どの国にもマナーやルールが存在しますよね。
それを知ることは、その国の文化や風習を知ることに繋がります。
現地の人との交流も多いでしょう。
その中でも、大切なコミュニケーションの場面の1つが食事です。
大事な社交の場で相手に嫌な気持ちにさせないためにも、ここではカナダでの食事に関するマナーをいくつかお伝えしたいと思います。
目次
一般的なマナー
すする音はたてない
まず、一般的に知られている海外での食事ルールの1つが「音を立てて食べない」です。これはカナダでも当てはまります。
ついつい日本人はラーメンをすすったりするのに慣れているので、やりがちですが、麺やスープを食べる際は音を立てないように注意しましょう。
人前でのげっぷはタブーです
他にも、食事中のマナーとして人前でげっぷをすることはタブーとされています。
思わず出てしまいそうな場合は、手やナプキンで口をおさえ、出てしまった後は必ず「Excuse me」と直ぐに言うようにしましょう。
遠くのものを取る時は声掛けを
カナダではよく家族や友人と自宅で食卓を囲むことがあります。
大人数でテーブルを囲む時に、人前を横切って調味料や料理を取ることはあまり良い行いではありません。
その際は、「Could you pass me~?」と近くの方にお願いしましょう。
英語を使う良い練習にもなりますよ。
屋外での飲酒は法律違反
更に、少し驚く方もいるかもしれませんが、カナダでは屋外での飲酒は法律で禁止されています。
気持ちが良いいからといって、海や公園などで飲むことは絶対にやめましょう。
外食時のマナー
その国に少しずつ慣れてきたら、友人と街の素敵なレストランに食事に出かけることもあるでしょう。
先ほどご紹介した一般的なマナーに加えて、ここでは外食時にまつわるマナーをご紹介します。
案内を待ちましょう
基本的にはスタッフが入り口にいて、人数をきかれます。
案内があるまでは勝手に着席せず、スタッフの指示に従いましょう。
完全禁煙
カナダのレストランやバーは基本全て禁煙です。喫煙する場合は、レストランの外の所定の場所で行いましょう。
各テーブルの担当とやりとりをしましょう
基本的にカナダでは自分のテーブルを担当するウェイターが決まっています。
そのため、席に着いた後にウェイターの方から挨拶にきてくれます。
ご飯の注文や精算は担当が周ってきてくれるので、その方にお願いするようにしましょう。
ウェイターを呼ぶ際も、日本のように「すいませ~ん」と大声で呼ぶことはマナー違反となりますので、手をあげる、目で合わせるなどしてコンタクトしましょう。
お会計は基本テーブルで
基本的にはテーブルでのお会計になります。
食事が終わったら担当のウェイターに伝え、伝票をもってきてもらいましょう。
カナダは日本よりもカード社会のため、ほとんどのレストランでクレジットカードが使えます。
チップは適切に
レストランなどで外食する場合は、サービスに対してチップを払うのがルールです。
日本にはない文化なので迷ってしまうとおもいますが、平均的には食事代金の10~15%です。
クレジットカード支払いの場合チップを含んだ金額、現金で支払う場合は精算後テーブルにチップ置いておきましょう。
もしくはチップを含んだ値段を渡しお釣りはいりませんと伝えましょう。
カナダの食事のマナー:まとめ
いかがでしたでしょうか?日本人は基本的に礼儀正しく、マナーにも忠実なため、カナダの食事のマナーに関してそこまで心配する必要はないと思います。
ただし、初めて知る食事のマナーもあると思うので、カナダへ行かれる前にご一読いただければ安心だと思います。
最初は慣れないマナーのルールに少し緊張することもありますよね。
ですが、そこもその国の個性と捉えて、ぜひその国の文化に触れる気持ちでカナダならではの食事を楽しんでみてください。
カナダの食事・食文化の特徴については、こちらの記事で→カナダの食事の特徴とは?食文化の違いを知っておこう!
カナダの食事はまずい?おいしくない?→ カナダの食事はまずい?美味しくない?逆においしい料理は
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