2月の代表的な行事といえば節分ですね。
ネパール人の夫に説明するため、そして私自身もよくわかってないため(。-∀-)、
今日はそんな節分について調べてみました。
*英語でも書いてみました!内容は同じです。英語の勉強や、英語で外国人に説明したい時などにご活用ください→What is Setsubun (Bean Throwing Tradition) in Japan?
節分の由来
本来、節分とは漢字の通り、「季節を分ける日」です。
立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前日、年4回あるものでした。
ではなぜ現在は立春の前日、年1日だけなのでしょう?
昔、日本では立春が新年の始まりとして特に重視されていたため、次第に春の節分のみ残されていったのです。
節分は毎年2月3日と決まっていると思いがちですが、そうとも限りません。
立春の前日を指すため、立春の日にちにより変わります。
2018年は2月3日ですが、年によっては2月2日だったり、2月4日になったりします。
ちなみに、立春の日にちは地球と太陽の位置関係によって変わります。
豆まきの由来
節分は新年の始まりである立春の前日、つまり大晦日に当たる日であったため、
平安時代の宮中では、この日に古代中国から伝わった追儺(ついな)と呼ばれる、その年の厄を祓う行事がありました。
節分の夜には、鬼が出現しやすいと考えられていたのです。
室町時代にはこれが豆をまいて鬼を追い出す行事へと変化して行き、庶民にも広まりました。
この頃から、節分は立春の前日のみを指すようになりました。
正しい豆まきの仕方
節分に使う大豆は、生のものではなく炒った大豆(福豆)を使います。
生の豆だと、豆まきをした際に落ちて拾い忘れると、芽が出て縁起が悪いとされるからです。
さらに、「炒る」は「射る」に通じます。「豆」は「魔滅」に通じます。
つまり鬼(魔の目)に豆を射る(炒る)ことで「魔滅」(豆)となるわけです。
鬼は、夜にやってくるので豆まきは夜にしましょう。
本来は、一家の主人や年男が「鬼は〜外、福は〜内」と豆をまきます。
終わったら、その年の厄除けを願って自分の年の数、またはそれより1個余分の数(地域によって違います)の豆を食べます。
恵方巻きの食べ方
節分といえば豆まきともう一つ、恵方巻きもありますね。
恵方巻きは、太くて具材がたくさん入っている太巻きです。
七福神にちなんで、7種類の具材が入っているものが望ましいです。
恵方巻きは縁や福を切らないために、切らずに一人一本用意します。
その年に神様がいる方角(恵方)を向いて食べます。(2018年は、南南東です)
その時に、喋らずに無言で願い事をしながら1本丸かじりします。
以上、節分についてでした。これで自信を持って夫に説明できそうです(*`・ω・´)و
息子が少し大きくなった来年からは、我が家でも豆まきをしようと思いました♪・゚