人工授精を受けた体験談〜治療の流れ痛み

妊活・不妊治療

人工授精を受けた体験談〜治療の流れ、痛みは?

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「これまでタイミング法で妊活をしてきたけど、なかなか授からない」「人工授精へのステップアップを検討しているけど、痛そうだし、費用も高そうで迷う」

そんな風に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

妊活3年目の私も、タイミング法から人工授精へステップアップを考えた時にはとても悩み、いろいろな体験談や口コミなどを読み漁っていたのですが、先日ついに人工授精にチャレンジしました!

そこで今回は、治療の流れや痛みなど人工授精を実際に受けてみてわかったことなどを詳しくご紹介していきます。

同じように不安や疑問を持っている方の手助けになれば幸いです。

人工授精体験談〜タイミング法から人工授精へステップアップした経緯

筆者は現在32歳、夫は31歳で、もうすぐ結婚4年目になります。

そんな私たち夫婦は、いつ子供ができても良いなと思っていたので、結婚1年目から妊活をスタートしました。

結婚2年目までの妊活では、特にクリニックなどには通わず、いわゆる「おうち妊活」を実施。

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具体的には基礎体温を毎日測って、排卵日予測アプリに記録し、排卵日前後にタイミングを取るようにするなどです。

その他にも、食生活に気を配ったり、葉酸サプリを飲んだり、身体の巡りを良くするためにヨガにも取り組んだりしていました。

しかし、それでもなかなか妊娠せず・・・。

 

妊活3年目になり、いよいよ「これは不妊症かもしれない」と思い、不妊専門クリニックに行くことにしました。

不妊治療の方針を決めるための最初の検査で子宮内膜ポリープが見つかったため、すぐに切除し、その後、卵管の詰まりがないかどうかをチェックする卵管造影を実施。

この卵管造影を行ってから半年間は卵管の通りがよくなる「妊活のゴールデンタイム」と言われているため、それにも期待しつつ、医師の指導によるタイミング法に取り組むことにしました。

 

「卵管造影後のゴールデンタイムだし、お医者さんにタイミングをばっちり見てもらっているし、きっと妊娠できるはず!」と思っていたのですが、残念ながら妊娠には至らず。

タイミング法を3周期行ったところで、「そろそろステップアップを考えた方が良いかもしれません」と医師から声をかけられました。

タイミング法から人工授精へのステップアップは、正直心理的なハードルが高く悩みました。

 

でも、人工授精の場合、精子が卵子にたどり着くまでの道のりが大幅に短縮されるため、タイミング法でなかなか妊娠しなかった人でもスルッと妊娠できる場合があるとのこと。

「それなら試してみる価値は十分にある!やってみよう!」と夫婦で意見が一致したので勇気を出してチャレンジしてみることにしたのでした。
 

人工授精、当日までの流れ

人工授精の流れは人によって多少変わるかもしれませんが、私の場合はまず「レトロゾール」という卵胞を育てるための飲み薬を生理3日目から3日間、1日1錠ずつ服用しました。

「レトロゾール」は、女性ホルモンのエストロゲンを低下させることで、脳の視床下部に卵胞刺激ホルモンの分泌を促し、卵胞を発育させるという役割があります。

副作用としては、ほてり、頭痛、関節痛、吐き気、発疹、かゆみ、めまいなどが挙げられていますが、実際に飲んだところ、2日目に少し頭痛の症状があったぐらいで、他の症状は出ませんでした。

 

そして、生理開始から10日後に卵胞の状態を確認するため、超音波検査を行いました。

その時の卵胞の大きさは約18ミリ。

卵胞は18ミリ以上になると、いつ排卵してもおかしくない大きさのため、急遽翌日に人工授精をすることに決まりました。

 

ただ、翌日は平日のため夫は仕事。

人工授精に使う精液は、射精後3時間以内に採取したものでないといけないため、急いで夫に連絡をし、有給休暇をとってもらうことでなんとかスケジュールを調整することができました。

 

人工授精前日には、人工授精前に排卵してしまうことを防ぐための「ブセレキュア」という点鼻薬を決められた時間に点鼻します。

排卵のタイミングを細かく計算して時間を指定しているとのことで、必ず正確な時間に点鼻するようにと念を押されました。

場合によっては点鼻薬でなく、注射や飲み薬になることもあるそうです。
 

人工授精当日の朝、精液の採取からスタート

当日は朝10時に病院へ。

受付で同意書を提出したら、まずは夫の精液採取からスタートです。

「採精室」という精液を採取するための個室が用意されているため、そこに夫が1人でこもり、その間、私は待合室でおとなしく待機です。

無事に提出用の容器に精液を採取できたら、夫がそのまま培養室へ提出します。

そして提出した精液は、胚培養士が遠心分離器にかけて運動良好な精子とそうでない精子を分離させ、運動良好な精子を洗浄濃縮します。

なぜわざわざ精子を洗浄するのかというと、通常の性交の場合は殺菌作用のある酸性で保たれた膣を通って精子が子宮に入っていくのに対して、人工授精の場合は子宮内に直接精子を注ぎ込むため、採取したままの精液を使うと子宮内に雑菌が入ってしまうからとのこと。

この精子調整にかかる時間はだいたい1時間ほど。

その間に一旦病院を出て、お昼ごはんを食べてから戻ると、ほどなくして診察室に呼ばれました。
 

精製された精子を柔らかいチューブで子宮内に注入。痛みは?

ついに人工授精本番です。

まずは医師から夫の精子について検査報告があります。

精子の基準値は、精液量1.5ml以上、精子濃度15.0×10の6乗/ml以上、運動率40.0%以上、奇形率96.0%未満とされており、これをクリアできていれば回収良好とのこと。

また、大幅に下回っている場合はその周期の人工授精はキャンセルになる可能性があるとのことでした。

 

今回は無事に回収良好だったので、いよいよ精子を子宮に注入です。

いつもの診察と同じようにスカート、ショーツなど下に履いているものを全て脱ぎ、診察台に座ります。

下半身はカーテンの向こう側にあるため、実際に見ることはできませんでしたが、柔らかく細いチューブを膣から子宮内に挿入されます。

下腹部に少し違和感はありますが、チューブが柔らかいので挿入した時の痛みはありませんでした。

「それではゆっくり注入していきますね」と言われ注入が始まると、少しだけ圧迫感があり、20秒くらいで終了。すぐにチューブが抜かれました。

子宮内に入った精子は重力に関係なく卵子めがけて進んでいくため、特に安静にする必要はなく、人工授精の処置はこれで完了です。
 

人工授精後について、かかった費用は?

人工授精後は少量の出血がありましたが、特に心配はないとのことでした。

あとは人工授精の翌々日から、子宮内膜を厚くして着床を促し、高温期を維持する効果がある「デュファストン」という錠剤を10日間服用し、受精卵がうまく着床するのをワクワクしながら待つばかりです。

 

ちなみに、今回の人工授精にかかった費用は28,000円ほど(保険適用外)でした。

今後の流れとしては、もし人工授精から3週間たっても生理が来なければ妊娠検査薬を使ってチェック。

生理が来てしまった場合は次の周期のための相談をするために再度病院に行くという流れとなります。
 

「人工授精を受けた体験談〜治療の流れや痛み」まとめ

今回は、30代の私たち夫婦が実際に人工授精を受けてわかったことなどをご紹介しました。

感想としては、想像していた以上にあっという間で「え!?もう終わり!?」と言う感じでした。

費用は保険適用外のため結構な痛手になるかもしれませんが、これだけ身体的負担が少なく実施できるのであればチャレンジしてみるのも良いのではないかと思います。

また、薬の服用に抵抗がある人は薬を使わずに、より自然に近い状態で治療を行うこともできるそうですので、ぜひ担当の医師に確認してみてくださいね。

 

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