感想も!
目次
美山かやぶきの里一斉放水2019とは
実は美山かやぶきの里一斉放水、イベントではありません。
2000年5月、美山民俗資料館が不審火により焼失したことをきっかけに、
火に弱いかやぶき民家を延焼から守るために2002年に集落内の各棟に放水銃62基が設置されました。
普段は家の形をした収納箱に入っていますが、使用する時は小屋の屋根が自動で開き、放水銃が出てくるようになっています。
毎年2回、防火放水銃の点検及び防火講習が実施されるようになりました。
一斉放水中のかやぶきの里全体の風景をテレビや写真などで見て魅了され、実物を見学しに来る観光名所の1つになりました。
ただ、一斉放水は防火訓練訓練を目的としているので、地区に入る事は出来ません。
美山かやぶきの里の概要については、こちらでどうぞ→ 美山かやぶきの里
そして、その様子はこちらの動画でご覧いただけます!
もうとにかく「すごい」の一言ですよね!
こんな光景、他ではなかなか見ることはできないのではないでしょうか。
美山かやぶきの里一斉放水2019の日程
2019年5月20日・12月2日 13時30分〜開始
一斉放水は、まずサイレンが鳴らされます。
すると設置されている62基の放水銃から一斉に約5分間、水が放水されます。
美山かやぶきの里2019の一斉放水される日の混雑状況・渋滞
ここでは放水銃が左右に動いて水が放水されるので、とても迫力があります。
放水された瞬間は、水のベールで地区全体が包まれたようでとても幻想的です。
このような風景を味わえるので、見物に来られる方もたくさんいらっしゃいます。
この風景を一目見ようと、大混雑です。
正午すぎには、府道38号線に入り少し走るとノロノロ渋滞が始まります。
美山かやぶきの里まで目の鼻の先のところまで来ると渋滞状態になります。
ようやく到着しても、広い駐車場は満車です。
周辺は絶景をカメラで収めようと、午前10時前後には三脚を立てたりカメラを持った人がズラッと並んでいます。
放水時間が近づくにつれて、どこから来たんだろうと言うくらい、ドンドン人が増えて、大渋滞になります。
駐車場を出るのも渋滞が予想されます。
美山かやぶきの里へのアクセス方法
美山町には、電車も高速道路も通っていません。
電車の旅も楽しみたい方は、自宅最寄り駅から京都駅まで行き、
JR蘇我線に乗り換え『園部駅』から南丹市営バスに乗り継ぎバス停『北』で降りるとすぐです。
また、『園部駅』から出ている美山周遊バスにネットで予約すれば、直行バスで行く事も出来ます。
http://www.keihankyotokotsu.jp/info/sonobemiyama/
美山周遊バスは、大人往復2000円・小人往復1000円で、片道のみ購入可能です。
一斉放水の日は、「かやぶきの里」が起終点となりますので、事前確認が必要です。
車で色々散策しながら行きたい方は、京都縦貫自動車道園部ICから
国道162号線→府道38号線を走ると美山かやぶきの里に到着します。
私は、第二京阪門真ICから京滋バイパス、名神高速道路を経由して京都縦貫自動車道園部ICでおりました。
片道約3000円くらいでした。
美山かやぶきの里の駐車場は?無料?
美山かやぶきの里を道路で挟んだ向かいに結構広い敷地に専用駐車場があり、無料で駐車できます。
電車バスを利用して行く場合は、一斉放水を見物する他に寄りたい所がないか
計画を立ててから事前に時刻表など調べる事をオススメします。
美山かやぶきの里放水2019の料金
料金は、かかりません。無料です。
ただし美山民俗資料館に入館の際は、300円かかります。
美山かやぶきの里の感想・口コミ:ランチは?
一斉放水の風景に関しては、見物された方皆さん感動しておられるので、是非見ていただきたいです。
美山かやぶきの里内にかやぶき民家カフェ、
美山かやぶきの里専用駐車場にはお土産店とお食事処が一軒くらいしかないです。
なのでバス利用の方は、『園部駅』から直で行くより美山自然文化村で一旦下車し、
ランチをとってからまたバスに乗って行った方がいいとの意見が多数ありました。
ハイキングをせずに一斉放水と集落内の見学だけならあまり時間がかからない事と、
美山自然文化村が美山かやぶきの里を通り越した所にあるからと思います。
車の方は、行き帰りの渋滞を予想して国道沿いにあるレストランなどで済ませるか、
持参して場所取り兼かやぶき民家を見ながらランチをとると、風情があっていいと聞いたので、参考にしました。
空気も澄んでマイナスイオンたっぷりの場所でのランチは、美味しかったです。
ただし、外でランチとなれば、12月なので防寒対策は万全にして下さい。
岐阜県白川郷合掌造りとは違って数は少ないですが、
美山かやぶきの里の民家を離れたところから見ると昔話の中に入り込んだような、
タイムスリップしたような感じになりました。
懐かしさと慌しい毎日が嘘のようにほっこりしました。
一斉放水は放水銃が左右に動いて水が放水されるので、とても迫力があり、
放水された瞬間は、水のベールで地区全体が包まれたようでとても幻想的でした。
一斉放水の風景に関しては、見物された方皆さん感動されていた感じだったので、是非見ていただきたいです。
美山かやぶきの里内では花火、歩きたばこ、焚き火は厳禁です。
海外からの観光客も多い日本が世界に自慢できる貴重な文化財の1つです。
これを守るため、観光客の私たちも火災に気をつけ、ルールを守って楽しみたいです。
美山かやぶきの里2019:まとめ
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ただ、放水を見に行く時、ゴミは持ち帰ってほしいです。
また美山かやぶきの里内では花火、歩きたばこ、焚き火は厳禁です。海外からの観光客も多い日本が世界に自慢できる貴重な文化財の1つです。
これを守るため、観光客の私たちも火災に気をつけ、ルールを守って楽しみたいですね。