山口ちょうちん祭りは数千本の竹につけた、約10万個の紅ちょうちんがまるで光のトンネルのように、夜の街を彩る幻想的なお祭りです。
ライトアップはたくさんの地域の山車がしていますが提灯で照らされた山笠や、
街中を優しい明かりの提灯が飾るのは、山口のちょうちんまつりだけではないでしょうか?
山口市はのんびりとして緑が豊かな県庁所在地ですが、8月初旬になると、中心商店街や駅通りは、
数万個の赤いちょうちんで埋め尽くされて、街中がとても美しくにぎやかになります。この時期山口の夏は紅色に染め上がります。
山口ちょうちんまつりは、山口県山口市の中心商店街やパークロード周辺で行われるお祭りです。広域の交通規制もありますので、混雑状況をよく調べて行くといいでしょう。
目次
山口ちょうちん祭り2019の日程はいつ?
山口ちょうちん祭りは例年8月6日、7日に行われます。
今年2019年も同じく、日程は8月6日(火)~8月7日(水)となっています。
開催地は、山口市中心商店街・パークロード・竪小路・湯田温泉です。
山口ちょうちん祭り2019の時間
山口ちょうちん祭りの時間は17時30分から22時00分までですが、
イベントによって時間が違います。
<ちょうちん笹飾り〉
- 6日18時30分〜21時30分 中心商店街・大殿・交通交流広場・一の坂川
- 7日18時30分~21時30分 中心商店街・交通交流広場・一の坂川
〈ちょうちんツリー〉
- 両日 18時30分〜21時30分 交通交流広場、
〈提灯山笠〉
- 巡行 6日20時〜21時 県道204号線・パークロード
〈提灯御輿 殿御輿2基、姫御輿1基巡行〉
- 6日 20時〜21時 県道204号線・パークロード
〈ミニちょうちんツリー〉
- 6日 18時30分〜21時30分 交通交流広場・ほたる広場
- 7日 18時30分〜21時30分 交通交流広場・ほたる広場・湯田温泉錦川通り・狐の足あと
〈つながる大殿 七夕ちょうちんの灯〉
- 6日 18時30分〜21時30分 築山神社・八坂神社・竪小路
〈yab舞楽祭2019〉
- 6日19時~21時30分 亀山公園特設ステージ
〈DANCE WAVE やまぐちMINAKOI のんた〉
- 7日17時30分~21時30分 亀山公園特設ステージ・パークロード・県道204号線(西京橋付近)
〈短冊飾り〉
- 6日18時30分~21時30分 ほたる広場
- 7日18時30分~21時30分 ほたる広場・湯田温泉錦川通り
〈湯田温泉〉
- 7日18時30分~21時30分 錦川通り・湯の町通り・狐の足あと
山口ちょうちんまつりの主な会場は、大きく分けると湯田温泉エリアと山口市エリアの2箇所にわかれます。
まず、湯田温泉エリアは、ホテルや旅館が立ち並ぶ錦川通りが会場です。
8月7日の夜はたくさんのちょうちんと短冊飾りが掲げられ温泉街をほんのりと浮かび上がらせます。
山口ちょうちん祭り2019の混雑状況
山口七夕ちょうちん祭りの2日間での観客動員数は約20万人です。
1日あたり10万人程度で、比較的混雑は緩和しています。
商店街が普段よりもちょっと賑わっている感じですね。
混雑するお祭りではベビーカーや車椅子の利用が難しかったりしますが、ここでは大丈夫そうです。
商店街の一部は若干混雑していますが、身動きできないような人の多さではありません。
しかし、車を利用される人は駐車場の確保が気になるところです。
時間帯によっては、会場近くの駐車場は混雑が予想されます。
山口ちょうちん祭り2019の駐車場情報!無料はある?
山口ちょうちん祭りの臨時駐車場として
- 県埋蔵文化財センター
- 県教育会館
- 県立山口図書館
この三カ所が、臨時駐車場として無料で開放される予定です。
しかし、無料で開催場所から近い為、すぐに満車となってしまいますので
お早めに駐車された方がいいですね。16:00頃には例年埋まってしまうそうです。
また、臨時駐車場の利用時間は17:30~23:00までです。時間には充分注意してください。
臨時駐車場が満車で止められなかった場合は、近隣の有料駐車場等をご利用ください。
周辺には有料駐車場もたくさんあるので、車が停められないという心配はありません。
山口中央パーキングは有料ですが1時間100円程度です。
例年と同じだとすると、こちらはお祭りが終わった後も
交通規制の区域外の駐車場になりますので、帰り道もスムーズに出庫が可能です。
さらには商店街で2,000円以上の買い物をすると、1時間無料になります。
道塚門前第1駐車場の料金は入庫してから90分まで100円、以降は100円ずつ加算ですが、
駐車券に当たりがあり、当たりが出ると90分無料で以降100円ずつ
加算となる楽しい仕組みがあります。
なお、当日は交通規制が17:00から行われていきますので、交通規制に従い走行してください。
🏮山口七夕ちょうちん祭り🏮
室町時代からの伝統なんですよ
毎年8月7日頃に開催です🌸
何度も訪れました🤗
めっちゃキレイです😇 pic.twitter.com/PGMfRU7C1A
— 🍒 花屋敷 怜 🍒 (@rey_252539) May 13, 2019
山口ちょうちん祭り2019の歴史・見どころ
山口ちょうちん祭りは室町時代に始まった、約500年の歴史ある祭りです。
山口を治めていた守護大名大内盛見が、お盆の夜に先祖の冥福を祈り、
笹竹の高灯籠に火を灯したことが始まりと言われています。
やがてそれが町民の間へ、盆行事として広まっていきました。
江戸時代は、旧暦7月7日が七夕でしたが、明治時代に、新しく採用された陽暦の
8月7日に「七夕まつり」を開催するようになりました。
戦時中は自粛をしていましたが、
1950年(昭和25年)に復活。昭和28年には8月6、7日の2日間開催となり、
昼間は短冊、7日の夜は紅ちょうちんを点灯しました。
昭和54年に「山口七夕ちょうちんまつり」と改称し、
ちょうちんは8月6、7日の2日間点灯され、この頃から趣向を凝らした山笠や御輿が登場するようになりました。
この頃から、ちょうちん飾りだけではなく趣向を凝らした山笠や御輿が登場するようになりました。
夕方、次第に暗くなっていくなか紅ちょうちんが点灯されていく様子はとても幻想的です。
火入れは、お祭りに来ているお客さんや観光客でもできるので、
お祭りを一緒に盛り上げていく感じがして嬉しいですよね。
山口七夕ちょうちんまつりと名がつくのも頷ける程、美しく街を紅色に灯る提灯の飾りは幻想的です。
パークロードの縦14.5m、幅38mの巨大な「すだれちょうちん」や、
約800個のちょうちんを飾った高さ15mのちょうちんツリーなど、華やかな飾りは見どころです。
殿御輿や姫御輿、ちょうちん山笠が練り歩き、よさこい、太鼓演奏、ダンスなどのステージイベントも楽しめます。
商店街の方たちも、地元の人たちもおおらかで親切ですよ。
山口ちょうちん祭り2019:まとめ
写真を見るだけで綺麗で幻想的な感じですよね。
やわらかな光でゆらめく提灯を見に山口七夕ちょうちん祭りへ出かけてみませんか?