このページでは『時効警察はじめました』第6話のあらすじ・ネタバレや感想、『時効警察はじめました』を見逃してしまった方の視聴方法について紹介しています。
『時効警察はじめました』は、2019年10月11日スタートのテレビ朝日系列のドラマ(毎週金曜夜11時15分放送)です。
殺人事件の時効が廃止され、さらに窓際となった総武署時効管理課。FBIへの出向から12年ぶりに戻ってきた霧山修一朗ですが、時効を迎えた事件を私的に捜査するという“趣味”を再開。霧山が“単なる趣味”として未解決事件として捜査、時効で逃げ切った犯人に挑んでいきます。そして、真相を暴かれ真っ青になった犯人をあまり心配させないために、霧山は毎回犯人に一枚のカード「誰にも言いませんよカード」を手渡すのです…。
【キャスト】
霧山修一朗(オダギリジョー)、三日月しずか(麻生久美子)、彩雲真空(吉岡里帆)、又来康知(磯村勇斗)、十文字疾風(豊原功補)、又来(ふせえり)、サネイエ(江口のりこ)、蜂須賀(緋田康人)、諸沢(光石研)、熊本(岩松了)他
『時効警察はじめました』第6話のあらすじ
時効を迎えた事件を「趣味」で捜査する霧山修一朗。
今回追うのは、プロレスの試合中に起きた殺人事件!
「気合プロレス」のCEO・枕木葵は、倒産寸前だった気合プロレスにエンターテイメントを取り入れ人気プロレス団体へと成長させましたが、
実は気合プロレスの成功劇の途中には、世間が騒然となるような殺人事件がありました。
それは25年前・・・看板選手の丸山真剣がチャンピオン・土倉髑髏に挑んだ「気合プロレス」タイトルマッチでの出来事。
見事チャンピオンに勝利し、ベルト奪取に成功した丸山真剣に会場が沸きに沸く中、葵がトロフィーを渡そうとすると、丸山が立ったまま息絶えていることが判明します!
死因は頭部強打による脳内出血。
丸山の遺体の頭部を調べたところ、試合前に負ったと思われる「3」の形に似た傷跡が致命傷となった可能性があったため、殺人事件として捜査されることになりました。
土倉、葵、現在はシューレス猿又と名乗っているレフェリーのレッドシューズ猿又、高原本気ら所属レスラーが疑われますが、真相は解明されず、時効を迎えていました。
↓この先、ネタバレになります。
この事件を「趣味」で調べることにした霧山と助手の三日月は、最近プロレスにハマッているという彩雲に案内され「気合プロレス」を訪問しました。
葵と事件について話した霧山は、丸山のことを話すときに出る「ていうの」という口癖が引っかかります。
捜査を続けると、今では「気合プロレス」のエースである高原が丸山の弟子だったこと、さらに丸山が高原以外のレスラーを一方的に敵視していたということがわかりました。
さらに情報を集めるために霧山と三日月も彩雲に続いて「気合プロレス」の一般練習生となり、人間関係を探ろうとします。
すると、丸山が葵とも衝突していたことが判明。
霧山は葵に事件のことを聞こうとしますが・・・。
『時効警察はじめました』第6話の感想&あらすじ<続き>
今回は、彩雲の豹変が話題沸騰の6話でした。
今流行のプロレスが題材。
実はプロレス女子だという彩雲、今回も霧山の趣味の捜査に付き合います。
犯人は、CEOの葵でした。
実力主義の丸山と、エンターテインメントプロレスをやりたい葵の亀裂。
若い頃アメリカに渡り、本場でエンターテインメントプロレスにふれてきた葵にとって、丸山の発言は自分を否定するものだったのでしょう。
丸山が葵の考えるプロレスをバカにしたことが動機だったんですね。
どちらも、プロレスを愛していることには変わりないのですが、その信念の違うで起きた殺人。
殺人の時に使用された凶器を、ずっと肌身放さず杖にして持っていた葵の気持ちを思うと切ないですね。
そしてその凶器が、丸山がずっとほしがっていたトロフィーの一部というのもなんとも皮肉です。
また、葵に殴られたことで頭に重傷を追いながらも、タイトルマッチに出たいと死ぬ覚悟でリングにあがった丸山の思いも熱いものがありました。
現役のプロレスラーが多数出演した今回。
葵役の寺島しのぶさんがプロレス技を喰らわしたり、レフリー役が柳葉敏郎さんだったりと、今回もゲストが豪華。
しかし、一番の見所は、彩雲の豹変でした!
彩雲は事件の真相が明かされる時、いつも上司の十文字に邪魔され、犯人に「誰にも言いませんよカード」を渡す “おいしい” 場面に立ち会えなかったことがストレスとして爆発してしまいます!
雨の中、自ら顔に泥を塗り“ヒール”に変貌!
リングで霧山が葵に「事件はもう時効ですから、僕がこの件を口外することはありません……」と言い、お約束の「誰にも言いませんよカード」を取り出そうとした時、
「ちょっと待てコラァ!」と叫びながら乱入。
なぜか首に鎖まで巻き付け、「やっと間に合ったぞこの瞬間に……」とマイクパフォーマンスを始めます。
「ダークサイドに魂をうった、真面目にしていても割を食うばかり」と毒をはきまくり。
そして、「時効の証明として貴様にはこれを与えるからな!」と直筆した彩雲の「誰にも言いませんよカード」(ボール紙製)を犯人に渡そうとします。
そんな彩雲に三日月が密かに特訓していた卍固めをおみまいします。
彩雲に霧山とのふたりきりとの捜査を邪魔されていた?三日月の仕返しなのかとも思えましたね。
そんな中、さらっといつも通りの「誰にも言いませんよカード」を渡す霧山も素敵でした。
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『時効警察はじめました』第6話 まとめ
今シリーズから仲間入りした彩雲の神回とも言える今回。
個性的なメンツだらけの時効警察メンバーに入った彩雲のキャラが、ついに爆発した回でしたね。
吉岡里帆さんの演技も凶器さを残しつつ圧倒的な可愛さが光ってました。
これから彩雲がどんな変貌を遂げるのかも大変楽しみですね。
次回は、メガネ殺人。眼鏡フェチにはたまらない回となりそうですが・・・
次回も楽しみですね!