冬の京都旅行は、靴選びで思い出の第一声が「楽しかった」になるか「寒かった」になるかが決まってしまいます。
ちょっと大げさに聞こえますが、それくらい冬の京都旅行の靴選びは大事なんです!
行く前は、冷たく澄んだ空気で景色も綺麗に見えて、イメージが膨らんで楽しみにしています。でも、帰って来たら寒かったことが1番の思い出になっている事はよくある話しです。
そうならない為に、京都出身の私が、冬の京都旅行にぴったり合う靴のポイントをご紹介します。
冬の京都旅行は、服装よりも靴選びが大事!
冬の京都の寒さが北国と違うところ、それは、ズバリ『底冷え』です。
冬の京都も、雪が降る事もあるくらい寒いです。雪化粧をしたお寺をテレビや写真などで見た事があると思います。
でも、京都の観光名所では、雪国ほどたくさん雪が降るわけではありません。
だから厚手の上着を羽織れば大丈夫、と思っている人が多いです。
でも、それは間違いです。
せっかくの旅行が、台無しにならない為に覚えておきましょう。
雪国では服の対策で寒さをなんとかすることができますが、京都はいくら厚手の服を着ても対策になりません。
京都の寒さは、足元から来ます。足先から冷えが来て、しばらくすると体の芯まで冷えてしまっています。
足元がいったん冷えてしまうと、温めるのに一苦労します。
北国の寒さとは別物だ、と北海道出身の父が声を大にして毎年のように言っていたので間違いないです。
冬の京都旅行は、足元の対策を怠ってはいけないのです。
では、足元を冷えから守るために、どんな靴を選んだらいいのでしょう?
冬の京都旅行にぴったりの靴はこれ!
温かい靴となると、真っ先に思い浮かぶのがムートンブーツです。
でも、京都旅行という事を考えると、この靴は不向きです。
電車やバスなどで移動することもありますが、歩いての観光が主になります。
歩く京都なので、ムートンブーツだと足が疲れてしまいます。
もちろんピンヒールも疲れてしまうので、避けて下さい。
じゃあ、どんな靴が良いのか?というと、足首まで隠れる踵のない、ファスナー付きショートブーツをオススメします。
例えば、こういうの↓
めちゃめちゃスタイリッシュでデザインが良い!
ただ、やはり人気のようで、今すぐにでも完売になりそう・・・
であれば、手頃な値段のこちらもオススメです。
こちらもシンプルで、ローヒールなのが嬉しい♪
また、厚手の靴下を履いて靴を履く方がいいので、それを見越して普通の靴下を履いた時に少しゆとりのある靴がいいです。
これは、歩いて足が痛くならないようにです。
靴底は、スニーカーのような感じのものがベストです。
ペタンコ靴が苦手と言う方は、ヒールの高さが5㎝までのもので踵部分と地面の接地面が広いものが疲れにくいですよ。
冬の京都旅行、お寺の参拝もこの靴で大丈夫!
京都に行ったからには、誰でも1つくらいお寺に参拝しますよね。
せっかくだから、本堂の中にも寄って行こうとなります。
ここで、最大の問題が発生します。
お寺の門をくぐって、綺麗に並べられた石畳や小石が敷き詰められた所を歩いて本堂まで行きます。
靴選びを間違えてヒールで行ってしまうと、石畳と石畳の隙間にヒールが入ってしまったり、小石の踏みどころが悪くて転倒または捻挫をしてしまう恐れもあります。
本堂に着いて、更なる問題発生です。
本堂の中に入るには、靴を脱がないといけないのです。次から次へとと参拝する方が出たり入ったりする場所なので、脱ぎ履きに手間取っているとかなりの迷惑になります。
ここで役に立つのが、先ほどご紹介した靴、厚手の靴下にファスナー付きショートブーツです。素早く開閉でき、脱ぎ履きもとても楽です。
靴を脱いだら、冷たい廊下を歩きながら説明を聞く場合もあります。
温かさを重視して選んだムートンブーツは、温かくなり過ぎて廊下との温度差を直に受けてしまって、足元が一気に冷えてしまいます。
最終的に、体全体が寒くなっていきます。
そうなると、今まで楽しく過ごしていたのに残念ですよね。
「冬の京都旅行にぴったりの靴」まとめ
『オシャレは足元から』と言う言葉を良く耳にすると思います。
冬の京都の寒さ対策は、同じように、足元からです。
冬の京都旅行を最大限に楽しむ為のぴったりの靴は、やっぱりファスナー付きショ―トブーツです。
温かく脱ぎ履きしやすい、足疲れ知らずで古都の風景を思う存分楽しんでみたいですよね!
旅行後の第一声が、「楽しかった」となればいうことありません。
そして、もちろん服装もある程度防寒対策が必要なので、暖かくして冬の京都旅行を楽しんできてください♪