十月十日が過ぎ、大変だったお産を乗り越えてようやく会えた我が子。
ですが、生まれた瞬間からノンストップで育児は始まります。
自分の体調もまだ回復しないうちから昼夜問わずお世話をしていると、もちろん睡眠時間も削られ、初めての育児に対する不安もあるでしょう。
そのため、産後のお母さんはどうしても情緒不安定になりやすく、周囲に攻撃的な態度を取ってしまうことがあります。
これを、産後のガルガル期といいます。
ガルガル期はいつまで続くのか?どうやって対処したらいいのか?今日はそんなガルガル期について、実母に対しての産後のガルガル期について、私の実体験も交えてご紹介します。
目次
そもそも産後のガルガル期とは?
野生の動物が子供を守る時に「ガルルルっ」と鳴き相手を威嚇することがありますよね。
産後のお母さんには子供を守ろうとするこれと同じ症状が自然と起きるのです。
ガルガル期という名前の由来はそこからきていると言われています。
産後のガルガル期はなぜ起きるのか?
ガルガル期、産後のホルモンバランスの乱れが影響しているといわれています。
この変化によってお母さんは本能的に赤ちゃんを守る行動に出ることがあるのです。更には、産後の睡眠不足やストレスも原因と考えられています。
ガルガル期の症状としては警戒心が強くなるので、赤ちゃんに触れてほしくないと感じたり、
イライラして感情のコントロールが効かなかったり、情緒不安定になったりが挙げられます。
産後のガルガル期の実体験・実母に対してもあった
私自身も、娘を出産した際に産後のガルガル期を実体験しました。
その時はガルガル期とは気付かずにいましたが、ネットで調べているうちに自分が「ガルガル期だったんだ・・」と実感しました。
私の場合は4か月程で収まり、産後一番近くにいた実母に対してが一番強かったです。
私は産後は一カ月ほど実家に里帰りをしました。しかし、予定外の帝王切開で自身の回復が思ったより遅く、自宅に帰ってからも手伝ってもらいながら育児をするのがやっとでした。
日々傷が痛み、階段すら登れない私はなかなか長時間娘抱っこしてあげることができず、
そんな中抱っこしてあやしたり寝かしつけている実母に無意識で「体辛かったら抱っこしなくていいからね」と繰り返し言っていたのです。
実母にしたら「抱っこしてほしくない」と言われているように感じて、かなり気を悪くして1カ月経つ頃には大ゲンカ。
今になって思うと、自分も「すべてを自分でやらなきゃ」と気を張っていたのだと思うのですが、
もっと素直にかわいがってくれている実母に甘えればよかったと思いました。
私の場合は大ゲンカの後、次の日お互いに冷静になってから何がお互い不満だったのかを話し合いました。
先ほどの抱っこの件以外にも、実母からは細かい日常での動作(例えば水滴が床に落ちてたら拭くなど)も不満に思っていたようです。
私からは、自分の体が思ったように回復せず、やりたくてもできないことが多い気持ちを素直に話し、
子供を抱っこしてほしくないと思っていることは全くないという思いもしっかり伝えました。
話し合い後は、今までのイライラや「これを今すぐやらなきゃ!」という焦りも減り、自宅へ戻った今でもサポートしてくれている実母には感謝しています。
長く家を出て、久しぶりに実家に帰ればもちろん暮らし方や生活リズムも違いますし、ただでさえお母さんは、赤ちゃんのことだけで精一杯です。
実母の世代から比べると育児の仕方も家族のサポートの形も大きく変化しているのでしょうが、
周囲の理解が少しでもあるとお母さんも少しは気持ちの余裕がもてるのではないでしょうか。
産後のガルガル期をどう乗り越える?実母に対してある場合のポイントは
ガルガル期の期間は個人差がありますが、産後数カ月がピークだといわれています。
産褥期は自身の体の回復だけでも大変ですし、少し体調が回復したなと思うと育児の疲れがどっと出てきます。
そして赤ちゃんのリズムができるまで、数カ月は睡眠時間もかなり削られます。
そんな中でも辛いガルガル期を乗り越えるためのポイントをいくつかご紹介します。
休める時はひたすら休む
産後すぐは自身の体もまだ回復せず、痛みと戦いながらの育児になります。
更にまだ昼夜の区別がつかない赤ちゃんのお世話は24時間体制で続きます。
なので、赤ちゃんが寝たら自分もすかさず寝て、とにかく休むことが重要です。
家事などは基本的に夫や、里帰りしているなら実家の家族に任せて「自分の仕事は回復すること」と考えましょう。
もしミルク育児の場合は、夜中の授乳を変わってもらうのもいいと思います。睡眠不足は一番のストレスの原因です。1日夜眠れるだけで、気分は大きく違いますよ。
外出できるようになった外に出る!
1カ月の検診が無事終わると、自分の体も少しずつ回復してきますが、里帰りしていた人は自宅に戻ってくる頃になり、本格的に一人で育児に向き合っていかなくてはなりません。
そのため、四六時中泣いている赤ちゃんと家で格闘していると、疲れとストレスがたまってしまいます。
特にこれまで仕事をしていたのに、育児休暇に入る場合は、これまでと違って外出する時間が大きく減ります。
そういう場合には、自身の体調が良ければ意識的に子供と一緒に散歩にでかけてみましょう。
最初は緊張すると思いますが、まずは近所のスーパーやコンビニ等自分の用事に付き合わせるぐらいで大丈夫です。
徐々に慣れてきたら公園まで散歩に出たり、近所の子育て支援の場で同じ年齢の子供をもつお母さん達と交流することで悩みを解消できることも。
なにより、自分の気分転換にもつながります。赤ちゃんも意外と外に出ると色んな刺激を受けているので、大人しかったりもします。
普段はインドア派の私ですが、流石に毎日泣いている子供と家にいるとストレスがたまりました。
たまに子供を連れて外出すると、思いの外気分がすっきりして、子供だけでなく私自身にとっても良かったです。
夫婦の時間を大切にする
やはり一番そばにいる旦那さんの理解は不可欠です。
近くにいる存在だからこそ、不安定な気持ちを理解してもらえないとガルガル期は悪化し、産後クライシスにもなりかねません。
以前のように2人の時間を取るのは難しいかもしれませんが、大事な子供の父親である旦那さんと不安や悩みなどは共有し、理解してもらいましょう。
産後のガルガル期(実母にある場合):まとめ
ガルガル期は多くの女性が経験するものです。育児とはそれだけハードなお仕事なのです。
なので、今までの生活と同じことができなくても自分を責めないでください。
そして、産後のお母さんの周りの方の理解がとても重要です。ぜひ遠慮なく皆さんのサポートを受けましょう。