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七五三はいつ?何する?初穂料?知っておきたい七五三の知識

投稿日:2019-10-21 更新日:

七五三はいつ?何する?初穂料?知っておきたい七五三の知識

子供の成長をお祝いする行事の七五三。

秋になるとそろそろ七五三かな?と思うものの、いつ、何をすればいいのか、初穂料っていくら包めばいいのか、など色々わからないことがたくさん。

そこで今回は、七五三の知っておきたい知識をまとめてみます。

七五三の由来

まずは、七五三の由来から見てみましょう。

七五三の起源は古く、平安時代と言われています。

当時は、3歳で男女とも髪を伸ばし始める「髪置きの儀(かみおきのぎ)」、5歳で男の子が袴を着始める「袴着の儀(はかまぎのぎ)」、7歳で女の子が帯を締める着物に変える「帯解の儀(おびときのぎ)」という儀式が執り行われていて、江戸時代の頃には武家へ、さらには一般庶民へとこの儀式が広まっていきました。

その後、明治時代になると「七五三」の名称で呼ばれるようになり、子供の成長を感謝し、今後も健やかであるよう神前でお参りする行事として広く定着し、現在に至っています。
 

七五三でなぜ千歳飴をもらうの?

七五三でもらう千歳飴。どんな意味があるのでしょうか?

千歳飴は江戸時代に浅草の飴屋・七兵衛が考案し、長い袋に千歳飴と書いたのがはじまりとされています。

千歳飴の「ちとせ」とは千年という意味で子供の健康と成長を、「長く伸びる」飴は長寿・延命を願う気持ちが込められています。
 

七五三はいつ? ~七五三の知識~

いざ七五三に行く日を決める時、困るのは「七五三がいつなのか?」ということです。

何となく秋が深まった頃というイメージがありますが、実は「七五三の日」というものがあり、毎年11月15日が「七五三の日」にあたります。

とはいえ、11月15日に必ずお参りしなければならないわけではなく、実際は10月下旬〜11月下旬の土日祝日にお参りするのが一般的です。

10月下旬〜11月下旬の間で天気やお子さんの体調など皆さんの都合の良い日を選んで、七五三のお参りをするようにしましょう。
 

七五三はなぜ11月15日なの?

11月15日に七五三をするようになったのには諸説ありますが、徳川三代将軍・家光が、後の五代将軍となる綱吉が病弱であることを心配し、健やかな成長を祈るために「袴着の儀」を執り行った日(11月15日)にならってお祝いをするようになったという説が有力です。

 

11月15日が土日や大安の場合は神社やお寺の混雑が予想されますので、「七五三の日」をあえて外すのも良いかもしれませんね。
 

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お子様の七五三は【スタジオマリオ】

 

七五三は何歳?満?数え?~七五三の知識~

七五三のお参りは子供の年齢の「満年齢」でする方が良いのか、それとも「数え年」でする方が良いのか、悩んでいる方も多いのでは?

でも、現代では「満年齢」でも「数え年」でも構わないとされているので悩まなくても大丈夫。

七五三は、昔は「数え年」ですることが多かったのですが、今は特段の決まりごとはありません。「満年齢」か「数え年」かは、ご自身の都合で決められます。

とはいえ、3歳のお参りは、可愛いから「数え年」でやりたいという方もいれば、駄々をこねられたら困るから「実年齢」でという方もいて、なかなか悩ましいところですよね。

そんな時は同い年のお友達と合わせて七五三をするのもおすすめです。
 

男の子・女の子の七五三~七五三の知識~

男の子と女の子では、七五三のお祝いをする年齢が異なります。

七五三の由来となった平安時代の儀式(髪置きの儀・袴着の儀・帯解の儀)にちなんで、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳が七五三のお祝いをする年齢となっています。

性別と年齢でお祝いするかどうか違ってきますので、注意しましょう。
 

七五三って何するの? ~七五三の知識~

七五三って何をするのか、何をすればいいのか、気になる方もいらっしゃると思います。

最近の七五三は、着物を着て神社やお寺でお参りをし、その後、写真館で記念写真を撮るのが一般的。お参りする場所は地元の神社がおすすめで、初穂料というお金を納めて、祝詞(のりと)をあげてもらいましょう。

人によっては、お参りの後、祖父母も呼んでお食事会という方も。

行事っぽくとらえがちな七五三ですが、本来は子供の成長を祝うもの。「子供の成長を感謝し、今後も健やかであるよう願う気持ち」をもって楽しくお祝いしてくださいね。
 

七五三の初穂料とは?~七五三の知識~

先程、お参りする神社に「初穂料」を納めると言いましたが、この初穂料について少し詳しく見てみることにします。

七五三の祈祷(祝詞:のりと)をあげてもらう際、初穂料を神社に納めます。初穂料とは、その年実った稲の代わりにお金を納めるという意味合いで昔からの習わしにちなんだ言葉です。

気になる初穂料の金額ですが、「お気持ちで」という神社もありますが、最近は 5,000円〜10,000円程度の金額を表示している“明朗会計”の神社が多くなっています。

納める初穂料は、財布からそのまま出すのではなく、紅白蝶結びの水引に『初穂料』と表書きした祝儀袋、もしくは白い封筒を用意し、子どもの名前と年齢を書いておくようにしましょう。

神社の受付で初穂料を納め、所定の用紙に子供の名前や年齢、住所などを記載すると、自分の子供用の祝詞を神主さんがあげてくれます。
 

親戚・知人からお祝いをいただいたら?~七五三の知識~

親戚や知人からいただいた七五三のお祝いのお返しはどうしたらいいのでしょうか?

最近は、千歳飴やお赤飯などをお返しする人が多いのですが、地域によって慣習が異なりますので、念の為、身近な方に確認してみましょう。

お返しする際は子どもの名前で、いただいた金額の半額〜1/3程度の予算を目安にお返します。
 

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以上、ここまで七五三で知っておきたい知識をまとめてみました。

七五三とはどんなお祝いなのか、改めて知った上で我が子のお祝いをするとまた違った気持ちになると思います。

七五三を「子供の成長を感謝し、今後も健やかであるよう願う」良い機会にしましょう。

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