幸せそうな家族を見ると辛い・・・羨ましい・・・むかつく・・・
こんな思い、あなたはしていませんか?
その気持ち、わかります。
私も少し前まで、そう思うことがよくありました。
でも、夫にこのことを相談した時に、返ってきたレクチャーに「私はいい人と結婚したな〜」
と思わず夫のことを見直したので、その時のことを書かせてください。
少し前の私と同じような辛い思いをしていたあなたにも、参考になること間違いなしです。
ぜひ読んで、辛い思いから抜け出しましょう!
目次
まずは私の自己紹介をさせてください
キミが誰かなんて興味ないよ、という方は先を読み進めてください(笑)
でも、私がどうして「幸せそうな家族を見ると辛い」という風に思うようになったのか、
その背景を紹介させていただきたいと思います。
なるべくサクッと簡潔に終わらせますので(笑)
私は、プロフィールからわかるように、学生ママです。
大学に通う21歳で、1歳の息子、同じく学生で外国人の夫がいます。
私のプロフィールはこちらから見れますよ→こちら
夫がほぼ毎日アルバイトで稼いでくれていますが、そのお金で私たちは生活しています。
ただ、夫には失礼な話ですが、やはり生活にそこまで余裕はありません。
生活に余裕があって、子供が3人もいて、マイホーム・マイカーを持っている家族を見ると辛いのです。
それに比べて、私はスーパーで値引きされた野菜を探す毎日・・・
子供の頃に両親が離婚したのもあって、なおさら「家族」ということにこだわりがあります。
私は一人っ子でしたが、どうしても子供は2人、いや3人いるのが理想だと思ってしまうのです。
なので、自分にも子供はいますが、子供が3人いる家族なんて見ると目を背けたくなっていました。
本当は、子供なんてうるさくて苦手なんですけどね(^^;)
それでも、子供がたくさんいる家族を見ると、本当に辛かったです。
これが、私が「幸せそうな家族を見たくない」と思うようになった経緯です。
で、このことを夫に相談したんですね。
夫と結婚しながら、こんなことを言うのは「私は幸せではない」と言っているようなものだから
ちょっとどうかな・・・と思ったのですが、夫は真面目に答えてくれたのです。
彼が教えてくれたことを、ご紹介していきますね。
その家族、本当に幸せ?実態は本人にしかわからないよ
これ、当たり前のことですが言われてみるまで気づきませんでした。
つまり、あなたが「幸せそうな家族」と思っているその家族。
本当に幸せなんですか?て言う話です。
あくまでも「幸せそう」なんですよね。
じゃあ、本当は違うかもしれないじゃないですか。
- 外では幸せそうに振る舞うだけで、家の中では毎日喧嘩
- 優しい旦那を装っているけど、実はDV夫
- 子供は反抗期真っ只中、親に暴言・暴力・家出は当たり前
- 子供の受験・就職がうまくいかない
- 夫はギャンブル・浪費グセがある
- 夫婦仲良好に見えて、実はお互い不倫している
- 仮面夫婦
- 子供がたくさんできてしまい、全員を大学に行かせられない・生活が苦しい
こう言う家族だって言う可能性も、十分ありますよね?
と言うか、ここまででなくても、どの家族も何かしら問題を抱えているはずです。
だって、100%完璧な家族なんていないですから。
今うまくいっていたとしても、過去何か問題があったのかもしれないし、将来何か壁にぶち当たります。
ずーーーーーーっと全く何事もなく、うまくいくことはありません。
その実際のところの様子は、本人たちにしかわからないんですよね。
なので、その家族を「幸せそう」と思うのは勝手な思い込みで、
「本当はそんなことない」と断言できるわけです。
こう考えると、「あの家族も色々大変なんだろうな〜」と思えて、気が楽になりませんか?
まさに「隣の芝生は青い」ということです。
ドラマでも、「隣の家族は青く見える」っていうドラマがありましたよね!
同じように、あなたを羨ましく思う家族も
あなたは「あの幸せそうな家族、羨ましいなあ」と思っていると言うことは、
あなたのことを見ても「あの人(家族)幸せそうで、羨ましいなあ」と思っている人もいると思いませんか?
ええ、そりゃあいますよ。
「でも、私は幸せじゃないんです。幸せ要素ゼロです。」と思っても、
意外と他の人からはそれが幸せだったりするんです。
だって、幸せの定義って人それぞれじゃないですか。
例えば、
- 結婚したいのに、独身→自由になりたい、と思っている既婚者からしたら羨ましい
- 娘が欲しかったのに女の子ができなかった→息子が欲しかったのに、娘しかできなかった人からしたら羨ましい
- 裕福な家庭に生まれたかった→幼少期から両親はずっと働いていて、一人寂しく豪邸に残されていた人からしたら羨ましい
- 専業主婦だが、働きたい→専業主婦になりたいが、経済的な事情で働かざるを得ない人からしたら羨ましい
と、このように「あの家族(人)、羨ましいなあ」と思っていても、
実はその人から「あの家族(人)、羨ましいなあ」とあなたが思われているかもしれないのです!
こう考えると、ちょっと気分が良くなりますよね♪
自分のことに自信・誇りを持つことが大切です。
上には上が、下には下がいる
あなたは「あの家族幸せそう・・・・」と思っている。
つまり、「あの家族」は自分より上だと思っていると言うことですよね。
でも、上には上がいれば、下には下がいるんです。
あなたが「私なんて・・・私の家族なんて・・・」と
自分たちのことをどんなに下だと思っていても、下には下がいるんです。
あなたは、自分がどんなに幸せでない、結婚ができない、子供ができない、と思っていても
最低限の生活はできていますよね?
あなたよりよっぽどひどい状況の人はたくさんいます。
- 毎日生きるだけでも精一杯
- 食事はなんとか毎日食べられるくらい
- 毎日早朝から深夜までブラックバイト
- 家族は一人もいない、友人も頼れる人も誰もいない
- 貯金は1円もない
こんな人たちだって、いるんです。
これはあまりいい考え方ではないかもしれませんが、「自分より下の人がいる」
と思うだけでも、「自分の方がまだマシだ」と思えてきませんか?
それだけで自分のこと・家族のことに自信を持ち、誇らしくなることができます。
自信・誇りを持つだけで変わる
「幸せそうな家族を見ると辛い」
こう思う理由って、「自分・自分の家族に自信・誇りが持てないから」というのが一番の理由ではないかと思います。
自分たちにコンプレックスがあるから、本来であればそれは他の人から羨ましがられることなのに、自分で気づけない。
他人ばかりに目が向いて、「辛い」「見たくない」「羨ましい」「むかつく」と思ってしまうのです。
自分たちに自信を持っていれば、自分の生活で満足するようになって
他の「幸せそうな家族」なんて目が向かなくなります。
「自分たちなんて・・・」と思う人は、もう一度前の見出しの項目を読み返してください。
あなたが「なんて・・・」と思っていること、他の人には羨ましいことですよ。
まとめ
「幸せそうな家族を見ると辛い・・・羨ましい・・・むかつく・・・」と思う気持ち、わかります。
でも、考え方を変えると気持ちが楽になります。
- その家族が本当に幸せなのか、実態はわからない
- あなたのことを羨ましく思っている家族もいる。幸せの定義は人それぞれ
- 上には上がいるが、下にも下がいる
- つまり、自分たちに自信と誇りを持てばいい
ということです。
私はこれらを小1時間夫にレクチャーされ、目が覚めたような思いでした(笑)
そして、このことから私が思ったこと。
「こんなふうに考えられる夫と結婚して、よかったなあ」
と、私の幸せに気づくことができました。
このことで、自分に自信と誇りを持てるようになりましたね。
そしたら、「幸せそうな家族」なんて気にならなくなりましたよ!
人は人、自分は自分。
人と比べても、時間の無駄なだけです。
あなたにも、あなたの幸せに気づいていただければ嬉しいです。