もういい大人なのに、全然お金が貯まらないとお悩みのあなた。
どうすればお金が貯まるんだろうって、思いますよね。
お金を貯めて、投資にも資金が回せたら最高です。
そのためには、賢く貯金することが大事ですよ。
賢い貯金方法について、お教えします。
目次
賢い貯金の方法とは?自動定期預金の利用
自動定期預金とは?
自動定期預金の場合、毎月一定日に自動振替により定期預金口座に一定金額が入金されます。
普通預金や定期預金の場合は、自分で預金手続きをする必要がありますが、自動定期預金はその必要がありません。
預金額は自分で決めることができ、設定金額は1,000円から1万円(銀行によって異なります)までが主流です。
預金時期が決まっているところもあれば、自分で決められるところもあります。
自分で預金手続きするのは面倒ですし、忘れがち。
また、つい自分に甘えて今月は貯金しなくていいかなんて考えてしまいそうです。
しかし、自動定期預金なら、自分の感情に左右されることなく、機械的に貯金ができるのです。
自動定期預金は利率が高い
自動定期預金は、普通預金よりも金利が高いという特徴があります。
すぐに出し入れする必要がある場合は普通預金で入金するのがいいのですが、
お金を節約したい場合は、自動定期預金を使うと預金の総額がより増えます。
どうせ預けるなら、金利が高い方がいいですよね。
預けているだけでお金が入るんです。
節約したいと考えているなら、利率の高さには注目したいところ。
わざわざ預金の手続きをしなくていいという煩わしさからの開放だけでなく、
金利まで高いなんて、なんだか至れり尽くせりって感じですね。
賢い貯金の方法には財形貯蓄も魅力的!
財形貯蓄とは
財形貯蓄は、勤労者財産形成促進法に基づいて企業が導入した福利厚生の一つです。
企業が毎月の給料から定額を差し引いて金融機関に送金し、
企業を通じて貯蓄するためのシステムで、加入は任意です。
財産貯蓄は、誰でも利用できるわけではありません。
企業に勤めていない個人の方は利用できないことに注意です。
貯蓄の目的に応じて、3種類の財形貯蓄があります。
一般財形貯蓄とは、使用目的が制限されていない財形貯蓄です。
財形住宅貯蓄は、住居の購入、建築、改造などのお金を貯蓄することを目的としており、
原則として他の目的に使用することはできません。
老年生活のためにお金を貯蓄する財形年金貯蓄も、他の目的には使用できません。
財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は非課税
財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は、使用目的に制限があるため、
税務上の優遇措置があり、元本550万円までの利子が非課税となります。
この550万円は、元利複利で累積されているため、過去に発生した元本に含まれる利子を含みます。
さらに、非課税の対象額を超えると、
超過分の利子のみ課税されるのではなく、非課税部分の利子も含めて課税されます。
つまり、免税自体がなくなりますので、注意してください。
しかし、非課税であることは非常に魅力的ですね。
財形住宅貯蓄も、財形年金貯蓄も、積極的に利用していきたいところです。
目的が限定されている分、簡単には引き出せないところが貯蓄するにはもってこいです。
財形貯蓄、退職したらどうなるのでしょう
退職時に財形貯蓄をやめる人がたくさんいますが、退職後2年以内に再雇用され、
あなたの会社に財形貯蓄の制度があれば、従前の貯蓄を引き継ぐことができます。
仕事を辞めても、次の職場へ引き継ぐことができるなら、安心して財形貯蓄をりようできますね。
しかし、再雇用されなかったり、されてもその職場に財形貯蓄の精度がなかったを場合、
財形貯蓄を続けることができず、払い戻さなければなりません。
この場合、財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄は、目的外となり、遡及的に課税されます。
また、商品によっては、財形貯蓄をやめた結果として、
元本がなくなるおそれがありますので、事前に確認した方がいいです。
財形貯蓄の方が定期預金よりもいい?
財形貯蓄の経済的メリットは、特定の目的のために貯蓄する
「財形住宅貯蓄」および「財形年金貯蓄」の場合、利子に対する課税は非課税であることです。
税制上の優遇措置はありますが、元本550万円の上限があり、減税効果は限定的です。
また、目的以外の理由で引き出した場合、以前は非課税となっていた金額がすべて課税されます。
目的を限定しない「一般財型貯蓄制度」の場合、税の優遇はなく、利息の20%が預金と同じように課税されます。
また、金利面では、金利が高いということはなく、普通の銀行の定期預金と同じような利回りとなります。
このように見ると、財形貯蓄のメリットはあまりないように思えますが、
財産型貯蓄は給与から天引きされるため、貯蓄しやすい制度であるというメリットがあります。
投資を考えるなら、定期預金がいいかも
財形貯蓄を利用している場合、給料から差し引かれて貯蓄されますので、
それは半強制的になり、非常にお金を節約することができます。
元々、「貯蓄を推薦する」ために作られたシステムなので、お金を貯めるにはもってこいです。
実際に使っている人は知っていると思いますが、毎月1万円であっても、
毎月きちんとお金を貯めるのは難しいですが、きちんと貯まるとかなり大きな額になります。
引き出すときに会社に申し込む必要があるので、心理的に引き出すことに抵抗があります。
しかし、一方で、自分で運用すれば、お金を稼ぐこともできますが、財形貯蓄ではそれはかないません。
賢い貯金方法は、銀行を使うこと?:まとめ
定期預金にも、財形貯蓄にも、それぞれメリットとデメリットがありますね。
自分の状況に応じて、どちらがいいのか検討しましょう。
投資に自信のある人は定期預金がいいですし、運用はしないで、貯蓄一本でいくなら、財形貯蓄が良さそうですね。
また、財形貯蓄には非課税であることや、半強制的にお金が金融機関に送金されるので、
貯まりやすいといったメリットもあります。
賢い貯金方法は、賢い選択から。
あなたもぜひ、定期預金にするか、財形貯蓄にするか、よーく考えてみてください。