前回、妊娠中の電車通勤の際、マタニティマークをつけて優先席付近に立つことは有効だとお話ししました。
★前回の記事はこちら→妊娠中でも安心して電車通勤するには
今回は、それについてもう少し詳しく書こうと思います。
席を譲ってもらえる、と思わない
悲しいですがこれが事実です。
妊婦だろうが、マタニティマークをつけていようが、
気づかない人、無視する人、気づいても気づかないふりをする人、色々な人がいます。
特に満員電車の場合、まずマタニティマークは人混みに埋もれて見えません(´°д°`)
さらに、仕事前や仕事後の人が多いと、みなさん大抵疲れて寝ています(笑)
か、スマホを見ているのでマタニティマークは気づかれません。
なので、私は、マタニティマークはもちろんつけていましたが、気づいてもらえればいいな〜くらいに思っていました。
もちろん、マークをあからさまに主張するようにはしません。
気づくかな?くらいにしていました。
ポイントは優先席の前に立つこと
優先席以外の席の前に立ってもいいのですが、
優先席付近だと座っている方も席を譲りやすいでしょう。
また、(残念ながら全員ではないですが)優先席に座っている人は、
そこに座っているぶん、「自分よりも席を必要としている人がいれば譲ろう」と言う意識がより高い可能性があります。
マタニティマークはつけましょうね
席譲れアピールをしているようでいやだなーとマタニティマークをつけないのは危険です。
そうです。
よくない、のではなく、危険です Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)え?
と言うのも、まず、初期の頃はお腹が目立たないので
一見妊婦さんかどうかわかりませんよね。
これでは席は譲られませんし、もし何かあった時、
例えば電車で意識を失って倒れた、となった時にマークなしでは妊婦だと思われません。
こういった意味で危険です。
また、お腹が目立つようになってきてからも、
マークがないとお腹がポッコリとした太った人なのか、妊婦さんなのか、
はたから見たらわかりにくいですよね。
席を譲ろうとしている人も、マタニティマークがないと、
「譲るべきか?でももしただの太った人だったら失礼だ...」
と余計に悩ませちゃうことになります。
大声で「私妊婦でーす!」と始終言えないですよね。
その代わりがマタニティマークです。
周囲に知らせるためにも、自分と赤ちゃんを守るためにもつけましょう。
席を譲ってもらったら、ありがたく座らせていただく
間違っても「いえ、大丈夫です」と断ってはいけません。
どんなに体調が良かったとしても。
断ると、譲ってくれた人も「え?」と戸惑ってしまいますし、
今後その人が妊婦に席を譲るのをためらってしまいます。
好意を無駄にしてしまうことになりますから、きちんとお礼を言って座らせていただきましょう。
いくらその時体調が良かったとしても、何があるかわかりません。
そのまま立っていたら、貧血で急に気持ち悪くなるかもしれません。
立っているよりも座っていた方が安心です。何かあってからでは遅いですからね。
この時、当たり前のように座るのではなく、きちんとお礼を言ってくださいね。
相手の方も気持ちよく譲れます。
私の経験をお話しします
電車で立っていた時に、急に気持ち悪くなり始めて意識が朦朧としたことがありました。
おそらく貧血だったと思います。
妊娠がわかってすぐの時だったので、マタニティマークはまだもらっていませんでした。
「あと1駅だから我慢...」と耐えていました。
(実際には、快速電車で1駅だったので各駅停車だと3駅分でした)
でも、意識を失いそうだったのでついに座り込みました。
幸い、その時は前の駅で多くの人が降りたのでそこまで混んでいなく、
前に座っていた人がすぐに気づいて席を譲ってくれました。
この時マタニティマークを持っていたら、もっと前に席を譲ってもらえていたと思います。
電車通勤する際、マタニティマークがどれほど大事かおわかりいただけたと思います。
ただ、マタニティハラスメントなんていう怖い実態もあります。
妊婦に対してあからさまに嫌なことを言ったり、押したり(!)する人がいるようです。
恐ろしいですね (((﹡•﹏•﹡)))
なのであくまでもマタニティマークは強い主張というよりも、
補助として身につけるといいでしょう。