ふと思ったのですが、私、妊娠してから香水をつけなくなりました。
息子が9ヶ月になった今でも、滅多につけません。
赤ちゃんにはなんだか良くないような気がしますが、実際はどうなのでしょうか?
赤ちゃんの嗅覚と、香水が与える影響について調べてみました。
結論から言うと、赤ちゃんがまだ小さい時は、香水はつけない方がいいでしょう。なぜか?
赤ちゃんの嗅覚はどのくらい?
まず、そもそも赤ちゃんは大人と同じくらい香水の匂いがわかるのか知るために、
赤ちゃんの嗅覚について調べました。
赤ちゃんの嗅覚は、母親のお腹の中にいる妊娠20週ごろにほぼ完成します。
そして出生直後は、大人と同じくらいの嗅覚だと言われているんです。
何のためでしょう?
生まれてすぐの赤ちゃんは、視力が悪くて良く見えていません。
それでも、生きるために母乳を飲まなければいけません。
そこで、嗅覚を元に母乳を探し求めるんですね。
つまり、生きるために嗅覚が大人と同じくらい発達しているのです。
また、新生児期でも「お母さんのにおい」と「それ以外のにおい」を区別できるようになります。
このため、母親に抱っこされると落ち着くのに、
他の人に抱っこされると泣き出すことがあります。
これは、目で区別しているわけではありません(小さい時はまだほとんど見えませんからね)。
鼻でにおいを嗅ぎ分けているんですね。
香水は赤ちゃんに影響を与える?
前述のとおり、赤ちゃんの嗅覚は大人と同じくらい鋭いです。
母親が香水を使うと、母親自身のにおいを嗅ぎ分けにくくなってしまいます。
すると赤ちゃんを不安にさせてしまうかもしれないので、香水は控えたほうがいいでしょう。
香水だけでなく、アロマオイルの使用も控えた方が良さそうです。
これもやはり、母親のにおいをわかりにくくしてしまうためです。
赤ちゃんにつけてもいい香水?
しかし、中には赤ちゃんにつけてもいい香水も販売されているようです。
それが「ダッドウェイ」が販売する、フランスのブランド「Kaloo」のベビーフレグランス。
日本ではあまり浸透していませんが、フランスで発売されて以来、100ヶ国以上もの国で売れている商品だそう。
通常の香水とは違い、アルコールフリーで肌への刺激が少なく、1時間で香りが飛ぶのが特徴です。
と、赤ちゃんには香水などの刺激臭は与えないほうがいい、
という考え方が一般的ですが、世界にはこのようなものもあるんですね。
フランスでは赤ちゃんに香水をつけるのは当たり前、
と考えると、匂いに関してそこまで神経質になる必要はないのかもしれません。
あくまでも「赤ちゃんに使ってもいい」として売られている香水です。普通の香水を赤ちゃんに直接つけるのはやめましょう。
赤ちゃんは、お母さん自身のにおいを嗅いで安心します。
余計な不安を与えないために、しばらくは香水やアロマオイルを控えた方が無難でしょう。
子供が少し大きくなったら、弱い香りのする香水をつけ始めるといいと思います٩(„❛ ֊ ❛„)